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インドネシアのごはん

大学生の時に何度も訪れたインドネシアのバリ島で食べたごはんの安さとおいしさは、今でも忘れられない。ナシゴレンとミゴレンばかり飽きずに食べていたけれど、どこで何度食べてもおいしかった。

ハワイに行った時に、インドネシア料理のレストランを見つけて、夫(当時はまだ結婚していなかったけど)に絶対おいしいから!と推して食べに行った。そこで食べたナシゴレンは、本場とまでは行かなくても十分おいしくて、夫の心もしっかり掴んだ。

その後、ドイツでもナシゴレンを売っている屋台が近所のスーパーの駐車場にあって、ちょくちょく買って食べていた。これはわたし的にはただのチャーハンだったけど、おいしかったのでよしとする。

今住んでいる場所に引っ越して来た時も、インドネシア料理が食べれる場所がないか探して行ってみた。でも残念ながら、味はいまいちだった。

そして今、なぜか夫が作るメニューのレパートリーには、ナシゴレンとミゴレンが入っている。ネットで作り方を調べたらしい。よく分からない名前の甘い醤油のソースが秘訣だとか。唐辛子も少々入れるけど、これが多過ぎたり、丁度良かったり、毎回味が違うんですけど。さらに、上にのせる目玉焼きを作るのは、なぜか毎回私の役目にさせられるんですけど。

夫の作るナシゴレンとミゴレンはまだ発展途上、という感じだけど、一緒に行ったこともないのにインドネシアのごはんでつながる不思議。いつかバリ島に行って、一緒に本場のナシゴレンとミゴレンを食べたい。

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