日記 8月25日
なんか具体的な内容を事細かに書くのは良くない気がするので日記を書きます。
コンサートの内容は記憶を失っているのでマジでほぼ書かないです。来年円盤が発売されるようなので楽しみに待ちます。
8月25日
1974年のこの日、THE ALFEEがデビューした。当時は12時に銀座山野楽器でデビュー記念サイン会が行われたらしい。
2024年のこの日、THE ALFEEは17時半から有明アリーナでデビュー50周年セレモニー&スペシャルコンサートを行う。
プレミアムメンバーズへの入会は大きな買い物だった。でも、後悔はまったくない。いつだったか、彼らを愛することにおいて後悔はしたくないと思った。彼らを愛することにおいて、できる限りのことをしようと思った。
今回に関しては金銭的な話だが、その姿勢のもと入会をした。発表されてから入会受付前日までたっぷり悩みはしたのだが。
ゆりかもめに乗ると、同じ車両内にファンらしき人たちが散見された。グッズを持っているからすぐにわかる。私にはファンの友人などいないが、友人同士で参加するらしいファンたちが数組いた。
会場に着いて記念品受け渡しのホールに行くと、列をなしているでもなくかなり空いていてスムーズな受け取りができた。やけに念を押されて会員番号を確認されて、気圧されながらも正しい番号だと頷く。チケットの裏に押された済印は以前やっていたイベントスタッフのアルバイトで使ったものと同じものだった。どうでもいいか。ホールでは新曲の『KOꓸDAꓸMAꓸ』が流れていた。
3人の出身校である明治学院大学からのフラワースタンドがあった。他にも様々な会社や関係者から届いていたのでそれらを眺める。背後ではスタッフの青年が勝手に列形成をしている人々に「これ何の列でもないですからね!」と言って回っていた。ウケる。
開演前の会場内ではトリビュートアルバムが流れていた。実はこのときまだトリビュートアルバムを持っておらず、まさかの会場で初聴きということになってしまった。アルフィーのコンサートの開演前にアルフィーの曲を聴くの、不思議だ。
座席は初のアリーナ席。アリーナ席とはいえ後方なので、背の高くない自分はステージが見えるだろうか不安になる。もし背が高かったとしたら、後ろの席の人の見え方が今より気になるだろう。
アリーナ席はいつもより会場が広く見える。先週の夏イベのほうが収容人数は多かったはずなのに、会場はやけに広く見えて怖かった。
怒髪天のさすらい酒ぶつ切り開演。コンサート内容の詳細は省略する。
1つ言うとすれば『組曲: 時の方舟』が生まれてきてくれて良かったなと思いました。
記念品が豪華すぎて思わず帰宅後家族に自慢したらチケット代を疑われた。言えぬ……(年間5万)。
記念品はステンレス製の小さなトレー、お菓子(オリジナル月化粧)、そして3人全員の直筆サイン入りの写真と感謝状。それらが箔押しの紙袋に入っていた。豪華だ。
そう、直筆サイン入りなのだ。正確な数は不明だが、彼らはおよそ1万人にのぼるプレミアムメンバーズの会員全員分のサインを書いたということだ。
THE ALFEEに謝らなければいけないことがある。
直筆サインを受け取った数時間後、ぼんやりと(THE ALFEEって俺たちのことかなり好きでは……?)という思いが浮かんできた。
今更すぎる。彼らは常々諸々のことを通してファンへの愛を伝えてくれているというのに、私は今更気付いたのだ。本当に申し訳ありませんでした……。
終演後の長い拍手を思い出す。俺たちの拍手も、愛も、伝わっているでしょうか。聞こえていましたか。
帰り道、ふと、55周年も60周年もこうして祝いたいなと思った。何か他のことに連鎖してではなく、自然とそう思った。
いつ終わりが来るかわからない。自分が飽きるかもしれない、彼らがコンサートをできなくなるかもしれない、この先お互いに何が起きるかはわからない。
それでもこの時は、確かに、当たり前のようにそう思った。5年先も10年先も彼らを愛して、祝福していたいと思った。赤も紫も似合っていたし黄色もきっと似合いますよ。
またコンサートに行きたい。ライブバンドであることを誇りにしている彼らのホームグラウンドに。
今回のスペシャルコンサートに参加できて良かった。50周年を祝えて良かった。彼らを好きになれて良かった。THE ALFEEに出逢えて良かった。何度目かわからないけど、私は何度でもそう思うのだろう。