アブダビのゲーセンはお高め。でもUFOキャッチャーは優しい
筆者は…
2022年よりUAE(アラブ首長国連邦)の
首都アブダビにて駐在帯同生活中。
海外で長く暮らすのは今回が初めて。
30代のママです。
屋内エンタメが充実しているUAE
アブダビは暑い。
1年の半分以上は、暑すぎて子どもを屋外で遊ばせるのが難しい気候だ。
それゆえ、冷房の利いた屋内のエンタメ施設が充実している。
ドバイモール内のスケート場などは観光客にも人気だが、アブダビにも昨年人工のスノーパークがオープンした(筆者は未体験)。
その他、巨大なトランポリン施設やアスレチックなど、ショッピングモールの中には複数の子供向け施設が備えられている。ゲームセンターも、ほとんどのモールに1つか2つはあり、買い物ついでに少し遊ばせられる。
お支払いはカードです
ゲームセンター内にはマリオカートなど、日本でおなじみのゲームもあるが、全体的に種類は少なめでクオリティも日本ほど高くはない(やはり日本はゲーム大国?)。よく見るのはカーレース系、シューティング系、ホッケーやバスケなどのスポーツ系など。最近はVRゴーグルを装着するものも増えている印象だ。
また、スペースがとっても広いので、なんちゃって絶叫マシンのような大掛かりなものもあったりする。
そして、日本人の感覚では1回ごとの料金がとっても高い(泣)。
下の画像は、うちの子が何故か気に入っていた「カーズ」の乗り物。
これ、2分ほどただ揺れるだけなのに1回7.5Dhs=約300円!
なので我が家では毎回「ゲームは1回だけだよ!」と言い聞かせている(切実…)
ゲームの料金は、日本のように毎回小銭を入れるのではなく、事前にカウンターで専用のカードを購入し、そこに一定金額をチャージするシステム。
ゲーム機についているパネルにタッチしたりスワイプしたりして、1回ごとに残額から引かれていく。
両替が要らない点では便利だが、チャージはミニマムで90Dhs(約3600円)などが多いので、残額がなくなると割と大きめの単位で一気に出費することになる。
さらに、ショッピングモールごとに出店しているゲームセンターが異なるため、同じカードをどこでも使えるわけではない。我が家では、よく行くモールや、子供が好きなゲームが多そうな所を見定めて、使えそうな所でだけカードを発行するようにしている。
心優しいUFOキャッチャーに感動
コスパはあまり良いとは言えないゲームセンターだが、そんな中でも我が家では高評価なのがUFOキャッチャー。
アブダビモールの「Fun City」というゲームセンターにあるUFOキャッチャーなのだが、なんと商品が獲れるまで永遠にチャレンジできる‼︎
厳密に言うと、永遠かどうかは未確認なのだが、少なくともうちの子は20回以上失敗しても大丈夫だった。キャッチできずにアームが戻ってくると“Try Again !”と音声が聞こえ、再びアームを動かせるようになるのだ。そして、商品が取れると同時に終了する。(おそらく景品取り出し口になんらかのセンサーがある?)
景品は入れ替わりが激しく、同じおもちゃが沢山入っていることが多いので
あまり選ぶ要素はない。景品のクオリティは、日によって当たりはずれがあるが、良い時は音や光付きで自走する車のおもちゃなども取れる(塗り絵しか入ってないじゃん!という日もあったが)。
このゲーム自体、1回10Dhs=約400円ほどするから、言ってしまえば景品代を含めて値段相応なのだが、子供が満足するまでチャレンジできる上に、取れなくて号泣という面倒な展開も避けられるので、ママとしては大変ありがたい。
チケット制で商品獲得も
また、施設によってはゲームをする度にチケットのようなものが発行され、それを規定枚数貯めることで、カウンターでお菓子や玩具と交換できるようになっていたりする。
交換できるだけのチケットを貯めようと思うとそれなりにゲームに課金することにはなるので、それほどコスパの良いものではないが、毎回少しずつ貯めていくと楽しみの一つにはなりそう。
以上、ママ目線でのアブダビゲーセンレポートでした。
日本のゲームセンターと比べると価格的にはなかなか切ないものもありますが、モールでのお買い物に子供が退屈した時などは、うまく活用できると良いかと思います。
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ゲーセンも楽しみますが、アナログゲームも大好きな我が家。
アブダビのボードゲームカフェに行ってみた話はこちらから↓