世界をかえていく推したちの話
2021年 2月28日
にじさんじ3周年記念イベント、にじFes最終日
15時〜16時37分
VACHSSステージ
葛葉
叶
加賀美ハヤト
不破湊
夢追翔
剣持刀也
⚠️上記ステージのネタバレを多く含む。
⚠️有料パートラストの曲の話。
⚠️オタクの独り言と備忘録。
⚠️感情のままに打ち込んだ文章で、読まれることを前提としていない。
⚠️ちょくちょく主語がデカい。
⚠️推しへのポエム垂れ流しみたいなもの。
⚠️Twitterの代わり。
世界をかえられたオタクの独り言。
すべての曲について、すべてのMCパートについて書きたい気持ちはあるが、今回書くのはラストに6人全員で歌った曲サンボマスターさんの『世界をかえさせておくれよ』について。
この曲の歌詞のみでの解釈と、加賀美ハヤトさんの言葉に次いで6人で歌ったときの解釈と、まったく違うものだと思う。今回のステージは流行病により無観客でのものだった。加賀美ハヤトさんが最初のライブ(SitR福岡公演) と自身の3Dお披露目配信で言った言葉(「やっと会えましたね」と「また会いましょう」)は有名だが、今回の彼の言葉も印象的だった。
以下文字起こし
「生憎の無観客ではございましたが! (6人の良い返事)これからの、この景色が、より良くなることを信じて! 祈って! 皆さま最後にタイトルコール宜しいでしょうか! (6人の元気な返事)では、聴いてください! せーの! 『世界をかえさせておくれよ』!」
(「!」はそう聞こえた部分)
直接会えない、聞こえない、見えないこの時代に「君」に呼びかける歌であり、バーチャルである彼らから我々ファンに向ける曲であるように感じた。誰か1人が歌うのではなく、6人で歌ったことで力強さに満ちたものになったのかもしれない。彼らが世界をかえさせてくれと歌うときに、その先に我々ファンがいれば良いなと思ってしまった。住む次元が違うから、その世界をかえてキスがしたい、一緒に夢を見たい、ピアノにのぼって、キスがしたい、そう言ってくれたんじゃないかと思ってしまう。所謂夢女子的な視点かと思われるかもしれないけどそうじゃなくて、彼らが舞台上で心底楽しそうに踊って歌って伝えるのなら、その先にいるのが我々ファンじゃなくても、誰かに向ける気持ちのこもった曲であってほしい。君が誰でも、革命が何でも、そうであってほしい、オタクの願望。もう1度書いてしまうけど、本当に傲慢なことを言ってしまえばその先が「皆さま」自分たちであってほしい。普段こんなこと思わないんだけど勘違いしているからそのままのテンションで書きます。観客を入れられない、直接コールアンドレスポンスができない、サイリウムが見えない世界をかえて、何かしたい気持ちがこちらに向けられていてほしい。出演ではなくてこちらに対してに何かが目標になっていてくれないかと願ってしまうのでした。おしまい。
あの曲のパフォーマンスは、まるで打ち合わせをしていないかのように跳ね回って、踊って、叫んで、向かい合って、歌って、VACHSSステージを象徴していたように思える。イケメン回転寿司。MCパートでの男子高校生のようなノリがそのまま曲に乗せられていて、本当に楽しそうだった。オタク(一人称)は楽しかった。歌詞割も本当に良かった。葛葉さんと不破湊さんの「このくだらない毎日をかえて〜」の情けない叫びみたいな歌い方が、サンボマスターさんの絶妙に格好悪い(泥臭い感じの)楽曲に合っていたと思う。そこだけじゃなくて、たまに挟まる叫ぶみたいな歌い方(歌唱的シャウトではない)が歌手やアイドルとは違うコンテンツを感じさせてくれた。文化祭の後夜祭のステージってこんな感じなのかもな。加賀美ハヤトさんと夢追翔さんが向かい合って「そしたら君とピアノにのぼって」と歌うところも最高だった。2人はそれぞれ音楽系Vとして名を馳せていて、今までも幾度となく音楽活動を共にしてきた。今回のライブでもデュエットがあったし、MCパートや前日キャス、日頃の配信でも2人の親しさが垣間見える。しかし、デビュー時期は離れており、音楽活動を通して繋がりが生まれたと言って差し支えない2人だ。この2人が向かい合って「ピアノにのぼって」と歌ったとき、言い知れないほどの眩しさ、いわば青春を感じた。取り繕わずに言えばエモを感じた。音楽で繋がった2人が音楽に関係する歌詞を歌い合うという場面だった。大人と位置付けられる2人に青春を見せられた。(人間の)最年長組が最高に青春してるの、貴すぎんか……。VACHSSの6人はそれぞれの間に関係性があって、それが表に出ていたり出ていなかったり、長かったり短かったりする。歌詞割と演出にそれが出ていたし、それぞれの個性と歌詞が合っている割り当てをされていたと思う。ありがとう歌詞割、曲選、世界。デビュー時期も活動方針も声質もバラバラの6人だけど、そんな6人だからこその歌だったと感じた。マジでVACHSSの『世界をかえさせておくれよ』円盤かつべかニコニコか何かでくれ。永遠に聴く。擦り切れるまで聴く。嘘全部何度でも聴きたい。
VACHSSは「世界をかえる」に相応しい6人だと思う。2021年現在のバーチャル界において、間違いなく重要な存在であると断言できる。
今やVTuber黎明期と呼ばれる2018年デビューの4人、デビュー以来爆発的な人気を誇る2019年デビューの2人。VTuber界を切り拓いていった6人だ。
男性V古参であり最前線🎲
ゲーマーVの一番槍🔫
世界の最先端🏢
破竹の勢いで駆ける🥂
MC、企画、音楽活動V筆頭🎤
トーク力、企画、頭の回転最強⚔
全員がVとしてトップクラスの人気を持っている。バカが持ってきたバイキングの皿(初出はおそらく以前の配信での黛灰さんの言葉)と言われるのも頷けるメンバー。
(書き手(一人称)は曖昧で詩的な表現が好きなので、このへんは推しへのポエムみたいなものだと思ってね。)
間違いなくVの世界をかえてきたし、我々ファンの世界をかえてきた。その6人が世界をかえさせておくれよ、と歌ったことで、こちらに手を伸ばしてくれたような気がする。「世界をかえさせておくれよ」とあの瞬間、あの場所で、あのメンバーで歌ってくれたことが嬉しい。次元が違って、今回みたいな機会でさえ画面越しになってしまって、それでも手を伸ばしてくれた。全員が凄く楽しそうで、打ち合わせをしていないかのように跳ね回って、踊って、叫んで、向かい合って、歌っていた。ずっと見たかったものを見られたような気がする。あの姿を見たくて、ずっと好きで、掴めるはずのない手に手を伸ばしてきたんだよなあと思った。掴めないはずの手が我々に伸ばされたと思うと、本当に嬉しい。
最高の推ししかいない最高のステージだった。関わった全ての人にありがとうを言いたい。ライブ後に「VACHSS最高」でTwitterトレンド入りしていたのも本当に嬉しくて、推したちが愛されているのを感じた。VACHSS最高!
冒頭に書いたように感情のまま殴り書きなので、引っかかる部分や読むに耐えない部分もあると思います。それでもここまで読んだ方がいらっしゃれば、ありがとうございます。VACHSSステージのチケット買って良かったな。