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2024/02のヒットソング
2024年も早くも2ヶ月が過ぎ去りました。
また今月聞いた曲達の中でグッときた曲をまとめました。
軽い感想と共にご紹介していきます。
1.Militarie Gun / Will Logic (feat. Mannequin Pussy)
1月リリースのEP Life Under The Sunより。
LAのバンドMilitarie Gun、Title FightやHot Water Musicを彷彿とするマッチョでタフなボーカルが特徴のバンドだったのですが、今作はアコースティックなソングライティングを全面に押し出していてとても驚いた一枚。
音響的な生楽器とコーラス、アメリカーナな懐かしさもある良作だと思いました。こっちの路線でも1枚出してほしい、、、
2.J.Mascis / Hangin Out
2月リリースのWhat Do We Do Nowより
ソロでは6年ぶりの新作です。ソロではいつも片意地の張っていないフォーキーな歌を歌ってくれて、無条件にいいと思える曲を届けてくれます。
今回もゆるく休日に聴くのがぴったりな良作を届けてくれました…
3.Plantoid / Modulator
2月リリースのTerrapathより
UKのバンドPlantoidのデビューアルバム、いいアルバムでした…!
ジャズロック〜プログレ〜フュージョンを下地にしっかりと歌をフューチャーしてオルタナティブな感性も刺激される、とにかくハイブリッドな作品だと思います
フジロックが絶対似合うバンド、来てくれたら絶対みたい!
4.Coco / Empty Beach (OurVinyl Sessions)
23年10月リリースのCoco OurVinyl Sessionsより
う、美しい、、、!
沈美なオルガンのアンビエンスの上に気品漂う男女混声の穏やかなメロディが染み渡ります。
Dirty ProjectorsのMaia FriedmanによるソロプロジェクトCocoは今月知った中でかなり要注目のバンドになりました。
そして今月新譜でました!そちらも素晴らしいのでぜひ!
5.Ferna / Luna Rosa
23年6月リリースのYo, Fernaより
メキシコのバンドLittle Jesusのベーシスト/ギタリストのFernaのソロ作品のこちら、いやー名盤ではないでしょうか。
この気だるさは本物のアウトサイダーでないと出せないと思います、屈託のないメロディーと渋い歌声がまどろみの坩堝にぶち込んでくれる一枚です。
Little Jesusも聞かねば!!!
6.Atención Tsunami / Politiza tu estrés
2月リリースのCoreより
スペインのバンドAtención Tsunamiこれも大プッシュの1枚!!
鼓膜にブッ刺さり引き剥がせないギターのポストパンクな音響感、基本スポークンワードのボーカルといいオラつきまくったアンサンブルの空気感が冷たくて最高です、、
その中でもこの曲のサビの多幸感と三連符のフレージングは天才的だと思います。
これまた要注目のバンドに出会いました。
7.proun / Exit the Room
23年5月リリースのシングルFormより
僕はovlov、Blue Smiley、Bleary Eyedといった多幸感のあふれるシューゲイズバンドが大好きなのですが、その中に名前を連ねるバンドになりました。
いやバンドなのか…?宅録なのか…?それすらわからないほど情報がないのですが、このシングルはとにもかくにも素晴らしいです。
幽玄な地平を見ながら感動的な景色を見せてくれる、最高の3曲です。
アルバムのリリースをいつまでも待っています。
8.what is your name? / Ignorance Is Bliss
2月リリースの同名シングルより。
個人的にparannoulと同じ地平線に立っているwhat is your name?の新曲。
流麗で透き通った冬の朝のようなアンサンブルに願うようなサビのメロディがとても儚くて素晴らしいです。
絶対多くの方に刺さるはずなのでもっと知名度が上がってほしいアーティストです、、
9.PREGOBLIN / Nobody Likes Me
2月リリースのPregoblin IIより。
もうド直球にフロアキラーなディスコナンバー、パーティーの最後にかけてほしすぎる…サビの子供の声が乗るとことかベタベタに大正解だと思います。
こんなダフトパンク直系なダンストラック、久しぶりに聞いたような気がしました、、
10.Church Chords / Then Awake (feat. 嶺川貴子, Ricardo Dias Gomes, Benjamin Lazar Davis & Eric Slick)
2月リリースのelvis, he was Schlagerより
TortoisのJeff Parker,John Herndonを始めとしたシカゴ音響派の勇士たちによるプロジェクトChurch Chords、かなりアブストラクトな作風でジャズというよりもエクスペリメンタルな1枚でした。
その中で嶺川貴子さんのキッチュな歌声と共にジャングリーなビートで揺り動かされるこの曲がとてもお気に入りです。
11.YOHEI / が、当時
1月リリースのEcho You Knowより
LA在住のアーティストYOHEIさんの2ndアルバム、アメリカーナでバーバンクなサウンドが朗らかに詰め込まれた作品で大好きでした。
確実にはっぴぃえんどのソロ諸作〜Never Young Beachといったものが好きな方はマストな作品だと思います。
今作を聞きながら散歩するのがめちゃくちゃおすすめです。
12.柴田聡子 / Your Favorite Things
2月リリースのYour Favorite Thingsより。
オルタナティブR&Bに接近したアンサンブルとその一癖も二癖もあるメロディが見事に融合した、美しさと儚さの中で優雅に踊り狂える素晴らしい1枚でした。
きっと彼女のキャリアで最も世間で有名な1枚になるのかもしれませんが、改めて今までの作品達も再評価されてほしいと個人的には思います。
がんばれ!メロディー以降のアルバムはどれも名盤すぎる!!!!!
13.Mama Zu / Capital Kind
2月リリースのQuilt Floorより。
ボブディランよろしくなシンプルなワルツナンバー。
その他の曲が捻くれたような展開を多く見せる中、あまりの素朴さになんだか強く胸を打たれた1曲です。
やっぱりこういう朴訥とした曲っていつ聞いてもいいもんだなぁ、、
以上13曲のご紹介でした。
なんだか今月はすごく素っ気ない、だからこそ日常で何度もしまっている曲達になったと感じています。
また来月以降も素晴らしい曲に出会えることを待ち望みながら、日々を過ごしていきたいと思います。