先生は大人のモデル?
学校で、子どもたちは、先生のことをとてもよく見ているなと私は、思っています。
共に過ごす期間が長くなるにつれ、先生にどことなく似てくると印象があります。
例えば、言葉遣いや声のかけかた、コミュニケーションのとりかたなども先生に似てきます。
これは、小学校の学級担任あるあるな気がします。
やはり長い時間を共に過ごすだけあって、一挙手一投足が子どもに影響を与えているのだなと痛感します。
それを加味するとある意味で、私たちは、一人の大人としてのモデル【見本】のような役割を普段から果たしていると言えます。
では、私たち教師は、どうふるまうべきなのでしょうか。
個人的には、一人の人間として、子どもが「楽しそうに生きているな」と思うような姿を見せていきたいなと考え、日々仕事をしています。
ざっくりいうと、私の場合、結構自然体に近い形で日々を楽しむようにしています。
無理に着飾りすぎるとかえって不自然な気がしてならないのです。
よく「教師は、役者であれ」と言われることがありますが、ずっと演じている姿を見せることが果たして良いのかなと個人的には思うのです。
ですから、私は、自然体に近い形で子どもたちと接するようにしています。
しかし、当然ですが、自分の自然体が子どもにとって良い見本とならない面もあります。
そのあたりは、自然体で過ごしていく上で、悪影響を及ぼさないように注意や工夫をしています。
そういう意味では、ちょっと演じてしまっているところはありますが、「できるだけ自然体」を意識して、過ごすようにしています。
職員室での話題も何かに付けて、教え方や日々の業務にフォーカスされることの多い昨今ですが、先生は子どもにとって「一人の大人の見本」ということについて改めて認識する必要があると思います。
その上で、子どもにこれからを生きていく力をつけていくために、個々人がどう振舞っていくかをしっかりと考えて、仕事をしていくことが大切なのではないでしょうか。
子どもにとっても、保護者にとっても、魅力ある一人の大人でありたいなと思う今日この頃です。
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