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客室乗務員の一日の業務の流れ大公開! タダ働きの時間が多いって本当?!

こんにちは、タビ子です!

今回は、客室乗務員の1日の業務の流れについて詳しくお話していきたいと思います。

CAの人たちって、飛行機に乗っている時以外はどんな業務があるんだろう?

とか、

飛行機の出発する何時間前に出勤しているんだろう?

とか色々謎が多いと思うけど、そんな謎をここでタビ子が全て明らかにします!

注意:ここに記載するのはあくまでタビ子が勤めていた中東系外資系航空会社の場合です。航空会社によって決まりや勤務体系は様々だと思うので、あくまで参考程度にしてください(^^)

1日の流れはこちら!

では、ここでは1日の流れを大まかに説明します。

例として、朝8時に出発予定のパリ行きのフライトに乗務することにします。

AM4:00 起床 (眠い目をこすりながら、頑張って起きます!)

AM5:00 ピックアップ(会社のバスがお迎えにきてくれます。)

AM5:40 会社到着(到着したら出勤したことを知らせるためにチェックインします。そして自分のブリーフィングの部屋を確認します。)*ブリーフィングとはフライト前に乗員の顔合わせをしてミーティングをすること。

AM5:50 ブリーフィング開始(今日一緒に乗務をするクルーと顔を合わせて自己紹介をしたり、当日のフライトの内容や注意点などについて確認します。)

AM6:30 飛行機に乗り込む(会社のビルからバスで自分の乗務する飛行機に向かいます。)

ここから大急ぎで、お客さんを迎える準備をします!

AM7:00 搭乗開始!(忙しいのは隠して、笑顔でお客様をお迎えします。)

AM8:00 離陸!

そして機内でお仕事スタート!

PM2:00 パリに到着!(時差もあるのでだいたいこのくらいの時間に着きます。)

PM2:30 お客様が全員降機するまでお見送り

PM3:00 降機(大急ぎで支度をして、飛行機を降ります!)

この後はバス、もしくは徒歩で空港を通ってイミグレーション、荷物のピックアップなどを行います。

PM4:00 ホテルへ! (ホテルの場所にもよりますが、空港からクルー全員で会社が用意してくれたバスでホテルに向かいます。)

ホテルの部屋の鍵をもらって、自分の部屋に到着!

フゥ〜〜〜!!

後はシャワーを浴びるなり、出かけるなり、寝て過ごすなり、次のフライトまで自由時間です♪(責任者になると、フライト後にその日のフライトのレポートを書いたりする仕事があることもあります。)

こう見ると、朝4時に起きてホテルに到着するのは夕方の4時・・ほぼ12時間も働いていることになりますね!

拘束時間=お給料が発生する時間ではない?!?!

先ほどの流れは一例ですが、だいたいのフライトはこんな感じで過ぎていきます。

先ほども述べましたが、フライト時間は6〜7時間なのに、拘束時間はほぼ12時間にもなるのですね・・!

しかし!!!

ここで注意してほしいのが、拘束時間=勤務時間ではないということです。

つまり拘束時間全てにお給料がでる訳ではないということです。

これはタビ子が働いていた会社だけなのか分かりませんが、

お給料が発生する時間(時給計算される時間)

というのは、

「飛行機が動き出してから→飛行機が着陸して駐機場に到着するまで」

この間だけなのです!!

(会社によってはブリーフィングからお給料が発生したりするところもあるようです!)

タイヤが動いてから止まるまでが時給発生時間とは・・ビックリ!!

つまり・・・

フライト前のブリーフィングや、機内でお客さんが搭乗する前と搭乗してからの時間はお給料が発生していないことになります!!!

がーーーーん!!!その時間はタダ働きってこと?!

残念ながら答えはYESです。

お客さんが搭乗する前の準備と、搭乗してから座席案内や、手荷物の収納、そしてビジネス・ファーストクラスとなるとウェルカムドリンクなどの提供など・・

飛行機の扉が閉まって実際に動き出すまでの間のお仕事は、とーーっても忙しいのです。

まぁ、タダ働きと言っても時給計算されないだけで、

基本給に含まれている・・・

そう思ってなんとかこの悲しい事実を私は受け止める努力をしていました(^^;)


まとめ

いかがでしたか?

客室乗務員は飛行機の中だけで仕事をしているというイメージが強いですが、

実はフライトの前も後も結構やることがあるというのは、びっくりな情報だったかもしれません。

さらに拘束時間全てに時給が発生する訳ではないというのも驚きですよね!

朝早く起きなきゃだし、拘束時間が長くて大変そうだな・・と思った方もいるかもしれませんが、フライトがある日は一日があっという間に過ぎていきます!

「一日長いな・・退屈だ!」なんて思う暇がないくらい、やることが色々あるので拘束時間が長くてもあまり気にならないのが事実です。

また次回以降、細かいお仕事の内容や、気になる給与についてなどお話ししていこうと思いますので、引き続きよろしくお願いします!

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