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オ田クの駄文と近況

アイドルオタクの人なら分かると思うんですが、ライブで好きな曲のイントロが聞こえた瞬間に天にも昇る気持ちになるアレ、あるじゃないですか。声出せた頃は雄叫びみたいな声をあげちゃう瞬間だったんですけど声が出せない現場の多い今ではグッッと噛み締めるあの瞬間。あれってアイドルに限らずバンドだったり、音楽がある現場特有の物だと思っていたんですけど、先日お笑いライブに行った際にオズワルドのネタの掴み、曲でいうイントロの部分の「最近気になる人がいてさ〜」の瞬間に隣に座ってたお笑いフリークであろう女性が「これ来た……!!」と言わんばかりにグッッと喜びを噛み締めていて「これってどの分野のオタクも形を変えて共通の喜びなんだな〜?!」と少し嬉しくなりました。田です。

ちょこちょこと吐き出したい近況が溜まっているのでちょこちょことした文章を書きたいな〜と思います。日記です。


・ダウ90000 第4回演劇公演「いちおう捨てるけどとっておく」

現在推しメンが休養してるのでオタクの在り方をどうあるべきかな〜なんて思ってたんですよね。頻繁に遠征に行ける訳でもないし、普段はその数少ない遠征の機会も基本≠MEに行くので、せっかくだから行きたかったけど普段行かないような主現場のジャンル外の所に行って色んな感性を吸収して推しメンの事を待つ期間にしよう〜と思った訳です。そこでちょうど前から行きたかったダウ90000の演劇公演のタイミングと被った為観に行きました。
ダウ90000は男女それぞれ4人ずつの8人組でして、コントや今回のような演劇であったり最近は冠ドラマがフジテレビで放送されるなど勢いを増しているグループなのですが、毎回演劇公演や単独ライブを開催するとチケットは即完。今回の演劇公演も即完売してしまったのですがちょうど追加公演と平日の休みが被った為なんとかチケを握る事が出来ました。追加公演は先着順だったので発売開始と共に即購入したら最前列のどセンターという楽天チケットじゃありえない席になりました。流石にそんな席で見ると迫力というか、全員の表情とか動きもハッキリと見えるのですごく良かったです。
もちろん席云々関係なく本当に素敵な舞台で、このダウ90000のコントとか演劇って「周りから見たらなんて事ない光景だけど、その瞬間だけは世界の誰よりもどこよりも輝いていてものすごく尊い一瞬」を描くセンスがズバ抜けてると思ってるんですよ。

この「ピーク」というコントを見てもらうと何となく実感すると思うんですけど、いわゆる大多数の人が「エモい」と表現するようなそんな瞬間をコメディの中で描くのがすごく上手で今回の舞台のラストシーンもそれが発揮されててすごくいい余韻を味わえる舞台でした。この演劇公演でもドラマでもそうだったのですがやっぱり飯原さんの演じる役回りが毎回好きすぎる。人間って普段生きてると世間体だったり色んな事に気遣いながら生きてると思うんですけどそういうの全部捨てて人間本来の生き方をしてると思うんですよね。飯原さんの役って。
僕自身こういった小さな劇場で本格的な演劇を観る事が初めてだったのでマナーとかすごく緊張していたのですが炭酸開け始めて飲んでる人とかいたので「そんなんでいいのか…?」と拍子抜けしてしまいました。笑い声が起こるタイミングで炭酸開けてプシュ音を聞こえないようにしてた気遣いが面白かったです。今回の演劇公演は配信でも観ることが出来るので気になった方はぜひ。100分の舞台ですが笑いが尽きる瞬間はなく、素敵な世界を観る事が出来ますよ!


・山梨県立美術館 「縄文展」

半年前ぐらいから縄文時代の土偶や土器を見に行くのに少しハマっていまして。実際見るとめちゃくちゃ面白いんですよ、土偶や土器って。縄文を生きた人々の中にあった思想や概念が具現化されていて、これはなにを表したんだろう?とか色々考えますし、そもそも自分の中に宿ったイメージを造詣で表情することの出来るその技術力にいつも圧倒されてしまいます。
今回、山梨県立美術館で行われた特別展「縄文」。山梨県っていうのは縄文文化がすごく栄えた土地であり数々の魅力的な土偶、土器が出土している土地なんですがそんな山梨県各地の考古館などにあるエース級の土偶や土器が山梨県立美術館に集結するという物凄い展覧会なんですよ。いわゆる縄文版TIF、縄文版ジャニーズカウントダウン、縄文版サマソニなんですよね。またこういった縄文時代の物が展示されるのって普段だと考古館や博物館であり、美術館でこういったことが開かれるのってすごく珍しくて、土偶土器の歴史背景はもちろん、その造形や美術性にフォーカスした今回の展覧会はすごく新鮮でした。エース級の品々が集まってるというだけそれぞれの土器や土偶からの圧やオーラがすごく、見て回ってるだけで体力を使ってしまう、そんな展覧会でした。


・fishbowl

静岡を拠点に活動してるご当地アイドル、fishbowlがマジでいいです。元々デビュー直前ぐらいにデビュー曲の「深海」と偶然YouTubeのオススメで出会いそこから楽曲とか追うようにしてたんですが最新曲の「湖月」が本当に良くて。個人的2022年で一番美しい曲だと思います。「湖月」は。他の曲も端からいい曲ばかりで、「猛獣」では静岡といえばなあの遊園地のあのCMの聞き覚えのあるフレーズとメロディーをスタイリッシュに組み込んでおりいたり、遊び心も忘れていない、これからが楽しみなグループなんですよ。9月の半ばに定期公演に顔を出そうと思ったのですがちょうど台風が静岡に直撃してしまった為行けず。今年中にはこの目でライブを観たいな〜と思ってます。ご当地アイドルは地元で観ないと「観た」にカウントされませんからね。



・くるま温泉ちゃんねる

パンサー向井とチョコプラ長田が温泉までドライブするだけのYouTubeチャンネル、「くるま温泉ちゃんねる」が面白いです。パンサー向井の事が大好きな長田が解説したカップルチャンネルなんて言われてますがいい意味で中身もクソも無くてめちゃくちゃ良いです。「プライベートエンターテインメント」を謳っているため、ラジオなんかでもよく聞かれる向井がなぜモテないのかがこのチャンネル内での素に近い行動で垣間見えるのも面白いし、最初から見進めていくと「プライベートエンターテインメント」というテーマが徐々に崩壊していく芸人としての苦悩も感じられてもはやドキュメンタリーとなっていきます。今一番アツいチャンネルです。



以上です。
昨日≠MEの新曲、「はにかみショート」が公開されました。ちゃんと推しメンの歌パートも入っており、久しぶりに推しメンの声を聞くと安心感がものすごくて、やっぱり永田詩央里ちゃんの事が大好きなんだな〜と改めて実感しました。ちょうど推しメンパートのとこでみるちゃんが誰かを探しているようなシーンにしてあるの、匂わせ方が秀逸すぎ〜〜〜〜〜〜〜。でもやっぱり推しメンのいない≠MEを見るのは寂しいですね。あの衣装を着た素敵推しメンやwow wowの横移動推しメンを想像しながらいつか来る日を待ちたいと思います。

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