会社を辞めたらこうなった〜28日目〜
5月1日、会社を辞めて28日目
コロナの影響で、大好きな旅先の宿や会社が無くなっていく・・・・
大好きな人達と旅先のために、何か出来ないかと思い、
オンラインで旅行を模擬体験する「空想トラベル」を立ち上げることになった。
空想トラベルを体験して、コロナがおさまった後に実際に行きたくなるように、そして行って楽しんでもらえるように。
空想トラベルのガイドさんと実際に現地で会えるように。
どの番組を見ても「コロナ」の文字で、鬱々としてしまうけれど、そんな気分が少しでも晴れたらいいなと思う。
この取り組みが、コロナ後の観光地の活性化になって、みんなの旅がちょっとでも楽しくなりますように。
今日は「私が旅に出る理由」について。
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「会社を辞めたらこうなった〜28日目〜『私が旅に出る理由』」
私が旅に出る理由。
それは「旅は自分を成長させてくれる」から。
私は昔自分の事が嫌いで、嫌いでしょうがなかった。
「仲良くしたいけど、緊張しすぎて話せない、人見知り。」
「いつも迷って決められない、決断力の無さ。」
「何かをやる時に常に頭に悪い事がよぎる、ネガティブさ。」
「本当はポジティブでエネルギッシュで、初めての人とでもフレンドリーに話せて、みんなに元気をあげられる、ひまわりみたいな人でありたいのに・・・」
なんてことを思いつつも、理想と現実は遠くて「20年を積み重ねて作ってきた性格が変わることなんてない。」と心のどこかで思っていた。
失恋して初めてバックパック背負って旅に出て、
「今変わらないと後悔する。」と思ってから、
毎年テーマを決めて旅に出るようになった。
「人見知りを治す旅。」今回の旅では、旅先で毎日1人話しかけてみよう!
「決断力を付ける旅。」今回の旅は、宿も何も取らずに行って、その場で決断しよう!
日本で突然道ゆく人に話しかけたら変な人。
海外で話しかけても困っている人か、フレンドリーな人。
変な顔をされることがない。
日本では「会社の看板もあり、こうあるべき!」という枠にはまって、自由に動くことは出来なかった。
海外に出ると、日本での立場も、過去も、何も関係ない。
こうあるべきという枠が無いから、私という等身大の人間で、行動することができる。
日本では人目を気にしてしまうことも、海外だと知り合いもいないから人目が気にならず、たくさん挑戦することができる。
旅に出るととても開放的になると同時に、日本では過去の経験の蓄積により、自ら「こうあるべき」という枠の中に収まるようになっていたから息苦しかったんだなと気がつくことが出来た。
旅の中で挑戦して、ちょっとづつ嫌いな自分から変わっていって、
まだまだ目標にはたどりつかないし、自分のことが好きかと言われると、首を縦に振ることはできないけど、大嫌いだった自分からは少し変われた気がする。
旅に出ると新しい気づきがある。
文化も考えも違う人に出会って、自分の枠が壊されていく。
なんでも挑戦できるし、咎める人もいない。
旅は自分を成長させてくれる。
きっと私はこれからも旅に出るだろうし、
もっとたくさんの人に旅の良さを知って体感して欲しいなと思う。
コロナが落ち着いたら、たくさんの人がまた海外で飛び回れますように。