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これまでの生きざま

当初、自己紹介記事に載せていましたが長いので分けました。



誕生から中学 ー夢ー

8歳上の姉の後、5歳上の兄がダウン症で生まれ、ダウン症には兄弟がいた方がよいと助言を受けたことでその後に私が生まれました。(父談)

幼少期は絵を描くことが好きな明るいひょうきん者といった感じでした。
家族のムードメーカーであったと自負しています。
小、中学校では学級委員を何回かやったり、小1からピアノを習っていたので合唱ではだいたい伴奏者をしたりと前に出ることが多かったです。
将来の夢は、

お花屋さん(年長):植物好き

考古学者(小学校低学年):ミイラ気になる

イラストレーター(小学校中学年):絵好き

獣医(小学校高学年):動物好き

宇宙飛行士(小学校卒業時):宇宙気になる

鑑識官(中学校):死気になる

と変遷しました。


高校から大学 ー選択ー

高校は進学校に進み、生物が好きだったことと兄のこともあって親が喜びそうだなという動機で、作業療法士を目指して大学に進学し資格も取得しました。

大学在学中の臨床実習時に医療の場の現実を目の当たりにし、漠然と業界自体を変えていかないとまずいのではないかと思いましたが、それには長期的なそれなりの覚悟と根性が必要だと感じました。
就職活動の段階になって、その時高校から付き合っていた今の夫との仲も深まっており、「仕事か恋人か」というような選択肢が自分の中で起こりました。

その時に思い浮かんだのは
「どんなに好き同士で結婚したとて、中年くらいになったら大半が夫婦間の恋愛的気持ちは落ち着くか、もしくは無くなる」
という未来でした。
それは親や周りの大人の様子、テレビで主婦の見る番組もよく見ていたことからこのような未来を想像しました。
それならこの激熱な想いを抱いている今現在に一緒にいる時間を存分楽しみたいと思い、さっさと結婚することにしました。
夫も大学在学中にインド一人旅に行った際、「家族」に対して何か感じたことがあったようで(たぶん)インドから帰ってきた直後にすでにプロポーズ的な発言をしてくれていました(たぶん)。


就職やめて主婦 ーほぼひきこもりー

私の就活時期には早くも転勤の多い仕事に内定をもらっていた夫だったので春にどこに飛ばされるかが直近までわからず、とりあえず付いていって私の働く先は後で見つければいいやと就職をしませんでした。
この選択で新卒作業療法士はあきらめたので、それによって今後何かしらの貧乏生活になることももちろん覚悟しましたが、この人と一緒であればどんな状況になろうともおもしろそうだなという確固たる謎の自信がありました。
そして就職をしない代わりに「この目の前にいる一人の人間の健康を維持する」という使命を自分に課し、家事に努めました。その後、家事に支障が出ない程度にパートに出たりもしましたが、空いている時間は子どもの頃やりたくてもできなかったテレビゲーム(ひたすらRPG)で広い世界へ冒険に出たりしていました。


転勤族から三児の母 ー修行ー

その後は12年ほど転勤族として、主に関東地方を2~3年ごとに転々としながら三人の子どもを授かりました。
夫は仕事上、朝、昼、夜とシフトがバラバラで休日も不定でしたので、引っ越しを繰り返しながら知らない土地での普段のワンオペ、子供の行事は一人でこなすことも多々あり、長男もなかなか主張の激しいタイプだったので今思うとノイローゼ&うつ気味で虐待をしてしまう親の気持ちがわかってしまうほど追い詰められたこともあり、なかなか大変な日々でした。


転機から現在 ー葛藤ー

長男が小学3年生、長女年長、次男年中の時に夫の次の転勤が決まり、さすがについていくのがしんどいと単身赴任してもらったのがきっかけで、夫はその3か月後に仕事を退職し、地元へUターン。
そして一からのフリーランス、その後法人化し自営業を営む現在となっております。

私は夫の退職を機にものづくりが好きだったのでハンドメイド作家になってみようと一歩踏み出しました。
それから、自分の作品を作ることで自分と向き合うことも多くなり、また開業したゲストハウスを通じて多様な人との出会いもあり、それによって頭の中は常に己とは何か、どう生きるかとグルグルしながら現在に至ります。


振り返りとこの先

子どもの頃からとにかく「楽しい」のが好きな人間です。
「お金」「将来の安定」というところで考えると絶対に選ばないだろう選択をしてきたなと思います。
そのため常に、ホームレス生活になるかもしれないと思って生きていますが、おかげさまでなんとか屋根のある場所で一日三食食べる生活が出来ています。

自分含め誰がいつ死ぬかわからないし、この先何が起こるか見当もつきません。明日、悲しみに打ちひしがれて生きていく気力がわかなくなることだって可能性はゼロではありません。

だから今この時をひたすら楽しみたいと思います。

note書くの楽しー!

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久美子/タビ
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