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副鼻腔炎内視鏡手術を受けた話その4
麻酔の担当医の方は、とても忙しそうでした。
お若いように見えたのですが、目の下にクマができておられ、顔色は悪く、肌はカサついていたように思います。
全身麻酔の同意書の内容をチェックされ、
既往歴の喘息について質問されました。
確か、いつごろからどんな状況なのか、との質問だったと思います。
私の既往歴の認識をそのまま説明しました。
「2年くらい前、百日咳を患いまして、百日咳は抗生物質を飲んで2週間か1週間かで良くなったのですが、その後も後遺症のようにずーっと咳が続きました。変だなぁと思い、呼吸器科を受診したところ、呼吸の窒素の量により、喘息です。と診断されました。今は先生に寛解状態と言われていて、
吸入器をときどき吸っていたら、落ち着いています。」
この説明の、私の百日咳のくだりが蛇足だったのか、後遺症のようにの部分の自己判断が過ぎたのか、
この辺りの私の解説をすべてぶった切られた感の返しが、
麻酔の先生からありました。
それは見事な返しでして、なにやら否定されたようだけど、
記憶が飛んでいて、どうおっしゃられたのかよく理解できませんでした。
いや、理解はしたのですが、返す言葉がありませんでした。
麻酔の担当医『・・・(早口で完璧な語り)・・・・・、では今は症状をコントロールできているということですね』
私「は、、、はい」
(なんか、ごめんなさい。先生の貴重なお時間を私の余談に費やしてしまって・・・)