空港で宿泊しなきゃ!無料で利用できる世界の空港泊スポットを紹介
空港泊するならどこが快適な空港なのか!?
Hatです!
旅をしていると空港で夜を明かすこともつきものです。
「空港近くのホテルは高いし宿泊費を浮かせたい!」
「ホテルに泊まったら早朝のフライトに間に合わない!」
「乗り遅れた!」
旅人たちにはいろいろな事情があり、ハプニングもつきもの。
特にLCCを駆使した旅程になれば深夜到着や早朝出発便なんてザラです。
そんな時に止む無く空港内で一泊、という選択肢も出てきます。
僕は幸か不幸か空港泊を何度か経験した中で、空港泊を快適にすごせる場所を紹介します。
韓国・仁川国際空港
お隣韓国の仁川国際空港です。
ソウルに観光に行く人はこのインチョンに降り立ちますね。
僕は韓国・インチョン経由便で運悪くトランスファーに失敗して仁川空港で3度も空港泊をしています。
一度目は失敗ではなく、「夜着ー朝発」の便だったのでスパ(スーパー銭湯の休憩エリアみたいなところで雑魚寝)に入って寝たのですが…
スマホはマナーモードにぜず至る所で鳴り響いたり、みんないびきがうるさかったりで、周囲の人の自己中さであまり眠れなかった記憶がありそれ以降は利用していません。
その韓国でまたも空港泊をしなければなくなってしまったのは…
格安チケットサイトの旅程の時間配分が短すぎたため。(それを予約した自分も悪いが)
僕は到着便とは別の便に再チェックインが必要でした。これがなんと間に合いませんでした。
仁川国際空港の夜到着便で気を付けたいのは
入国審査にめちゃめちゃ時間がかかります。
さらに、荷物の受取りでもめちゃめちゃ時間がかかります。
僕はこのとき合計2時間以上を要しました。そして搭乗ができず…。
仁川への夜遅くの到着便は要注意です!
さて翌朝の便を予約して、空港で一夜を過ごすことになりました。
そこでどこがおすすめかと言うと、意外にも各航空会社のチェックインカウンターのフロアが快適です。
広々としていてベンチもたくさんあります。しかも起きたらすぐにチェックインができます。
一列3人座れるベンチは横になるにはちょうど良いです。トイレも近くにあるので、深夜ならスーツケースを置いて席を離れても問題無かったです。
同じように空港泊している人たちも多く、韓国ということもあって窃盗リスクも少ないです。
たまに空港泊を強いられた人がちらほらとベンチを探してさまよっています。寝床を取られないようにトイレタイムはサバイバルです。
台湾・桃園国際空港
台北でのトランスファーでは、「夜着ー早朝発」という旅程で2度も空港泊を経験しました。
台北市内に出て宿泊も考えましたが荷物も多く、あわただしいこともあり空港泊を選択。
早めにチェックインできればラウンジでゆっくりできるので、その時間までの我慢だと言い聞かせてここ桃園国際空港で一夜を明かしました。
僕がお気に入りのスポットは、国際線ターミナル地下のフードコートです。
ここの円形の休憩エリアにはソファーがあり、わりと収容人数も多いので空いている確率が高いです。
ネットで調べると、1FにあるTAIPEIの文字のソファーが人気のようですが、この場所は結構寒いので季節によっては注意です。
一方地下は飲食店も並んでいるのでそこまで寒くありません。
ここで夜を明かす人たちも多く、寝床を探してさまよう人たちも訪れます。
ここでは完全に横になれるので眠るには最適です。
トイレは少し距離があるのですが、先進国の性善説を信じてスーツケースを置いて場所取りしても問題無かったです。
寝返りはうてませんがわりとぐっすりできます。
起きて上に上がればすぐにチェックインカウンターという近さも良いですね!
