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ネパールひとり旅 『スニーカーでハイキング』

2020年1月 ネパール旅行記 Vol.07

オーストラリアンキャンプまで400mを歩く。

ガイドなしでも大丈夫!俺の経験上、迷った旅行者は1人もいない。登山靴?いらんいらん!今履いてるスニーカーで十分だっ。
と言う宿のオーナーの言葉を信じ、丸腰で挑んだ”ハイキング”だったが、地味にキツい。しかも道標の矢印がかなりぼんやり!指す方向に道が二つあったりする。

これは眉間に力を込めて、第三の目で正しい道を見極めるしかない。
それができなければ、すれ違う人に聞くんだ!

この赤と白のペンキが目印と言われたんだけど、そんなに見たかな、、。
このハイキング、オーナーが言うほど楽じゃないよ。
これもスタート地点近辺にあった看板。
こーゆーのあるなら安心!って思ったけど、ここ以降の道中、ひとつも見てない気が。

ということで、村人が通ったら、必ずright direction であることを確認しながら進む。

キッズたちが『キャンディ!キャンディ!』と言って寄ってきます。
ろくなキャンディ持ってなかったオレ、ミルク味で中にチョコが入ってるやつあげたら、
即口に放り込んで、そして微妙な顔してたな。イチゴとかリンゴの飴がいいかもね。
結構キツイ。
結構キツイのわかってくれるよね!?
爺さん健脚!タバコの葉かな?最初現れた時、まじで緑のムックだと思ったよ。

村人は、ぜいぜい言いながら登っている私を尻目に、大きな荷物をものともせず、ゴムサンダルでひょいひょい登っていく。『これはスキルだ。』私だって人にぶつからずに新宿駅南口から東口へ渡る術を持っている。これはスキルだ。…と大荷物の爺さんに追い越される自分を慰めながら進む。

途中、フランスから来たというマダム&ムシューの3人組に出くわす。
そして彼らが雇っていたガイドさんにいろいろと助けてもらう。
宿を取らずに向かってたんだけど、彼らがその場で手配してくれた。

フランス組は、ここは通過点で、何日かかけていろんな山を巡ると言っていた。
ガイドさんは英語はもちろんフランス語も堪能。
荷物持ちのアシスタントさんもとても親切で、且つさすがのパワー。

あとで知ったんだけど、オーストラリアンキャンプの宿、満室のことがあったり、そうじゃなくても、いちげんさんには予約させてくれなかったりするらしく、事前確保には多少のコネが必要だったらしい。

ガイドさんたちに感謝です。

身体の機微に鈍感なアタイ、持参した水を一切飲まずここまできたんだけど、
途中、フランス組との合同休憩にて初めて水をキメたら、五臓六腑が一気に覚醒した。
水って大事ですね。


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