ripple-lib を使ってトランザクションの成功判定をしてみよう
みなさんこんにちは。
今日は、javascript ライブラリである ripple-lib を使って xrp を送金し、トランザクションの完了をちゃんと待ってから成功/失敗判定をしてみます。
基本的な XRP 送金の方法や、マルチシグアカウントの作成/解除、マルチサインでの送金方法については以下の記事をご覧ください。
ripple-lib を使って XRP を送金してみよう
ripple-lib を使ってマルチシグアカウントを作ってみよう
ripple-lib を使ってマルチシグアカウントから送金してみよう
ripple-lib を使ってマルチシグ設定を解除してみよう
必要なソフトウェアの準備については、以前の記事「ripple-lib を使って XRP を送金してみよう」をご覧ください。
1. トランザクションの成功/失敗判定はどうやればいい?
Finality of Results を見ると、あるトランザクションが最終状態(final)であるとは、そのトランザクションが validated な ledger に含まれることだと分かります。
トランザクションを投げた直後は失敗だったけどあとで成功するケースや、直後は成功だったけどあとで失敗するケースがあるので、必ず最終状態を見てトランザクションの成功判定をする必要があります。
では、あるトランザクションはいつまでに validated な ledger に含まれるのでしょうか?
ここから先は
17,453字
¥ 10,000
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?