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2024/01のヒットソング

2024年一発目の今月聞いてよかった曲集!
軽ーく感想を添えてオススメしていきます。
今月もいい曲に沢山出会えました…



1.The Lilac Time, Nick Duffy / Toga Party

09年作のSapphire Stylusより。
素朴なウクレレやギターなどを用いたこじんまりとした伴奏曲。森の中で動物たちが行き交うような心温まる映像が思い浮かびます。こういったプリミティブでドラマティックな音にはどうしてもグッときてしまいます性癖ですね…


2.Superviolet / Big Songbirds Don't Cry

23年4月リリースのInfinite Springより。
いやもうジャケ通りの夕暮れ感モリモリ、切なさはち切れんばかりのインディフォークソング!!!音色がとにかく儚すぎます…ラストに歪ませるアレンジもガッツポーズ出てしまいました。


3.Al Menne / What U Want

23年9月リリースのFreak Accidentより。
シンプルなギタードラムベースに合わせて振るわせるような歌声で歌われるバラードソング。歌声がどことなくJudee Sillを感じさせ、メロディの妙といい音色の美しさといいとてもグッと来た1曲です。


4.Holy Waves / Five of Cups

23年8月リリースのFive of Cupsより。
イントロの警報のようなシンセ音で一発で心射抜かれた1曲、こういう天にも昇るフレーズ大好きなんですよね、、Cool NotesのMy Tuneみたいな、、
じわじわと高揚感を煽る曲展開やラストの痒いところを掻き続けてくれるようなギターソロも最高のネオサイケ文脈史上でも極上の1曲だと思います。


5.Nara Leao / O Sol Nascera

64年作のNaraより。
金管楽器のフレージングや重厚なコーラスなど、類稀なアレンジワークが素晴らしすぎるボッサの歌姫による1曲。ジャンルを超えたエヴァーグリーンな曲だと思います。
余談ですがプレイリストで流して聞くと音の良さが際立っていますね…やっぱり当時の録音って唯一無二だと再認識させられます。


6.Timeless Legend / (Baby)Don't Do This To Me

76年作のSynchronizedより。
軽快なエレピにドラムの黄金のダチーチーフレーズ、そして伸びやかなボーカル&コーラスが痛快なこれぞフリーソウルな1曲!
そしてこの曲で何かしら良さを感じたならばアルバム1枚通して超オススメです。とんでもないハイクオリティの名盤です。


7.Patio Solar / Escribiendo en mi Cuepo

今年1月リリースのPuro Espejoより。
チリのバンド(今はソロで活動中)のPatio Solarの新譜もニクイフレージングの映える素晴らしい1枚でした…
フォーキーな匂いのするギターポップからかなりストレートなシューゲイズ、新機軸な打ち込みエレクトロまで…いつもありがとう…


8.the apology club / Bury You

今年1月リリースのVicarious Lifeより。
こぢんまりと部屋のベッドで爪弾かれるようなギターと歌、繊細で耽美な空気感の中サビで世界がふっと広がります。
こういった日常の中でふと気付くような感動を表現したような(個人的な感覚すぎて伝えるのが難しい…)曲が本当に大好きです。


9.ataquemos / Dudi

21年作のNo se, amorより。
今月のイチオシアルバム!!!ど名盤だと思いました。
こちらもチリの宅録アーティストなんですがDuncun Brownがもし南米で産まれていたら…みたいな熱帯感と感動的でフォーキーな歌が見事に融合した1枚です。アルバム通して感動しっぱなしでした…
曲名にも使われてるElliott Smithにも全く引けをとってない。本当に素晴らしい1枚なので少しでも多くの方に聞いて欲しい…!
(途中アメフトのNever Meantのイントロが差し込まれてくる所でブチ上がりました)


10.Simone / Coisa Feita

83年リリースのDelirios Deliciasより。
お祭り騒ぎのパーカッションでブチ上がるパーティーディスコチューン!!!
Marcos Valleといいブラジルのディスコナンバーは本当に楽しくて嬉しくて素晴らしいです…


11.John Martyn / Please Fall in Love with Me

81年作のGlorious Foolより。
幽玄なシンセとドコドコと鳴る太鼓、なんだか異世界の光景を見ているようななか重なりあいリフレインする歌声…ニューエイジな感触もある幻想的な一曲です。
John Martynってこういう曲も作る人なんだと認識が新たになりました…他のアルバムも聞き進めたいです。


12.ZAZEN BOYS / YAKIIMO

今年1月リリースのらんどより。
向井秀徳という人間はナンバーガールからとにかく自己表現を貫き続け、正に生き様を包み隠さず曝け出してきました。そしてリリースされた12年ぶりのZAZEN BOYSの新譜を聞いて、感じたのは

向井秀徳の人生も終盤に差し掛かっている

というとてつもない畏怖の感情でした。
このアルバムを聞いて感じたことはただ音楽の感想を述べるだけでは到底現せるものではないので、今度何かしら文章にしたいと思います。ただ間違いなく最高傑作だと思うのでぜひ。



以上12曲の紹介でした!


そして最後に










     サンキューチバ!!!!!
あんたの歌と詞に救われまくったぜ!!!!!!


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