つきひ惣菜店 no.7『脳内戦略会議』
※わりかし長いので要約を呼んでもらえれば今回の脳内会議がわかるようになっています。
脳内戦略会議
ホワンホワンホワンホワワワワ〜ン
(さて、まずは鶏肉を捌いて、唐揚げの仕込みでもしようかね、これがうちの主力メニューだから丁寧にやっていかないとね、ほんと毎日毎日よくやってるよ、全国の飲食店の人まじすごいよほんと頑張ろうなみんな、最高最高。
お、ノってきたノってきた、こうなってくると他のことを考えながらでも作業は自動的に手がやってくれるというかなんというかそんな感じになってくるのよな。
だから今回のこの唐揚げ6キロを仕込む間はつきひ惣菜店の今後の戦略、特に集客の方法について考えるか。
まあうちはほぼ98%が長島のお客さんだから長島のお客さんにどうやってきてもらうかだよなぁ。
そもそも長島は西と東に分かれていて、つきひがあるのは東側だから西のお客さんはほとんど来ないんだよな。ということは東側にある1700世帯くらいの方がターゲットで、あとはつきひがあるところまで車で来るだろうから、そこに来れるような人たちっていうと、もうここら辺の人たちだよな。
ここら辺の人たちは近くのAコープにもいくだろうし、比較的きてもらいやすいだろう。大体この辺りで1400世帯くらいだから4000人くらいの人がいるんだよなぁ。じゃあこの4000人がどのくらいくればいいのかねぇ。現状一ヶ月やってみて平均来店人数が40人行かないくらいだから1%くらいの人に来てもらえてるのか。じゃあ認知自体は10%の400人くらいには届いてんのかな。まだまだ少ないねぇ頑張らないとねぇ。その400人はどんな感じで届いてんのかな。あまてよ、今インスタのフォロワーが380人くらいでLINE@の登録者が90人くらい、被りとかを入れても420、30人くらいはあるんじゃない?
そしてそれ以外でも来てくれる人が結構いるから600人くらいは認知があるんじゃない?
もう少し多いかな。おお、なんか結構増えてきたぞ。
じゃあその人たち増やすのにどうすればいいかな。インスタとLINE@は更新すれば結構反応いいもんな。おばあちゃんでもラインで『お弁当11時に2個ください』って連絡くれるしLINEってすごいよなぁ。しかも、フォローしてください〜って言ったら割と素直にしてくれるからありがたい。SNSなのに口頭でお願いします〜っていう選挙みたいな方法なのがウケるけど。じゃあ他の層を取りに行くならなんの手かなぁ、まあビラとわかりやすい看板だよなぁ。新聞の折り込み広告をまたするか。あれって一部に入れるの三円とかだから安いよね。今回入れたい範囲だと3300円くらいで折り込み入れられるっておもしろ。安すぎるだろ。毎月入れてもいいくらい。なんか郵便局のおっちゃんが火曜と水曜はAコープがちょっきり市をしてるからチラシが多くなってみんな捨てるから月曜と木曜がおすすめって言ってたな。おもしろ広告とか入れられればいいんだけどな。まあでもそれはスベるか。やめよ。今作ってもらってるチラシをそれに回してと、あ、あといろんなお店にビラを置いてもらおう。ほんとこういうときには協力隊であちこちに知り合いがいてよかったな〜と思うよね。よし今度の休みにあちこちに置いてもらうようにしよう。それと後は視認性を上げないといけないんだよな〜認知してもらってても、場所がどこかわからないとみんな来てくれないし、スマホで調べたりみんなしないし、見えてないとマジで入ってきてくれないからな、長島で隠れ家カフェとかしたらマジで隠れ家のまま終わる可能性さえある。誰にも見つけられずに閉店とか。これに関してはもう馬鹿でかい看板をつけるか、、、、あーでも結構かかるしなぁ。そもそも看板を立てていい土地がないんだよな。あーバルーンとか楽しそうやんけ。開店して一ヶ月経つのにバルーンを飛ばすって頭悪そうだけど、4階建以上の建物がない長島にはめちゃくちゃいいんじゃないのそれ。めちゃくちゃ遠くからでも見えるんじゃないのそれ。おもろ。バルーンは後でいくらで飛ばせるかみてみよう。看板とかには補助金が使えるけど、バルーンに広告宣伝費の補助金って使えるんかいな。まあいいか。
まずはインスタとLINE@の更新をきちんとこなして、選挙ばりの声かけをすることでフォロワーと登録者を伸ばし、ビラとバルーン(仮)でSNSやってない層の認知を高める方向で行くか。後はちゃんと美味しいものを作っていければ長島最強のツール「クチコミ」に載せてもらってどこまでも行くね。こういうところは噂の方がネット回線より早いからね。地道に頑張るしかないね。よし、これで唐揚げ用の鶏肉はばっちし!)
要約
課題である「認知」をいかに高めるか
→SNSの更新頻度を一定にする&口頭での勧誘でフォロワーを増やす
新聞折り込みや店頭ビラの営業をすることで接触回数を増やす
馬鹿でかいバルーンを飛ばす。(仮)