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これまでと、3周年と、これから。

こんばんは。人間たるものやはり外見を褒められると嬉しいですよね。イケメンの代表格と言えば分かりやすいのはなんだかんだでジャニーズ。だから「ジャニーズっぽいよね!」と言われるともちろん嬉しいんですよ。そんな中で先日僕は叔母から「ジャニーズにいそうだよね。SnowManの後ろの方とか」と言われました。お気づきでしょうか。ジャニーズはジャニーズでも「SnowManの後ろの方」は立派な悪口なのである。「キンプリにいそう!」や「SixTONESにいそう!」は褒め言葉でも「SnowManにいそう!」は悪口になるのである。「なにわ男子にいそう!」は褒め言葉でも「ジャニーズWESTにいそう!」はギリ悪口になるのである。しかも僕が言われたのは「後ろの方」も加えられているので悪意が明確すぎる。それなら言わない方がマシなんですよね。いつか「美 少年にいそうだね!」と言われたい。田です。




さて先日≠MEが3周年を迎えました。
それに伴い開催された3周年のアニバーサリーコンサート、運良く昼公演のみ参加させて頂きました。
今回はそれを経て感じた事だったり3年間のあれやこれだったりを書き殴って行きたいと思います。ライブレポとかライブの感想文ってより自分語りが多くなる予定なので苦手だよ〜って方はここで閉じてもらえればと思います。ジャニーズのあれこれしかまだ書いてないけど…ここまで来て頂いただけでありがたいです…またどこかで会いましょう…


≠MEにとって初となる周年ライブ。
ライブ前からカウントダウンツイートとして各メンバーが練習の風景を投稿してくれたり、始まる前から盛り上げてくれていました。こういうのって当たり前かもしれないですけどすごく嬉しいですよね、よりライブまでのワクワク感が増すので。推しメンに限って言えば「皆さんと3周年に向けて楽しみたいので毎日SHOWROOMする!」と言い、実際毎日とはいかなかったものの、忙しいであろう中で朝の時間なども使いかなりの日数配信してくれました。先日のSHOWROOMでこの事について「SHOWROOMたのしかった!」と口にしてくれただけで安心しました。オタクも楽しかった!あとノイミートンチキグッズ史に突如として現れた好きだ!!!サングラスの怒涛の連投も大好きでした。販促隊長と言わんばかりの写真達を前に軽率にカートに入れてしまいました…。



そしてライブ当日。
結構直前まで当日引換券が出てた割にはほとんどの席が埋まってる感じありましたし、昼公演に関しては入場のオペレーションがゴチャついてて予定の開演時刻までに入り切らないぐらいにはなってた辺りこのキャパをしっかり埋められるノイミーちゃんに嬉しくなったり。十分自分達の力でホールキャパを埋めれるとなると余計この先が楽しみになりますネ〜。

0曲目のOVERTURE、1曲目のチョコレートメランコリーの流れは早くも公式がYouTubeに上げてくれているので全国民見て欲しいのですが、3周年の施策として行われていた渋谷ジャックを巡るかのようにこの3年の歴史を辿っていく映像を合わせたOVERTURE、その終わりに映し出された≠MEのロゴが黒く染まりそのまま流れ込む「チョコレートメランコリー」。この流れがやっぱりすごく好きで。キラキラ!青春!王道!っていうイメージで活動してきたこのグループがそれを塗りつぶすかのような堕ちたイメージの演出、ダークな世界観の楽曲で記念すべき周年ライブの幕開けを飾れる事が出来るようになったっていうのはこの3年間で培った世界観と表現力が顕著に現れた瞬間の1つだったんじゃないかなと思いました。今までも定期公演などで1曲目に「P.I.C.」などのダークな曲で始まる事もありましたがこれをアニバーサリーライブでやってしまうという所に意味があると思うんですね。たとえその時点での最新曲だったとはいえ。
そこから冨田さんが指をパチンと鳴らすと元の明るさを取り戻し、「秘密インシデント」へ。この演出も堪らなかったですよね〜。闇に呑まれていく中でも冨田さんは唯一その影響を受けない特異点だったんだな〜とニチアサ脳が暴れてしまいました。すいません。
そして「クルクルかき氷」、「てゆーか、みるてんって何?」、「ポニーテールキュルン」というミニアルバム新曲陣をノンストップで披露。この「ポニーテールキュルン」でスクリーンに映し出されていた新規撮り下しのリップシンク映像がなんかすごく感慨深くて。もちろん全員ポニーテールだったんですが、最初の頃代名詞と言わんばかりにたくさん見てたはずの推しメンのポニーテールが最近はあまり見ていないような気がしてすごく久しぶりだったんですよね。この3年間ですごく綺麗になったな〜と思ってはいたもののいざ3年前と同じ髪型で改めて今の姿を見るとその進化具合がハッキリ分かって、可愛いから綺麗に変わっていく彼女の姿が本当に愛おしくて、ここも3年間という月日の重みを感じた瞬間の1つでした。


