他学年と交流することの大切さ
うちの学校では、1年生を迎える会が行われました。
テレビの放送ではありましたが、1年生は、校長や上級生からメッセージをもらったり、2年生からのプレゼントをもらったりしてとても喜んでいる様子でした。
何人もの子が、「今日~してくれた人は、何年生の人なんだろう?」と興味をもったり、「おにいさんたちと遊びたいな」と他の学年とのつながりをもちたいと考えたりしていました。
中には、実感のわかない子もいたかもしれませんが、この会をきっかけに、1年生は、学校の中の世界が広がったのではないかと思います。
コロナ対策により、他学年との気軽な交流が難しくなっている今ですが、改めて、こうした他学年との交流を企画したり、実際に行ったりすることの今回、感じました。
上級生は、下級生と、下級生は上級生と接することで、自分の果たせる役割や他者への信頼感、異年齢との交流の仕方など、実に様々なことを感じたり、学んだりすることができると思います。
行事を削減する方向に学校全体が動いている中で、ちょっと逆行するような考え方かもしれませんが、なるべく時間的な負担なく、こうした異年齢交流が気軽にできるようになると学校全体の雰囲気も変わりそうだなと考えています。
コロナの影響下で、こうした異学年交流は、削減方向に動くことが予想されますが、個人的には、ぜひ落ち着いたらどんどんフランクにでも実施していってほしいと思っています。
子どもたちは、形式等細かいことはあまり気に留めていなように思いますので、遊ぶ機会や交流する時間さえあれば、いくらでもこちらの意図を超えた学びをしてくれそうです。
異年齢との交流で学ぶことは、これからの子どもたちの生活にきっと良い影響を与えてくれると思いますので、ぜひ、他の学校でも、コロナが落ち着いたら、どんどんまた再開してくれることを願っております。
学ぶことの多い一年生を迎える会でした。
今回もお読みいただきありがとうございました。