【僕の届けたいロックンロール】
双鴨”のっち”です。
先日、丹波山村の村民向けイベント「ミュージックカフェ」が開催されました。劇団四季で歌ってきた”ことは”さん、世界を旅するDJサハラ(こんな紹介でいいのか?笑)、ライブハウスを中心に活動してきた僕。村に住む3人の、異色の組み合わせでパフォーマンス。
ああ、そっか。って思ったことがあって。
僕の表現の中で「ありのまんまの自分を大事にしよーぜー」「ありのまんまのお互いを受け止め合おーぜー」っていうのは、ずっと心にありつづける大きなテーマです。先日のイベントでは、図らずも自然と、そういう発信ができた気がしてて。
僕らは3人とも、自分を卑下することもなく、相手を下に見るでも上に見るでもなく、お互いに尊重し合いながら、すげー!って言い合いっこしながら、いつもと変わらず自分のまんまに表現をしました。
ああ、こういうことだよなーって思った。
いちいち歌にしなくったって、そういう”せかい”がここにあって、感じてもらえるのが一番だ。ある種 異物同士の僕らが一緒にステージに立つからこそ、生み出せる”せかい”があるなぁって。
生まれて初めてライブを見たという村の子供たちは、きっと全てを当たり前に受け止めてくれたと思うし、”のっち”と”ことちゃん”は全然違うけど、一緒に歌っていることはとっても自然なことだったと思う。
こんなに違ったまんま、堂々と立ってていいんだ。っていうのを、感じるまでもないくらい当たり前に、自分の中にもってくれたら面白いな。それが今、僕の届けたいロックンロール。
「社会」や「世界」が、いろんな線で区別されて、いろんな枠にくくられてしまうことを知る前に、「自分のいれものは自分で作れるんだぜ」って見せてあげたい。そんでいつだって、作り直せばいい。