ぼうさいこくたい2024で、今年もセッションを開催します!
国民の防災意識の向上や防災に取り組む人々の連携構築を図るための大規模なイベント・ぼうさいこくたい。今年は、2016年の地震、2020年の集中豪雨により甚大な被害があった熊本県が舞台です。「復興への希望を、熊本から全国へ~伝えるばい熊本!がんばるばい日本!~」をテーマに掲げ、熊本城ホール・熊本市国際交流会館・花畑広場を会場として10月19日(土)~20日(日)に開催されます。セッションやワークショップなど出展数は400超!充実の2日間となりそうです。
食べる支援プロジェクト(たべぷろ)は、今年も90分のセッションを行います。能登半島地震発災後の実際の食支援の取り組みをご紹介しながら、災害時に心と体の健康を支える食と栄養の大切さをを伝えるとともに、平時からの民間の力による食支援体制づくりの可能性について模索していくために企画しました。広く一般に向けて発信していきますので、多くの方々に関心を寄せていただけたらと願っています。ぜひ奮ってご参加ください!
食べる支援プロジェクト(たべぷろ)主催セッションのご案内
ゲスト登壇いただくのは、日本サステイナブル・レストラン協会(以下SRAJ)代表理事の下田屋 毅さんとSRAJ加盟店であり能登半島地震で被災された輪島市町野町の「日本料理 富成」店主 冨成 寿明さんです。
発災直後から、協会の料理人ネットワークを活かした連携で食支援を模索された下田屋さんと冨成さんから、地域に寄り添った炊き出し実践についてお話いただきます。その実践を通じて得られた料理人の視点からの気づきは、フェーズフリーな災害対応を考えるうえで示唆に富んでいます。
そして、たべぷろを牽引する世話役メンバーの味の素ファンデーション(以下TAF)・原 裕樹さんからは、災害時の食と栄養の問題の解決に向けた「いつも」からの食の防災の取り組みと、「もしも」のときの取り組みとしてたべぷろ連携で進めた食糧物資支援ならびに復興に向けた地域コミュニティ再生支援について解説いただきます。
食と栄養の問題は、大人か子どもか、支援者か被災者かに関わらず、一人ひとりの努力と連携で状況を変え、解決できる数少ない減災・健康被害予防手段!!です。
食の防災・減災に興味がある方、食や栄養を取り巻く問題について関心がある方、地域コミュニティの在り方についてヒントを得たい方などなど、あらゆる関心を入り口にしてご参加いただけたら、そしてこのような活動の仲間になっていただけたらとても嬉しいです。
会場、オンライン参加どちらにおいても自由にご入場いただけますが、関心領域や属性をセッション進行上の参考にさせていただきたく、以下のフォームへの事前登録にご協力をお願いしています。皆さまのご参加をお待ちしています!
「いつも」参考にしていると「もしも」に活きる!
たべぷろ制作「支援の手引き」マガジンをぜひお読みください!