フィリピン・マニラ(ニアイ・アキノ)国際空港
フィリピンのLCC・セブパシフィック航空など、安いフライトを選択すると乗り換えでは頻繁に発生する空港泊。
マニラの空港ターミナルは4つもあり、その中でずば抜けて安全なのがターミナル3です。
とは言ってもフィリピンなので完全に安心はできません。
しかし、どうしても空港泊を余儀なくされることはしばしば。このターミナル3では、深夜でも床や窓際の至る所で旅行者が寝ています。
僕がおすすめする空港泊スポットはフードコートです。
チェックインカウンターのフロアの上の階、しかも吹き抜けなのでアナウンスも聞こえます。
僕は自分の名前が呼ばれているアナウンスで目を覚まして慌ててカウンターに行ったこともあります。
しかしフードコートのベンチは激戦区です。
眠るには痛い椅子ですがなかなか空いていません。
奥の方まで進めば空いていることもありますが、寝るには背中が痛かったのであまりおすすめはできません。
そして、どこがおすすめかというと、閉店したカフェの中です。
ここならやわらかい椅子やソファーがあるので快適に眠ることができます。
閉店したカフェは何もドアを開けて侵入するわけではありません。
オープンスペースなのでカフェの周りにバリケードを持ってきている程度です。
電気は消え、椅子はテーブルの上にさかさまに置かれています。
ここでは僕の他に数名がソファーを利用して夜を明かしていました。
暗いのでとても快適です。貴重品のバッグは抱きかかえるか、上着の中に隠しておくか、かなり神経を使うことが求められますが。。。
ベトナム・ホーチミン(タンソンニャット)国際空港
ここベトナムのホーチミンも深夜到着が多いです。
僕が初めてベトナムに来た時も深夜到着でした。
その時は友人から
「タクシーはぼられる可能性が高いから、翌朝にバスが運行するまで空港泊した方が良い」
と言われていたのにも関わらず、まんまとタクシーにぼったくられた経験があります。↓↓
なので今回は無理せず空港泊を選択。
ホーチミンのタンソンニャット空港は国際線と国内線のターミナルは徒歩移動できる距離にあります。
外を歩くので暑いのですが、寝床探しには便利です。
国内線ターミナルの方はベンチが少なく、外からもすぐの場所で少々不安です。
やはり国際線ターミナルが良さそうです。
ゲートの外にいくつかソファーがありここで寝ている人も多かったです。
思いっきり外なんですが、意外と窃盗リスクも感じられません。
最初は僕もここで寝ようとソファーを3つほど繋げて簡易ベッドを作って横になっていたのですが…
蚊が寄ってきて全然眠れません!
そして仕方なく移動を決行。
蚊が来なさそうな場所を求めていろいろとさまよった結果。
空港内に侵入することに。
電気も消え、誰もいない雰囲気の空港内。
階段を上がるとベンチがたくさんある休憩スペースを発見。
そして見つけた小さなオープンカフェスペース。
ここに身を潜めて朝まで眠ることに。
しかし、誰かの足音が近づいてきます。
カフェのソファーに身を隠している僕を見つけられるのか?
ドキドキしながらいなくなるのを待っていましたが、、、、
見つかってしまいました!!
正体は巡回中の警備員。
僕は事情を説明し
すると笑顔で去って行きました。
これでぐっすり眠れるかと思いきや、やはり蚊は寄ってきてしまい、何匹かを処分しながらなんとか一夜を明かすことができました。
僕のような侵入者があとを絶たなかったためか、現在はちゃんと「Sleeping Zone」が設置されています。
日本・成田国際空港
意外ですね、日本で空港泊をすることになるとは。
実はLCCの朝イチ便に搭乗するためには、都内からの公共交通機関の始発では間に合わないのです。
「空港近くのホテル宿泊」、もしくは「都内からの深夜バスで空港入り」そこで夜を明かす、という方法の二択です。
僕は後者を選択し、ここでも2度の空港泊を経験。
実は僕と同じパターンで空港入りする人は多いです。
なのでバスは満席、空港到着後は朝まで過ごせる席の争奪戦が始まります。
まず1Fのベンチから埋まっていきます。ここは大人気です。
しかし、僕は2Fにソファーがあることを知っています。
2Fからは1Fの争奪戦線の模様が見えます。
ここには知っている人しか来ませんので、僕の他2人ぐらいで悠々と心地の良いソファーを堪能し、早朝フライトに備えます。
日本なので、スーツケースを置いてトイレに行っても大丈夫です。この閉鎖空間でスーツケースを盗むメリットがあまりありませんからね。
おすすめの空港泊まとめ
「空港で寝るなんてあり得ない!」
「そんなことできるわけない!」
こんな人もいると思いますが、その気持ちもちょっとだけ理解できます。
しかし、深夜の空港では「寝ている人」しかいません。
しかも世界中の人が普通にやっています。
もちろん女の子なんてザラにいます。
これが世界のトレンドです。
死ぬまでに経験しておかないと損です。
空港泊、海外では「Airport Sleeping」と言うらしいです。
コロナが落ち着いて旅ができるようになったらチャンス
おすすめです!
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