ダイジェストでお届けしてきた「支援の手引き」も、今回が最終回となります。被災地では、避難所から移った後も問題が続きます。
被災地の問題は福祉的な問題と深く関係しています。災害が起きる前は自立していたけれども、被災して家を失ったり、生業を失ったりして、生活に困窮される方も多く発生してしまいます。そして法律を根拠にした行政支援では、生活再建に限界があり、一番切り詰めやすい食にまつわる費用を削り、十分な食事ができない生活を続けてしまう方も存在します。
本編では、被災によって失った調理家電や調理器具等の支援による心と体の健康づくりについて、ご紹介します。