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📚アドラー心理学で変わる学級経営からの学び③

みなさん、こんにちは、旅人先生Xです。

今日も、以前読んだ、赤坂真司さんの著書「アドラー心理学で変わる学級経営」からの学びについてご紹介します。

今回は、最終回、その③です。




✅アドラー心理学で変わる学級経営からの学び①はコチラ

✅アドラー心理学で変わる学級経営からの学び②はコチラ




この記事は、学級経営とありますが、子どもに関わる人には、特にオススメの内容です。



目次は以下の通りです。


1⃣勇気づけのテクニック10選


書籍の中で紹介されていた勇気づけのテクニックをご紹介します。


勇気付けのテクニック10選

①貢献や協力に注目する
②過程を重視
③達成できている成果を指摘
④失敗をも受け入れる
⑤個人の成長を重視
⑥相手に判断を委ねる
⑦肯定的表現を使う
⑧アイメッセージをつかう。
⑨意見言葉をつかう
⑩感謝し共感する




こうしたテクニックは、コーチングのスキルや子どもへの声掛けスキルに通じるものがあるのではないかなと感じます。

一つひとつについて細かく書くことは割愛しますが、

私のオススメは、日常で子どもと接するときに、上記の10個のスキルで、生かせそうな方法から順に取り入れていくことです。




こうした子どもとの関わりのスキルや方法は数多紹介されていますが、それを適応する機会が作られないことがほとんどかなと思います。

うなずく




スキルや方法を1つずつでも試していくことが子どもの行動や成長に影響を与えることに繋がるのではないかと私は考えています。

ぜひ、まずは1つ。

試してみてください。

オススメ





2⃣子どもと一緒に歩む次の行動への5ステップ


子どもと一緒に次の行動を起こしていくために行う5つの準備をご紹介します。

5つのステップは、

①関係の樹立→②目標の一致→③課題の分離→④結末の予測→⑤代替え案の模索

です。

1つずつ簡単に書いていきたいと思います。




①関係の樹立


関係の樹立には、尊敬と信頼の気持ちと行動が大切だと読んでいて感じました。

書籍の中で書かれていたことをざっくりと書くと

尊敬 人として対等であること
信頼 ギブアンドギブ

というイメージです💡




✅どの子にも、人として対等であることを忘れずにせっしていくこと

✅相手に対して見返りを求めずに行動していくこと

が尊敬と信頼を軸に相手と関係の樹立をしてくために大事だと私は感じました。

強力




②目標の一致


書籍の中でこんなことが書かれていました。

ほとんどの子は困っていても解決したいと思っていないケースが多い。

これは、仕事をしていて私も感じたことです。

困っていても解決したいとは思っていないというのは、不思議に感じるかもしれませんが、確かにこういったことはあるように思います。


ここに、教師と子どもの認識のズレがあると私は感じます。



目標の一致を経ないとなかなか一緒に行動をおこしたり、行動に対してフィードバックを行ったりということがしにくいため、しっかりと子どもと確認したいところ。



書籍では、

✅目標一致のためのコツは、尊敬や信頼を伝えること

とありました。




関係の樹立と同じじゃん。と思うかもしれません。

私もそう思いました。

これは、言い換えれば、子どもと関係を築くことができていれば、目標の一致までは、進むことができるということです。



よく子どもを信頼したり尊敬したりする気持ちを大切にしようといわれます。

それは、子どもと一緒に行動を起こしていくために重要な①関係の樹立と②目標の一致ができるからなのかなと改めて感じました。

一対一で話したい3





③課題の分離と④結末の予測


課題の分離と結末の予測はセットで書いておきます。


✅この2つに共通するのは、今の行動に変わるより適切な行動を一緒に考えること

だと思います。




書籍の中では、

子どもたちに課題の分離を教えるのが大切

とありました。



課題の分離とは、ざっくりと書いてしまうと

✅それは、誰の課題なのかをはっきりさせること

かなと思います。




今やろうとしている行動の課題の中で、「自分の課題」はなんだろうかということを考えると良いということです。

課題を「誰の課題か」を見極めるためには、「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か」を考えると分かりやすいのかなと思います。

なので、④の結末の予測とセットで考えると良いと思います。




✅③課題の分離と④結末の予測を行ったり来たりしながら、今の行動をどう変化させていくかを子どもと一緒に考えていくのが効果的

なのではないかなと私は思います。

キーボードを変えた




⑤代替え案の模索


子どもと代替え案を考えていく際は、

1対1のあたたかな空間の創出が大切

とされているようです。




また、書籍の中では、

人が良い行動をするのは良い感情を味わった時

と書かれていました。




代替え案を一緒に決めて、それを行動に移すまでサポートしていくことが大切かなと私は思いました。

良い感情を味わった時に良い行動をするのであれば、そのような環境を意図して作る場面も大切になってくるはずだからです🤔




じっくりと子どもと向き合って、一緒に代替えの行動の案を出す時は、

✅具体的で取り組みやすいところまで考えること

が大事になってくると個人的に感じました。





5ステップと書きましたが、代替え案の模索の先の最終ステップとして、

✅できるまで見守り、サポートしていく

とさらに子どもの行動の変容の手助けができるのではないかなと思いました。

サポート




💌読んで下さった方々へ


最後までお読みいただきありがとうございます。

今回は、子どもへの勇気づけの例と、行動に対するアプローチについて書きましたがいかがでしたでしょうか😌




途中で出てきた「課題の分離」は、子どもと一緒にこれからのことを考える際にとても有効だと思いますので、ぜひご活用ください💡

子どもに関わる方、特に教員の方には、オススメですので、ぜひ書籍も読んでみてください。




私の書いた書籍についての記事はコチラ👇👇👇

✅学び①の記事

✅学び②の記事




子どもと関わる際に少しでも今回の内容が役立つと嬉しいです。

これからも学校現場のことや教育、仕事に役立つことを書いていきます🔥

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