ユニバーサル検定を受けたよってはなし
ユニバーサル検定とは
多様な方々へ向き合うための「マインド」と「アクション」を体系的に学び、身につけるための検定です。「声をかけたい」という想いを行動に移すことができないとすれば、それは、多様な方々の視点が「わからないから」です。 私たちには「知っているだけ」で、できることがあります。
(ユニバーサルマナー検定HPより引用)
なぜユニバーサル検定を受けたのか
昨年末、岸田奈美さんの『あかんわ日記』で声を出して泣き笑い考え
『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』
『傘のさし方がわからない』
『飽きっぽいから、愛っぽい』を一気読みした
どの本だったか忘れたけど岸田さんがユニバーサルマナー検定を運用する株式会社ミライロの創立メンバーであることを知って
「あの岸田さんがメンバーなら間違いないよな」って思って
どんなアイデンティティを持った人ともその人はその人らしく、わたしはわたしらしくフラットにコミュニケーションを取りたい、とそう思ってました
だから自分と違うアイデンティティを持つ人の気持ちを知りたい
自分の考えが基準になって、それが世界の基準なんだと思ってしまうのがイヤだったし、それは対話型鑑賞や哲学対話をする際にそれが邪魔になる
なにより違いを知るということは、自分を知ることでもあると思ったから
ユニバーサル検定を受けて
ひとことでいうと「最高」
本気で義務教育に取り入れてほしいくらい
年1で全国民が受講した方がいいと思う
3級は約2時間(講義75分・グループワーク45分)
高齢者や障害者への向き合い方
どんな人がどんなことに困るのか?
各種マークの名称と意味
困ったときのお声がけ方法
などユニバーサルマナーとはなんなのかをしっかり学ぶことができました
3級は約5時間(講義70分・実技研修150分・検定試験30分)
多様な方々の特徴と心理状況
知的障害者・精神障害者へのサポート方法
シーン別のケーススタディ
車いす利用者への実践的なサポート方法
視覚障害者への実践的なサポート方法
聴覚障害者への実践的なサポート方法
高齢者への実践的なサポート方法
より実践的で実用的なサポート方法を学ぶことができました
また専用の機材を使い、様々な当事者体験をして、新たな視点や感覚を体感することもできたのもすごくよかった
高齢者体験がなかなか強烈だったので、ぜひ体験してほしいです
まとめ
大袈裟ではなく、全国民に受けて欲しい!
こういうことを知っていれば、障がいに対する差別も偏見もすくなくなるだろうし、想像する力も養うことができるようになるし
施設や設備などのお金や時間や場所を必要とするハードはすぐには変えられないけど、サービスなどのハートはすぐに変えられる
「こうしたほうがいいだろう」と思い込まずに「なにかお手伝いできることありますか?」「普段どうされていますか?」と確認をしてから、その人が求めていることで自分ができることとやること
いわゆる合理的配慮ができるように心がけていくために「違いを知る」
そして「想像する」ことのたいせつさを再確認することができた1日だった
年内に1級を受験して、"違い"を包含し、人生の幅を広げる人を目指します
本当に受験してよかった
もっともっとたくさんの人にこの検定を知ってほしいと思います
岸田さんの本もめちゃくちゃおすすめなので是非