MCでは「3年間で変わった事」への問いに対し「元々遅刻癖があったけど、誰よりも行動が早いみるちゃんと一緒にいる間に遅刻癖が治った!今では誰よりも早くみるちゃんと一緒にレッスン場にいる」という爆弾エピソードをニコニコしながら話す推しメンを前にひれ伏してしまいました。素敵……………somrForever………………………。
MCを経てユニット曲ゾーンへ。個人的にこのライブで一番よかったとこは間違いなく後述するダンストラックからの「ワタシアクセント」ではあるんですけど、2番目って聞かれるとこの「誰もいない森の奥で一本の木が倒れたら音はするか?」なんですよね。それぐらい歌声に引き込まれたし鑑賞しながらどんどん身体が引っ張られていく感覚がありました。少しでも歯車が噛み合わなかったら一瞬で消えてしまいそうな、力強さの中に儚さを秘めている冨田さんの歌声がやっぱり好きで。「誰もいない〜」と次に披露した「空白の花」ではその歌声を十分に堪能できたし、この2曲でも歌声の方向性が全然違うのでそこも圧倒されましたね…。
「#おふしょるにっと」で圧倒的ガーリーなステージを作り上げた後、ダンストラックへ突入。4人目が出てきたぐらいから徐々に勘づいてきて、途中から「まだ推しメン出てこないで…………」と願う状態になっていました。そして11人目、ステージのど真ん中に佇む姿、間違いなく推しメン……………。そのまま推しメンのセンター曲「ワタシアクセント」。ほんっっっっっっとに推しメンがかっこよくて。ダンスが上手という事がイコラブさんやオタクから声が上がるようになってきて、本人も自分の強みを聞かれた時に「ダンスを見てほしい」と言えるようになってきた瞬間も見てきたからこそダンスという武器でグループの先頭に立つ推しメンを見た瞬間に彼女の3年間の歩みの重さを実感しました。それまでの流れをぐるっと180度変えて一瞬で会場を掌握できる、文字通りグループの「アクセント」になっている推しメンが本当に自慢で、感動して…。(だからこそアニバーサリーブックの一問一答で「≠MEでの役割は?」との問いに「ダンス担当です!」と答えてほしかったな〜なんて思ったり…それぐらい「永田詩央里といえばダンス!」というのが1つ定着してきてると思うので…もちろんその他の面も素晴らしいんですけどね…これからそういう機会があったら嬉しいな〜と。)
余談にはなるんですが、イコノイフェスの時も思った事で、ビブスってトンチキグッズではあるもののいつもライブで圧倒的なパフォーマンスを見せてくれる推しメンなのでその帰りになるとデカデカと書かれたその名前をすごく誇らしく感じて、「ほら!これが俺の自慢の推しメンだぞ!みんな見ただろ!」みたいな気持ちになれるからいいですよね。文字通り推しメンを背負ってるというか。この日の帰りもビブスに書かれた推しメンの名前が誇らしかった事を覚えています。


