言語聴覚士として情報収集した既往歴をどのように活かすか①
こんにちは奥住啓祐です。
小児領域、成人領域関わらず「クライアントの既往歴の確認」は言語聴覚士として必ず行うタスクの一つであり、経験年数に関わらず日々行われていると思います。
この既往歴に関して
「情報収集した既往歴をどのように臨床に活かしたら良いですか」とST学生さんから質問されたら、どのように説明されていますか?
分かりやすく言語化するのは難しいですね。
この問いに対する自分の考えを具体的に持てるようになったのは臨床経験10年を超えた頃だったと思います。
今回の記事は、成人領域、小児領域関わらず、「既往歴について情報収集はできているけど、臨床への活かし方が分からない」、または「分かりやすく言語化して説明することが難しい」と考える言語聴覚士さん向けに、私の既往歴も踏まえながら皆さんと共有していきます。
今回の記事を通して臨床への良い気付きが1つでもあれば幸いです。
既往歴を臨床に活かすとは
「臨床に活かす」という表現は少し抽象的ですので、より具体的な表現に置き換えてみようと思います。
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