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第11回「今年も元気に賑やかに!」

2025年、明けました!

すっかりお正月ムードも抜けきった1月半ば。
我が編集部はすでに通常モード、いや、鬼ハードモード突入です。

「イラストは? まだあがらないの?」

と、ミドル・ボスがあいちゃんに声をかける。
めずらしく野球ネタも比喩もないストレートな物言い。
あぁ、それだけ切羽詰まってるってことですね。わかります。

「だぁぁぁぁ!
 あれほど余計な直しは入れるなと言ったのにっ!!」

と、今度はしもむーが叫ぶ。
年末から続く著者さんとのバトル…まだ終わってなかったのね。
というか、もしかしてここからが本番?
カーン!
さあ、ゴングが鳴ったー。先にギブアップするのはどっちだ!?

「んー、企画、企画…。
どかーんとバズる企画、どこかに落ちてないかしら」

と、こちらでは、まりりんが頭を抱えている。
毎度のこととはいえ、企画案不足はなかなかに深刻らしい。
目新しさや話題性は大切だけど、雑誌のコンセプトは遵守したい。
それでいて、堅苦しくないソフトで楽しい記事を。
って、贅沢がすぎるよ、まりりん。
まあ、本音は「売れれば正義」なんだけどね。

「おめでとうございますー。
 今年もよろしくお願いします!」

と、やってきたのはたくやくん。

「新しい企画と手土産、持ってきましたー」
とは、なんと気のきくやつなんだ。
こういう心遣い、モテるよねぇ。
え? まったくモテない?
あー、えーと…その当たりの分析は、また改めて(苦笑)。

「お茶が入りましたよ」

と言うひろこさんの言葉を合図に、休憩タイム…かと思いきや、
たくやくんの持ち込み企画を肴にして、即席の編集会議が始まった。

「着眼点は面白いけど、うちの雑誌のテイストと違いすぎない?」

と言うまりりん編集長に、

「違うからいいんじゃないですか。今年は、壁破りましょうよ!」

たくやくんは一歩も譲る気はなさそうだ。

「だったら、いきなり雑誌じゃなくて、
 noteとかでお試し連載してみるのはどうですか?」

「うんうん、それいい!」

あいちゃんの提案に、しもむーが大きくうなづく。

「そうねぇ、最初は育成枠ってことでいいんじゃない?」

サラッと野球ネタをブッ込んでくるミドル・ボスは、
やっぱり今年も健在でした。
早く支配下登録されるといいね、たくやくんの企画。

そんなこんなで、今年も「たべツー」は騒がし…じゃなくて、
賑やかで活気のある現場です。

今年もどうぞ、応援の程、よろしくお願いします!!

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