25日間世界一周④マチュピチュ 旅行者の試練その4:その噂話聞こえてます
この日も午前中にマチュピチュ観光です。前日の午後とはまた違った雰囲気になりそうです。
そんなに早い出発ではなく、普通に起きて朝ご飯を食べたら出発です。
ホテルの食堂はちらほらしか人がいませんでした。やはり日の出を見に行ってるんでしょうか。
本当は私も日の出も見たかったのですが、入場できる時刻が決まっているため、見れませんでした。
マチュピチュは標高約2400mの位置にあり、高山病が心配だったのでクスコに来る3日前から予防の薬を飲んでいます。
周りの人に相談すると、具合が悪くて、せっかくきたのに全然出歩けなかった等々聞いていたので・・・。
幸い私はなんの症状も出ませんでした。
こういう薬がどこで手に入るかわからなかったので、とりあえず札幌の秀岳荘(登山グッズショップ)の店員さんに聞いたところ、
「高山病の薬を処方してくれる内科医を検索したらネットで出てきますよ」とのこと。
病気じゃないのに薬を処方してくれるのか、ちょっとドキドキしながら病院に行ったのですが、ペルーに旅行に行くと伝えただけであっさり薬を処方してくれました。
このつづら折りの山道がバスで通る道です。急な山道だということがわかります。
Old City Gatesと書かれたあたりが入り口で、マチュ・ピチュという赤い印が遺跡です。今日は反対方向へ歩いて、太陽の門を目指します。
ちなみに、2日目はガイドが不要ということになっています。入り口でも特に聞かれなかったのですが、チケットで何日目かわかるんでしょうか?
「太陽の門」については地球の歩き方には文章で紹介してあるだけで、写真も地図もなかったため、maps.meが頼りです。maps.meというのはオフラインで使える地図アプリです。
この道は「インカ道」として地味ですが世界遺産になっています。
何泊もかけて踏破する人もいるみたいです。行きの列車の中からも、線路に沿った山をトレッキングしている団体を見かけました。
マチュピチュから太陽の門までの間にも点々と遺跡らしきものがありましたが、日陰で休むのに使っただけで、写真は撮ってませんでした・・・。
こういった道を1時間ほど歩きます。地図上では山の中に一本道らしきものが表示されるだけなので、不安になります。
1時間とはいえ、ずっと山の中のなだらかな上り道なので、ちょっと辛いです。
それから、ガイドブックには5〜7月に虫が発生すると書いてあったので、警戒していました。
犬のダニ除けにも使用中。
太陽の門が見えてきました!
結構、人もいます。
太陽の門から撮ったマチュピチュ。つづら折りの道が見えます。
太陽の門はマチュピチュより高い位置にあって、見晴らしがいいです!
石垣の上から足を投げ出して座ることもできて、開放感がありつつスリルもあります。
太陽の門より先にもインカ道が続いていますが、ここから先は宿泊コースになってしまいますから、「行くな」と書かれています。戻りましょう。
マチュピチュは文化的価値だけでなく、自然の価値も評価されていて、世界遺産の複合遺産に登録されています。
帰り道はお花の写真を撮って楽しみました。
通り過ぎる人の声が聞こえます。
「え、あの人何撮ってるの?」
「何かある?」
「ああ、お花撮ってるのね」
「私も学生時代にはお花ばかり撮ってて〜〜」(英語)
通り過ぎる間中話してました。旅行者の試練その4は、その噂話聞こえてます。です。
大した内容じゃないから別にいいんですが。。