臨床における成果を考える
こんにちは奥住啓祐です。
突然ですが皆さんは臨床における「成果」をどの様に考えているでしょう。
患者さんやご利用者の様々な機能の改善と頭に浮かんだ方も多いでしょう。
もちろんそれも大切な成果。
ところがそれだけでは、ある視点から見た時に何も成果として残りません。
今回は「成果」について、その前提条件も踏まえながら考えてみましょう。
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誰が見るかによって成果は変わる
当然ですが成果は評価者によって変わります。
もう少し具体的にいうと、成果に対する評価の視点、指標が変わります。
①セラピストの視点
日々、様々な成果を皆さんあげられていると思います。
短文レベルで意思伝達ができるようになった。
以前よりも家族の話す言葉を理解できるようになった。
お楽しみレベルでも食べられるようになった。
その一つ一つが大切な成果ですね。
②患者さんの視点
これはとても悩むところです。
以前、ここでのケアに何を望みますか?というアンケートをとった時に面白い結果が返ってきました。
主訴の改善はもちろん回答に上がっていましたが、その他にも
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