📚教師の作法「指導」を読んで
みなさん、こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、野口芳宏さんの著書、教師の作法「指導」を読んで感じたことや思ったことを書いていきたいと思います。
書籍整理をしていたら出てきたので、久しぶりに読んだのですが、改めて読むと気になるところも違うなと感じました。
色々書きたいことはあるのですが、3点に絞ってご紹介します。
目次は以下の通りです。
※1⃣~3⃣の見出しは、書籍からの言葉を引用しています。
1⃣自分自身の生き方で他の人に影響を与える「教育」について
✅「教育」は、正解や目的地を示すだけの行為ではない
✅その人自身の生き方によって周囲の人々に影響を与えていくこと
※書籍より引用
何を教えるか、どう教えるかについては、普段、考える機会は多いです😌
しかし、自分自身の生き方によって、人に影響を与えるという視点については、振り返ることが少ないなと感じています💦
ですが、かなり長い時間を子どもと一緒に過ごす教員の生き方は、子どもたちの成長に良くも悪くも大きく影響することだと思います。
✅普段の授業で何を教えるか、どういったノウハウを用いるのかなどについて考えるのと同等か、それ以上に、自分の生き方を振り返ったり、考えたりすることは大切だと改めて思いました。
これは、どうするのが良いとか悪いとかそういう単純な話ではないと思います。
自分で自分の生き方を考え、歩み続けていく姿を見せるのが大切だなと感じました🙂
2⃣向上的受容について
✅向上的受容とは、
・小さなことでいいから、毎日少しずつ成長していくこと
・また、その成長を喜びとすること
※書籍より引用
教員が、成長し続け、その姿を子どもに見せていくことが、子どもを成長させる上で、大事なことだと私も思います。
失敗したら、やり直したり、間違えたら、素直に非を認めたりする。
✅そういう見栄を張らない、素直な姿勢をもって日々過ごしていくことが大切であるということを改めて感じました。
理想を求めて、日々、変わっていこうとする意志と行動、変容が大事
と著者の野口さんも書いています。
教員だから…とか、大人だから…とかそういうことではなく、一人の人として、行動していくことが大切ではないかなと私は思いました。
3⃣発達を待つことの大切さについて
✅子どもによっ発達段階は異なる
✅焦らず、諦めない
※書籍より引用
ついつい、私たち大人は、子どもをせかしてしまったり、できてないことに焦って過剰な手助けをしてしまったりします。
一律で何かをさせるということが多い学校という現場では、そういうことが日々、起きていると思います。
私も、恥ずかしながら、そういう対応をしてしまったことがあります。
しかし、落ち着いて考えてみれば、子どもによって、成長の度合いや得手不得手は違うのだから、差異があって当然です。
✅その当然としっかりと向き合って、できる限り、待つという姿勢を忘れないようにすることはとても大切だと改めて思いました。
「きっと子どもはできるようになる。」という気持ちをもって、子どもと接して、頑張りや成長のタイミングを見逃さずに支援をしていけば、きっと子ども達を今よりももっと伸ばすことができると感じました💡
学校の時間は無制限ではなく、一人ひとりに割くことができる時間もそれほど多くはありません。
しかし、諦めずに待つ、タイミングをみて支援をするという気持ちをもって接しているのとそうでないのでは、きっと子どもの成長に差がでると思います。
✅できることをできる範囲でやりつつ、教員自身も力を付けて、できることを増やしていけるようにするのが大事ではないかなと私は感じました。
以上、野口芳宏さんの著書、教師の作法「指導」を読んで感じたことや思ったことについてでした。
・💌読んで下さった方々へ
最後までお読みいただきありがとうございます。
記事に書いたこと以外にも、普段の生活でおざなりになっているなぁと思うことが多々ありました。
本を読んで、指導法や働き方だけでなく、自分の仕事への向き合い方についてもまた改めて考えていきたいと思いました。
改めて仕事についての向き合い方を考えるには、オススメの一冊です。
また、一度読んだ書籍をもう一度読むというのは、また違った学びができるなと感じた次第です。
やっぱり読書って面白いですね。
ちょっと、本棚を振り返ってみたいと思います。
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