やっぱり3周年の記念ライブという事もあり、今までの色んなことを考える瞬間がたくさんあって………………………




僕は泣くアイドルがどうも好きになれなかったんですよね。小学生の時にはAKBが全盛期で、多感な時期をアイドル戦国時代と呼ばれた時代と共に過ごしたのでその影響をモロに受けたからか、小学生から今に至るまでずっと何かしらのアイドルは好きでした。そんな中でもことある事に涙を流してるアイドルを見ると心のどこかで冷めた目で見ていました。
今の推しメンと出会ったのは2019年の春の終わり頃。当時はイコラブを好きになり始めぐらいだったので動画を漁っていると必然的にお披露目があった定期公演のアーカイブにも辿り着きました。その時の自己紹介で泣いてる今の推しメンを見て「あ〜苦手なタイプだな〜」と正直思っていました。そんな考えが変わるきっかけとなったのが野音で行われた最初の24girls、イコラブとノイミーの合同ライブ。24girls以前ぐらいのタイミングからTwitterで今の推しメンの写真をかわいいな〜と思いながら見るようにはなっていたっていうのはあり、ノイミーならこの子かもしれないなんて思ってました。そんな中で迎えたライブ、ポジションは決して前の方ではなかったし、背も高いわけでもない。でも誰よりも大きく踊る彼女の姿が一番輝いて見えたし自然と目を惹き付けられていきました。最初あの泣いてた子と同じ子なんだと分からないぐらい自分でも夢中になっており、そのライブ中は出番がある限りずっと目で追っていました。そのライブの最後、2曲目のオリジナル曲(君の音だったんだ)がイコラブのCDに収録される事がサプライズで発表された時、真ん中の冨田さんがすごく泣いていてみんなそれに気を取られがちだったんですけどその端っこで推しメンも泣いていて瀧脇さんによしよしされている姿がとても印象的で、その時に「この子の涙はなにか違うものを秘めている」と直感的に感じました。出来すぎた話と思われるかもしれませんが今まで見てきたアイドルの涙とは少し違うような気がして。その直感は合っていたんだとそれから少し先、今に至るまでの間に分かったんですけど、やっぱりあの時の涙は「強くなりたい」という事の意思表明の1つでもあったんじゃないかなと。今の推しメンを見てるとすごく実感します。3周年のアニバーサリーブックで「涙腺が強くなった!」と語る推しメン、メジャーデビュー発表の時なんかも「みんな泣いてる中1人泣いてなくて冷めてるように見られちゃう」なんて言っていた推しメンですけど、物事を俯瞰的に見れてるという事はいいところでもありその逆でもあるな〜と。とりあえず楽しんでアイドルをやってくれてればそれでオタクは嬉しいので……。思えば≠MEを応援してる中で今までオタクとして味わった事のないような経験をたくさんさせてもらいました。徐々に露出が増えていく様子や、ライブのキャパが増えていく様子。そしてなによりメジャーデビューを迎える瞬間まで。推しメンがパフォーマンスに自信を持つようになる様子もそばで見られたし、それが認められて堂々とグループの真ん中でパフォーマンスする推しメンも見られた。常に「ファンの方にいい報告をしたい!」と意気込んでいたからこそこれ以上ない経験をこの3年間、個人的なファン歴としては2年ちょいぐらいの間にたくさんさせてもらいました。それだけで人生で一番の推しと自信を持って言えるし、これ以上素敵なアイドルとはこれまでも、この先も出会わないだろうなと強く思います。だから心から「アイドルになってくれてありがとう」と思っています。はい。手紙書きます。すいません。


