セルフケアで学ぶ口腔機能 @口腔機能探求部(アンコール開催決定)
こんにちは奥住啓祐です。
今回は以前お話していた「セルフケアで学ぶ口腔機能」企画についてご案内です。
去年まで様々な地域の方々から「口腔研修」のご依頼頂いておりましたが、今年度は今のところオンラインでのご依頼がメイン。
なかなか口腔の実技研修は集まっては行いにくい状況が続いております。
僕としても、このような状況だからこそ新しいことにチャレンジし続けたい、そしてオンラインでも口腔の評価やアプローチについて学ぶ環境を作りたいと考えています。
そこで口腔機能探求部を作り、月に1回皆さんと口腔機能について考える時間を作りたいと思います。
口腔機能探求部ではオンラインで皆さんに口腔のセルフケアを通して、口腔の評価や口腔と全身の関係ついて共有したり、スペシャルゲストに参加して頂き、口腔についてのトーク会を行ったりする予定です。
第1回口腔機能探求部
日時:8月29日(土)21:00~
場所:オンライン(zoom)
この記事の有料部分に参加用URLを添付します。
参加費:2,000円(STマガジンの定期購読者は必要ありません)
第1回口腔機能探求部
一応テーマは決めておきますが、参加者から自分の口腔のことについてなど相談があったときは内容が変更となる場合もあります。
原則、患者さんの相談は受けません。もし担当患者さんについてアドバイスが必要な場合は、ぜひオンライン症例検討会へエントリーをお願いします。
さて、特にハンドリングを好んで臨床に取り入れている言語聴覚士さんは、口腔や構音、嚥下障害への直接的アプローチの前に、頭頸部の土台となる上下肢、体幹などから整えていかれることも多いのではないでしょうか。
頭頚部の前に上下肢、体幹、姿勢を整えましょうと伝えるセラピストさんは、身体を「家」や「木」に例え、頭頚部は頂上に位置するので、家の土台に問題があれば、家自体が傾くため、その状態で口腔顔面へアプローチしても非効率ですといった説明をされることがあります。
僕もその視点はとても共感しており、理学療法士さんなどと一緒に臨床を行うのは大変勉強になります。
ところが「その考え方だけ」では見えない口腔顔面の機能の面白さがあります。それは口腔顔面から上下肢、体幹への影響も良くも悪くもあるという事です。このことを知ると、口腔に対する考え方(評価、アプローチ)は大きく変わります。
少なくとも「必ず土台から」とはならず、その都度どのようなステップ(口腔から?上肢から?)でアプローチしていくべきか検討することができ、かつ口腔に課題があるケースに対して、丁寧に口腔を評価できるようになります。
そもそも振り返ると、
僕自身も体幹や上下肢などへ、どの様にアプローチをしていくのか日々探求していますが、今思うとその学びのキッカケは「口腔顔面に対する効果的なアプローチ方法が分からない」からだったと思います。皆さんはいかがでしょう。
言語聴覚士オンラインの口腔機能探求部での活動を通して、ぜひ口腔機能について一緒に考えていきましょう。
オエっとなる?
さて先日Twitterでこのような投稿が流れてきました。
Twitterで口腔についてのマニアックトークにお付き合いして頂いてる理学療法士のあんどぅさん。
「オエっ」
うがいする時によくなる方
口腔内を指で触れたときになる方
臨床でも嘔吐反射がでやすいく悩む場合もあるでしょう。
今回は実際に自分で自分の口腔内を触っていきながら、
自分の口腔内を評価し、アプローチを行いながら「オエっ」についても考えていきましょう。
目標は「自分で自分の軟口蓋を怖がらずに触れるようになる」
この「怖がらずに」というところが大切ですが、理由は説明しなくても大丈夫でしょうか。
このあたりの内容は口腔にふれる前の大前提の話になるので、当日おさえていきましょうね。
それでは下記に当日参加用のURLを添付します。
第1回口腔機能探求部に参加する際に用意してほしいもの
・飲み物(なんでも可)
・自分の口腔内を触るので、必要な方はグローブ
必要ない方は手を洗って素手でも問題ないです。
・自分の口腔内を観察する鏡(スマホのインカメでも可)
言語聴覚士の皆さんのなかにも、自分の声、発音について悩んでいる方、口腔についての評価が良く分からないという方もいらっしゃると思います。
それら一つ一つの悩みを共有しながら、解決のキッカケになると嬉しいです。
第1回口腔機能探求部 参加用URL
当日こちらに参加用のURLをはります。
第1回 口腔機能探求部は終了しました。
➔追加開催決定(詳細は記事後半へ)
zoomでは画面はオン・オフどちらでも問題ないです。
随時音声もオンにしてディスカッションしましょう。
第1回を振り返って。
昨夜は多くの方に参加頂きありがとうございました。
今回は
①アセスメントの時に大事にしている3つの前提
②アプローチの時に大事にしている3つの前提
③飲水、開口、僧帽筋のセルフアセスメント
④実際に赤ちゃんや子どもたちの口腔機能を写真で紹介
⑤2つの口腔セルフケアの紹介と実践
⑥口腔セルフケア中の頸部、僧帽筋、上肢などの変化を評価
⑦フリータイム
という流れで進行しました。
今回紹介したのは誰でもできるセルフケア方法。
それでも変化は口腔だけでなく全身に波及していくのを皆さんと共有できましたね。
今回は急遽CMでも活躍されている声優さんにも登場して頂き、少しだけお話する時間もとれました。
声優さんの最後の「おやすみなさい」には癒されましたね。
来月の第2回 口腔機能探求部では今回出演して頂いた声優さんとの口腔トークと、それに関連する舌についてのミニ講義を行うよう調整しています。
また詳細が決まり次第公開しますね。
それでは今回、皆さんで練習した口腔のアセスメントとアプローチ。ぜひまずは職場の方などと楽しく共有してみてください。
#口腔機能探求部で頂いた皆さんの感想
来月も楽しく学びましょう♬
第2回LT大会の発表エントリーも募集中です。
第1回口腔機能探求部アンコール開催
参加できなかった方々のご要望を頂き、第2回開催の前に第1回の内容の追加開催が決まりました。
日時:9月5日(土)21:00~
場所:オンライン(zoom)
すでに第1回 口腔機能探求部へ参加いただいた方の参加も大歓迎です。
第1回 口腔機能探求部アンコール開催URL
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終了しました。
第2回もお楽しみに!
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今夜も声優さんが途中から合流される予定です♬
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言語聴覚士オンライン 1coin ST magazine
国内外の多くの言語聴覚士で執筆しているので、言語聴覚士が関わる幅広い領域についての記事を提供することが実現しました。卒前卒後の継続した学習…
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