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LT大会後に頂いた質問(テキストデータ分析)
こんにちは奥住啓祐です。
先日、言語聴覚士の国家試験の合格発表もあり、今年は69.4%(昨年は65.4%)の合格率でしたね。合格された皆さんおめでとうございます。
4月以降ただでさえ新しい環境でストレスが溜まる日々が続きますが、今年はさらに新型コロナウイルス対策も求められ、通常以上に負担のかかる状況だと思います。
自分の心身を大事に、一歩ずつゆっくり進んでいきましょう。
さて、あっという間に年度末になりましたね。
2020年度はほんとに変化の年で、大きな事業が同時進行で始まった年でした。介護保険事業所への第3者評価など(その他も合わせて)の事業も、例年の倍程に増え、全部で50程の介護保険事業所へ、訪問もしくはオンラインでヒアリング等させて頂きました。
あらためて貴重な経験をさせて頂いている今の仕事環境にとても感謝しています。
さて今月開催しました第5回LT大会も多くの発表ありがとうございました。
3月末までアーカイブは残しますので、当日参加できなかった方は是非視聴されてください。
今回、僕は「再現可能なデータ分析」をテーマにお話しました。
日本心理学会でこのテーマが複数取り上げられていたことに驚いたこと、そして僕自身もこの視点は学んで行きたいとが今回このテーマを選んだキッカケです。
ここ数年、統計やデータ分析について勉強するなかで思うのは「可能ならば、研究するなら統計の専門家と一緒にしたい」ということ。ただ何もその分野のことを知らないと専門家と話し合いもしにくいので、大まかにでも学んでおくことは大切だと考えています。
データ分析に関しては、今後のLT大会でも定期的にテーマに取り上げていこうと思います。さて、今回は、LT大会後に頂いた質問に対する回答を共有していきます。
今回の記事では、これから日頃の臨床のデータを分析してみたいという方が、分析ツールを選ぶ際の考えるべきポイントについてまとめてみました。参考にして頂けると幸いです。
無料・プログラミングが不要な分析ツール(テキストデータの分析)
僕自身がRを使っているので、LT大会では基本的にRを紹介していますが、どのツールを使うかは「状況と目的」で選択すれば良いと考えています。
今現在、「所属法人の有料ツール(SPSSなど)を使える状況にあり、将来的にも今の職場で継続して働くことを想定されている方」はそのツールを使うことが、ツールを使うための学習コストも低く、良いのではないでしょうか。
法人契約の有料分析ツールを使っている方でも、「将来は違う働き方をしたい。でもデータの分析で何かしらツールを使う必要はある。」という方は将来を見据えて、他のツールも使えるようになっておいた計画がスムーズに進むでしょう。
分析ツールを考えるとき、まずは2つの軸で考えることになると思います。
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