リソースを生かして価値を高める
今回は、自分自身のスキルについて考えた時の話をしたいと思います。
自分の市場価値とまでは言いませんが、自分のことを一教師として見て、スキルなどの面から見直した時に、客観的にどういう感想を皆さんは、持ちますか?
私は、以前考えてみた時に、「自分って何だかつまらないな」とぱっと思ったのをよく覚えています。
ギターが弾ける、算数の勉強をしているといった特徴を考えたら、「どちらも結構よくいる感じの先生だな…」とどことなく落ち込んだのを覚えています。
自分という人間はたった1人だから、それだけでOKという考え方もありますが、この時、私が考えていたのは、指導などのスキル的な面です。
ですので、余計モヤッとしたの覚えています。
しかし、よくよく考えてみると、「ギターが弾けて、算数も勉強している」という両方を満たすとなると結構数が変わるのでは?と思ったのです。
そこから、旅をしているという情報を追加して、「ギターが弾けて、算数の勉強をしている。さらに、毎年、海外を旅して周っている」と3つを満たしていると捉えてみました。
3つになると、何だか随分個性的な感じがしてきました。
さらに、4つ目、勉強会を開いている。
5つ目、大学と連携をしている。
という2つの要素を追加してみました。
「ギターが弾けて、算数の勉強をしている。さらに、毎年、海外を旅して周っている。その上、勉強会を自分で開いて、大学との連携もしている。」…
このような具合に、自分がしていることや持っているものという「リソース」を掛け算していくイメージで、自分のことを捉え直していったら、「自分って意外と珍しい存在だな」と自己満ですが、感じることができたのです。
皆さんも今まで培ってきた中で、色んなリソースをいつのまにか持っていると思います。
それを見直すだけで、自分のスキルや価値?のようなものをより素敵に感じることができるのではないかと思います。
もしも、「いまいち、いいリソースがないように感じるな」と思ったなら、それは、新しいスキルを磨くチャンスだと思います。
その時の自分の「こうしたい、こうありたい」を大切にしながら、新しいスキルを自分の中に培っていきましょう。
そうして、自分を定期的に振り返りながら、新しいスキルや考え方を吸収し続けることで、さらに素敵な自分になっていくことができるのではないでしょうか。
そういった姿を子どもに見せていられる教師でありたいなと私は思っています。
また、自分という1人の人間をスキル的な面や行動の特徴という面から捉え直す経験をすることで、私たちが子どもたちを勇気付けたり、子どものやる気を引き出したりする力も伸ばして行くことができるのではないかと思います。
皆さんもぜひ、ちょっとした時間を使って自分のリソースを見直してみてください。
きっと新しい発見やさらなる成長のきっかけになると思います。
オススメです。
以上になります。
今回もお読みいただいきありがとうございました。
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