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スポーツに怪我はつきものだけど

娘がテニスの試合中に膝を怪我した。膝が可動域以上に伸びてしまった過伸展らしい。歩けないほどの痛みで、すぐにチームメートがトレーナーを呼んで来てくれ、アイシングと足を上に上げておく指示に従ったため、腫れはあまり見られていない。救急センターに行ったけれど、レントゲン検査で骨には異常がないと分かっただけ。整形外科でMRIをしないと、腱や靭帯、半月板への影響は分からない。それまでは松葉杖生活となっている。テニスができなくて辛い思いをまたしなければいけない。

息子も数ヶ月前に、バスケの試合中に足首を怪我した。バスケでよくある、ジャンプから着地する際に他人の足の上に乗って足首を可動域以上にひねって過伸展。息子は無理して試合を続行したため、腫れて紫色になり、ひどい状態だった。翌日、診療所でレントゲン検査、骨の異常なしを確認して、整形外科を勧められたものの、結局行かずじまい。バスケができない間、辛そうだった。今もまだ時々痛むらしい。

スポーツに怪我はつきもの。特に娘は、関節という関節すべての怪我の経験があるほど、怪我だらけのテニス人生だ。手首、肘、肩の時は左手で打てたけれど、試合には出られない。足首や膝の場合は、動けないから何もできない。日常生活に支障が出る場合もある。痛みやいつ治るのだろうという心配、好きなスポーツが思うようにできない苦しみ、完全に治るのかも分からない不安に向き合う日々。

息子と娘のために私にできることは、病院に行くよう手配したり、できる限り連れ添ったり、励ますだけ。二人の怪我を見てきて、スポーツで怪我をする人達を見るたび、人ごとではないように心が痛むようになった。逆に、怪我をしない人達、特に高いレベルでプレイし続けている人達が奇跡のように思える。

怪我などしないで、ただ楽しくプレイできればいいのに。それでも、息子はバスケを、娘はテニスを、できる限り高いレベルでプレイできるように続けるだろう。二人の良いプレイを見る楽しみと、怪我をして心を痛める可能性はいつも隣り合わせであることを最近また思い知らされている。

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