"はなあかり"になる前のキハ189系を皆でお見送りする旅。
”はなあかり”とは?
2024年秋、デビュー予定の「西日本の様々な地域のとっておきに、あかりを灯す列車<はなあかり>」のデザインが、10月に発表されました🍁
その改装前の「キハ189系」のお見送りラン的なツアーが2023年秋、開催されています。改装前なので、もちろん見た目はフツーの特急なんですが、沿線地域のスペシャルなおもてなしがつくというちょっと変わった臨時列車です💡
1.出発地は敦賀市。
噂の「キハ189系」が到着しました!今は「はまかぜ」として、大阪~播磨~但馬~鳥取を走っている列車だそうです。たしかに見たことあるかも。
これから乗るメンバーが敦賀駅前に集合!工事中で駅構内が狭いので外に溢れています;
先日のブラタモリでも登場した、巨大な新幹線駅ですね!
駅から続くオルパークやOtta内にも沢山おみやげがあります◎待ち時間が短くても、小鯛の笹漬けとか、昆布もの・大豆菓子など敦賀ならではのものが集結しているので買いやすいですね。
去年が小浜線開業100周年!あゆみが展示されています。
敦賀市の皆さんからの出発前のプレゼンとは、おぼろ昆布2種と、スタンプを押せる(洗っても消えない)特殊な手ぬぐいでした!氣比の松原なども描かれていて可愛い♪ 敦賀市と観光協会・THAPの皆さん、いつもありがとうございます😊
素敵な袴の娘さんの着物は「北陸新幹線かがやき」カラーなんだそうです✨たしかに!新幹線通が見たらわかるかも!ゴールドラインが入ってます。
今回は敦賀から城崎温泉まで、複雑なリアス式海岸に沿って、湾・入り江・川・山が次々と現れる、飽きない絶景ラインを走ります。
2.美浜町
敦賀駅を出発して間もなく、美浜駅に着きました✨「へしこちゃん」と町長と町役場の皆さまが豪華なお出迎え!ありがとうございます♪
ちなみに美浜駅の代わりに十村駅に止まる便もあるらしい。2022年3月にオープンした「ぽっぽ茶屋ほっとむら」というカフェが無人駅構内にあるみたい。気になります! https://reinan.local-now.jp/4360
降りるとすぐ、七輪で炙られたへしこの香ばしい香りと、早瀬浦の銘酒にそそられ、皆さん殺到します。
駅すぐ目の前に、今年6月に開業したばかりの「道の駅はまびより」!オープン以来話題になっていたので、来てみたかったところです。
託児所・キッズスペースなどもあって、地域利用と観光客利用を兼ね備えているのがイイですね◎「親子ワーケーション」業界では、託児所ってあっても、地元の人しか受け入れてもらえない問題がよく話題になるんですが、ココは、地元市民も観光客もWelcomeとのこと!ここにお子さんを預けてご両親はワーケーション♪て需要も喚起できたらいいかもですね!(詳しくは下記リンクよりInstagramへ)
美浜町=とにかく「へしこの町」ブランディング!へしこの聖地です✨詳しくは昨年の地域ものがたるアンバサダー探訪記にもあります。
海産物・農産物・加工品なんでも揃ってます♪・・・が、停車時分が20分しかないので、ダッシュ!またゆっくり来ますね。
3.若狭町
さて、今回は、若狭町には止まらずスルーしてしまうのですが(若狭町には小浜線の6つの駅があります)、「また今度降りてね」ということで、三方駅から1kmの「ブライダルランド若狭」の皆さんが、ウェディングドレスファッションショーに来てくださいました✨✨✨
なんと華やか💛💛💛一気に皆さん目がハートになります。
特急列車の椅子が邪魔で申し訳ないほど、まばゆい輝きです🌹🌹🌹
通路が狭くてごめんなさいねぇ・・・
桂由美デザイン・ウェディングドレスの生地を、こんなに至近距離で触ったり一緒に写真撮ったりできる機会はなかなかない!
夢のひとときをありがとうございました♪現地にもぜひ行きましょう。今回スルーしてしまった若狭町は他にも、海側には三方五湖・レインボーライン・年縞博物館、山中には熊川宿、とあらゆる魅力がコンパクトに詰まったエリアです。
4.小浜市
小浜駅も今回は20分滞在なので、ホーム上物販のみ。醤油味と唐辛子味の鯖缶が飛ぶように売れ、買いたかったのに買えなかった方も!「ブラタモリでも紹介された、鯖街道の小浜です~」でそそられた方も?
