となりのくに
わたしが中学生の頃、近いようで遠かった"韓国"という国からきた音楽がとても流行っていた。
わたしもそれに魅了された一人で、当時周りで流行っていたKARAや少女時代をはじめとした、いわゆるヨジャグループ(女性グループ)が好きだった。(当時のわたしはアフタースクールのユイちゃんの虜でした。)
たまに、小学生の頃からニュースで日本と仲の悪い国だと言われていた国の音楽を聴いていることに少し違和感を感じながら、父とよく聴いていた。
大人に近づくと、韓国と日本の歴史を知り、仲の悪くなった理由が少しずつ理解できるようになった。
でもやっぱり疑問だった。
「どうして隣の国で喧嘩してるんだろう」
「どうしてわざわざ仲悪くなるような条件出すんだろう」
「どうしてお互いに思いやりが持てないんだろう」
「どうしてお互いの話をちゃんと聞けないのだろう」
知れば知るほど悲しい事実に辛くなった。
韓国で反日教育をしてると知った時は本当にショックだった。
人は弱い。
一度、歩幅が合わなくなると、なかなかお互いを受け入れることに時間がかかる。
それがわかっていてもやっぱり国交がうまくいかないこの関係には悲しくなった。
自分が大人といわれる歳になり、世界も広がり、(すこしではあるが)韓国人の友達ができ、嬉しかった気持ちを感じるのもつかの間。
更に日韓関係が悪くなった。
双方の国の友達が、双方の国の友達に
「日本旅行行っても大丈夫?」
「韓国に遊びに行っても平気?」
と聞いたり、聞かれたりすることが途端に増えた。
日本に旅行に来ても、
たいしたことなんてない。
日本人は旅行に来た韓国人と話している。
道を聞かれたら教えるし、普通に話しかけている。(きっと韓国でもそうなんだろう。)
でも胸を張っておすすめもできない。
「何かあったら…」と不安になる国交関係だからだ。
この話を中学生の弟にするとこんな言葉が返ってきた。
「この状況救えるのって音楽だけじゃない?」「KPOPアイドル万歳でしょ」と。
馬鹿みたいかも知れないが、
本当にその通りだと思った。
この状況を韓国が好きな全ての人に真剣に考えて欲しいと思った。
ただ「アイドルが好き」「俳優さんが好き」そこから始まっただけでもいい。
今のわたし達はわたし好きなものを守るために考える必要があるのです。
日本と韓国という、
それぞれの国がどうの以前の問題です。
目の前に韓国の人が来ようが、中国の人が来ようが、アメリカ人が来ようが、国以前にわたしたちひとりひとり人間なのです。
あなたはアメリカ人だから仲良くしませんか?
あなたは台湾人だから仲良くしませんか?
もしそう考えているなら、
それってただの人種差別だと思いませんか?
よく考えてください。
あなたは韓国の人に直接何かされましたか?
韓国の人が日本人のために発信してるYouTubeのコメント欄には今日も反韓の人達のコメントであふれています。
ここには載せていない、
更に酷い内容のものもたくさんありました。
(コメントはJUJUワールドさんのコメント欄より引用させていただきました。)
こういうことをかけてしまう人がいることが、とても悲しいなと思ってしまいました。
どうかそれが少しでも消えてくれますように。