失語症 × 業務改善 3:検査結果及び情報提供
こんにちは奥住啓祐です。
今月は整形外科クリニックの職員向け研修として、口腔機能と身体機能について講義と実技を行い、先週末はケアマネさん向けに失語症をテーマにお話しました。
特に介護保険領域の方にお話するときは、単に失語症の話をするのではなく、制度も踏まえた話をすることを大切にしており、介護事業所への実地指導(運営指導)を行うなかで得た視点も盛り込みながら講義の構成を考えていきます。
さて、6月は全米失語症協会(the National Aphasia Association)が定めた失語症啓発月間。前回に引き続き、失語症をテーマにした記事を公開します。
お時間がある時に過去の「失語症 × 業務改善」についての過去の記事も読まれてみてください。
お知らせ
東京研修の前日も口腔研修か法人研修を行う予定です。こちらも少人数で行いますので、興味のある方は先はご連絡ください。
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APHASIA BILL OF RIGHTS
ご存知の方も多いと思いますが、2005年9月26日、全米失語症協会(NAA)理事会は、以下の内容を失語症がある方の権利の章典として承認することを決定しました。
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