小浜はディーーープに滞在・訪問していただきたい町なので、次回お越しの折は泊まりで来てくださいね、皆さん!
小浜駅~若狭高浜駅間は、若狭湾の絶景が見え隠れします。
小浜の老舗、とば屋酢店さんは、店頭販売のお酢で炊いたご飯のお弁当なども大人気ですが、今回は、臨時列車用に、とにかく福井産・嶺南産づくしのスペシャルお弁当をつくってくださった様子!豪華すぎる・・・😭
お味も、へしこ他発酵食をアレンジしたもの、お酢のジュレで和えたもの、甘カレイなどなど、さっぱりお酢風味で素材の味が惹き立てられるものばかりでした!
5.高浜町
若狭高浜駅につきました。赤ふん坊やは、 その昔、赤ふん姿で海水浴をしていた元気な子供達をイメージし、高浜町のきれいな海をPRするために誕生したキャラクターだそうです。
駅前の物産展「きなーれ」の名物は「杜仲茶」です。
駅舎の2階の1杯ずつドリップするコーヒーも人気です。
恐竜ベンチも人気。
「若狭富士」と地元市民の誇りとなっている「青葉山」では、今、「舞鶴市・高浜町連携プロジェクト アクションプラン」が動いています。ちょうど福井県と京都府の県境にそびえる青葉山は、両市町のシンボル。福井県のしっぽは長いので、高浜町は舞鶴と同じ経済圏なんですね。
たまたま、青葉山の麓のハーバルビレッジの松岡村長さんにも会えました。
青葉山を横目に、福井県~京都府境を超えると、西舞鶴駅からは、京都丹後鉄道区間。
6.綾部市
舞鶴市の南側、綾部市からはるばる来てくれたゆるキャラ「まゆピー」。養蚕と共に発展した綾部市の歴史×平和→「繭&ピース」から来ているそうです。
7.舞鶴市
舞鶴市のおみやげは、海軍・赤レンガ・丹鉄グッズと多彩です。
旅のハイライト、「由良川鉄橋」に差し掛かります!
丹後鉄道の観光列車「くろまつ・あかまつ・あおまつ」に乗ると、先頭&最後尾から、眼下に鉄橋&水面!が見える、スリリングなビューを楽しめるのでオススメです♪(瀬戸内のマリンライナーみたいな感じですね)
さすが撮り鉄の皆さんは情報キャッチされてて、このキハ189系×由良川鉄橋を撮ろうと、10名ぐらい河原にずらりと待ち構えておられました!
8.宮津市・与謝野町・伊根町
宮津駅には、伊根の舟屋の妖精「ふなやん」がお出迎え。
宮津~豊岡間では、車内が丹後エリアの物産展になりました。旅の行商、イイですね!宮津市と与謝野町の特産中心。宮津カレー焼きそばが結構早く売り切れていたでしょうか?
絹織物が食べられる、って初めて知りました。丹後ちりめんの生産地、与謝野町の「加悦総合振興」さんが、捨てられてしまう反物が沢山ある→再利用できないか?→実は絹は食べられる!→シルクパウダーに仕立てて、麺類に仕込んだり、いろんな活用法を考えているそうです。風呂敷ももちろん、余った反物から。
9.終着地は城崎温泉。
旅の終着地は、城崎温泉駅でお出迎え。(写真がなくごめんなさい;)
いろんなところで釣られてお土産買っていたら、盛りだくさんになってしまいました^^;(丹後ちりめんの金キラの帯はおまけです(笑))
今回は、「はなあかり」が来秋やってきたらどうなるの?・・・を各地域で体感する予行演習要素もあっての臨時列車で、各地の独自カラーの出たおもてなしでしたが、観光列車が走るときは、どうしても途中で降りたらもったいないのでスルーしてしまう沿線地域。「次回来たら絶対降りよう♪ のんびり旅しよう♪」という魅力が、少しでも伝わったらいいなぁと思います。
さすが、由良川鉄橋で構えていらした鉄道ファンの方々のお写真は素晴らしい・・・!
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