リモート環境下で行った食べログ フロントエンドチームのオンボーディングについて
こんにちは。食べログFE(フロントエンド)チームの原田です。
去年の12月中旬にFEチームにjoinしてから丸2ヶ月が経ちました。
今回はFEチームのオンボーディングの様子やチーム内の文化について書いてみたいと思います。
ちなみにオンボーディングは人事で実施される全社的なものと、
配属チームで具体的な業務に当たるためのものの2つに分かれますが、今回は後者をメインにお話ししていきます。
FEチームのオンボーディング体制
FEチームでは新人1名に対してコーチとメンターを各1名ずつアサインしてオンボーディングを行います。
コーチとメンターの役割はそれぞれ以下です。
コーチ:新人のOJTをメインで推進する。具体的なスキルアップスケジュールを立てて、進捗を見守る。
メンター:週一の1on1を開催し、新人の相談役となる。
以降の説明で出てくるコーチ、メンターという言葉は、上記の役割を担当するメンバーを指します。
オンボーディングの流れ
入社初日、全社的なガイダンスを人事担当者からしてもらったあと、チームリーダーと合流しチームのオンボーディングに入っていきました。
以下は私が経験したFEチームでのオンボーディングの流れになります。
入社初日
・スキルヒアリング
・FEチームについてのガイダンス
・PC環境構築
チームリーダーと合流しPCを受け取ったあと、
出社時に行わなければいけない最低限の作業(PC初期設定など)と、スキルヒアリングを受け、その日のうちにリモートワークに移行しました。
これ以降の作業はすべてリモートワークで行っています。
スキルヒアリングについて
FEチームには業務に必要とされる知識や技術がマインドマップ形式でまとまっている資料が存在し、初日にチームリーダー、コーチと一つずつ確認を行いました。
もし経験や知識レベルに不安のある項目があれば、今後どのようにフォローしていくかや
学習に利用できそうな書籍の持ち帰りの提案を受けました。
(出社したタイミングでスキルヒアリングを行っているのはこのため)
個人的にはこのスキルヒアリングで業務を行う上で現状足りている部分とそうでない部分が明確になりました。
また前職での経験などについても改めて話せたので、
チームリーダーとコーチに現状のスキルについて理解してもらえたという安心感が得られた点が良かったです。
1週間〜4週間目
・PC環境構築
・チーム運用のガイダンス
・規約ドキュメントのガイダンス
・ペアプログラミングによるOJT
・書籍学習
・週一でメンターと1on1
・ウェルカムランチ
チーム運用のガイダンスについて
以前の記事で紹介されているような働き方についてや、リプレースプロジェクトの概要、実際に開発を進める際のチケットワークフローについて説明を受けました。
リプレースプロジェクトについては、インセプションデッキの説明から始まり、現在の進捗と計画しているマイルストーンを共有してもらいました。
リプレースプロジェクトのコンテキストを丁寧に把握することができました。
ペアプログラミングによるOJT
チケットワークフローなどを実践するため、小規模の開発をコーチとペアプログラミングで進めました。
実際に手を動かしてみることで作業についての理解が捗ります。
またペアプログラミングで進めているので、
疑問はその場ですぐ解消しながら進めることができました。
1ヶ月後以降
・リプレースプロジェクトに本格参入
約1ヶ月が経ったタイミングでリプレースプロジェクトに本格参入することができました!
これまでに検証作業やバグ対応を経験し、
現在はこれからリプレースを進める機能の調査・開発などを行っています。
ここまで、私がリプレースプロジェクトに本格参入するまでの流れをざっと振り返ってみました。
オンボーディングがスムーズに進んだ背景にはFEチームの文化が大きく寄与していたので、次はその内容について触れたいと思います。
オンボーディングを円滑に進めるために役立っていたFEチームの文化
コロナ禍での入社ということもあり入社前の私にはいくつかの不安がありました。
・対面で話したことがない人ともリモート環境下でうまくコミュニケーションが取れるだろうか?
・リモート環境下で困ったときにすぐ質問や相談ができる環境だろうか?
結論から書くと上記の不安はFEチームの文化により見事解消されました。
このFEチームの文化について紹介します。
雑談タイム
こちらも以前の記事で触れられていますがFEチームには朝会・夕会後に意図的に通話を繋いだままにして
フランクに雑談や相談をしながら作業を行う文化があります。
オンボーディングの際はこの空間が本当にありがたく、
細かい疑問や相談を気軽に投げかけることができました。
また他のメンバー同士が話している内容から業務知識をキャッチアップしたり、人となりを理解する場としても効果を発揮していました。
分報
FEチームでは各メンバーが分報チャネルを所有しています。
私も入社初日に自分の分報チャネルを作成し、疑問や気づきなどを適宜投稿していました。
書けば誰かしらレスをくれたりリアクションしてくれるので、
こちらもオンボーディング時のつまづきを解消する手助けとなっていました。
まとめ
今回はFEチームのオンボーディングについてご紹介しました。
入社前はリモート環境下でのオンボーディングに不安もありましたが、
実績としてはとてもスムーズに終えることができたと思います。
最後に
FEチームにはリモート環境下で入社するメンバーでも安心して開発にjoinできる環境があります!
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