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客室乗務員は本当に「寝る」ことも仕事?その真相に迫る!
こんにちは、タビ子です!
今回は客室乗務員の「休み」についてお話しします。普通の会社でOLをしていたタビ子は、航空会社に転職した際にまず驚かされたのが、「休みが義務である」ということ。なんと、一定の時間は休まないと次の仕事に行けないんです!
そんな厳しいルールが隠されているなんて、少しドキドキしませんか?さあ、詳しく掘り下げていきましょう!
法律で定められた客室乗務員の休息
各航空会社は、その国の航空法に従って運営されています。客室乗務員のシフトやフライトスケジュールについても、細かく制定されているんです。航空会社によって異なるため一概には言えませんが、例えばタビ子が働いていた会社では、以下のようなルールがあります。
フライトから帰ってきてから次のフライトまで、最低12時間休まなければならない。
10時間以上のフライトの場合は、機内で仮眠を取ることが必須。
東方面の国にフライトした際は、その翌日の夜は必ずベースで熟睡することが求められます。
これらの規定に反すると、次のフライトに参加できなくなってしまうという超厳しさです。
休息が厳しい理由とは?
では、なぜ客室乗務員の「休み」にそんなに厳しいルールがあるのでしょうか。それは、彼らが「保安要員」として緊急事態に際しても適切な判断力や体力を確保するためなんです。接客業だからといって安全が二の次ではありません。飛行機に乗務するときの最も重要な使命は「安全の確保」です。
客室乗務員は、常に緊急事態に備えて厳しい訓練を受けているので、時差ボケや不規則な生活の中で体調を崩していると、冷静に行動できない危険性が増してしまいます。それゆえ、休むことが義務付けられているのです。
フライト前の12時間ルール!
タビ子が客室乗務員として嬉しかった一つのポイントは、「睡眠時間がしっかり確保されている」ということです。タビ子が勤めていた航空会社では、フライトの12時間前からは90分以外の外出は禁止。つまり、この12時間は家にいるしかないのです。(現在はもう少し緩いルールになっているようです。)
そのうち数時間はフライトの準備や食事をし、だいたい8時間はフライト前の睡眠時間として確保していました。シフトがこのように設計されているため、フライト前に寝不足になるという言い訳はできないのです。
12時間ルールのおかげで、充実した睡眠が取れ、準備をしながらしっかり自分の時間も楽しめました。ただ、時にはこの12時間をゲームや映画に費やしてしまう同僚もいましたけどね(笑)
日本の会社にいた頃は、遅くまで残業しても次の日は出社しなければならなかったので、「12時間は必ず休める!」というルールがタビ子にとってはとても嬉しいものでした。
ただ、休むことによるスケジュールの変更も…
「休まないといけない」という決まりはありがたい反面、時々厄介な事態も引き起こします。たとえば、ロンドンからのフライトが遅延して帰国が予定より3時間遅れるとします。そうなると、12時間の休息が9時間にしかならず、結局「乗務不可」になってしまって、楽しみにしていたモルジブのフライトから外されることも…!
こんなことが何度かあって、タビ子はその都度がっかりしましたが、これも法律で決められていることですから仕方ないですよね。
まとめ
どうでしたか?
客室乗務員の仕事は体力的に大変ですが、ちゃんと「休む」時間が確保されているのは驚きでしたね。ただし、その「休む」時間は朝だったり昼だったり、夜だったりと、決まっていないのが実情です。
毎日違う時間に眠っていたので、タビ子は現役の頃、規則正しい生活にとても憧れていました。でも休むことで、夜中のフライトでも眠気に負けずに乗務できていたので、「きちんと休むこと」がどれほど大切かを実感しました。
みんなも、できるだけ規則正しい生活を心がけて、しっかり睡眠時間を確保することを忘れないでくださいね!(^^)