「ワタシアクセント」を経て「P.I.C.」を連続で披露。
そして今までを振り返るインタビュー映像が挟まれ、今までで一番多く披露してきたであろう「≠ME」へ。アイドルってファンに笑顔を届ける仕事!みたいな概念が強いからなかなか苦労の面を見せないものだと思うんですけど、このインタビュー映像の時だったり、他に印象に残ってるのはメジャーデビュー発表の瞬間やデビュー当日のニコ生だったりで「デビュー出来るのか不安だった」など、不安に思うこともちゃんとさらけ出してくれるからグループに感情移入しやすいんですよね。いい意味で等身大というか、この子達も人間なんだなと思わせてくれるというか。だからこそ「自分賛歌」などの歌に説得力も増しますしね。
そして「君はこの夏、恋をする」、「超絶ヒロイン」、「好きだ!!!」、「君の音だったんだ」、「君と僕の歌」、「まほろばアスタリスク」、「君はスパークル」の怒涛の連続パートへ。今回のライブ、東京国際フォーラムという大きなステージまで連れてきてもらえてオタクはすごく嬉しいんですよ。もちろんさらに大きいステージに連れて行ってくれると信じてるんですけれども。それでも彼女達はまだまだその先を見据えてて、「あの夢」の為にここはひとつの節目とはいえひとつの通過点だからと明言してくれたのはなかなか勇気のある事だったと思うし、それだけ約束に本気なんだなと改めて思わされました。「もう一度約束しましょう」は本当にやられた………。今回のシングル、メタ的な曲が多かったんですけどわやっぱりメタ的楽曲は「君と僕の歌」が圧倒的なんですよね…自分の中で…一番感情移入しやすいというか…。

「君はスパークル」も本当によかったんですけどこのフォロワーさんの解釈を超える力はないのでぜひ読んでください…ライブ感想も素晴らしいので…


そして本編ラスト、「虹が架かる瞬間」。
ここの推しメンのパート、2番頭の「ゴールのない (この旅路は) 全力走り続けなきゃいけない」というパートですごく感情を込めて歌ってるのが分かって。歌だけじゃなく目線なども上に向けていてまるですごく先を見ているかのような配り方で、このライブはずっと歌も素晴らしかったんですけどここが特に推しメンの歌で印象に残ってる瞬間です。
本当に美しくて、キラキラしたステージで涙腺にダイレクトアタックして来たんですけど、少し色々思う事もあって。この曲が休養中の櫻井さんへ向けた歌という側面も持っているからなんでしょうけど、それまで代打で歌っていた櫻井さんパートをこの曲だけは誰も歌わず居場所を空けていたんですよね。それもすごく素晴らしかったし、実際グッときたんですけど、それまで代打を付けて歌ってた訳だしここも「空ける」のではなく11人全員で歌って居場所を「守る」演出にしてほしかったな〜なんて思いました。でも本当に素敵なステージでまた12人で前に進める日が待ち遠しくなりましたね。オタクが言ってた「この曲は頻繁にやらずに節目で披露するだけにしてほしい」という意見、ものすごく分かります。

アルコール、2度目の「てゆーか、みるてんって何?」。これがバズりの力か………
そして「ミラクル!」から「自分賛歌」。「自分賛歌」もちろんすごいパワーを持っている曲で、活動を重ねる度に説得力が増していく曲だと思うんですけど、今回ファンに向けてはもちろんなんですけど「3年間たくさん頑張ってきた自分達」へも送る歌として披露したのが素晴らしくて。この曲の意味をしっかりと理解していつも歌っているんだな〜とさらにこの曲の説得力が増したと思います。

3年間、アイドルを続けてくれてありがとう、アイドルとして存在してくれて、アイドルとして出会えてくれてほんとうに良かったです。アイドルではないなにかで出会う世界線もあるのかもしれないけど、アイドルとして出会ってくれたからこそ見れる景色が無数にあるわけで、まだそのほんの一端しか見れてないからこれからもできる限り着いて行きたいし、オタクとしていいと思った事はたくさん伝えて推しメンの自信に繋がるような存在でいたいなぁと思いました。

3年前、アイドルが大好きでアイドルに憧れて、そのアイドルになれて。でもこの3年間で「好きなだけじゃやっていけない」という事が分かって見失ってしまうものもあるんだと思います。しかし、それに気づけたからこそ「好き」という気持ちがいかに大事か改めて思い返す事ができると思うし、これまでずっと推しメンから愛情を感じなかった事なんて一瞬たりともないのでそこは安心して自分のアイドル像を探してほしいななんて思います。苦悩するのはその分それだけ真剣という事だし、本人は辛いと思うけどオタクはいくらでもそこに向き合いたいので。でも説教オタクにならないように慎重にいきたいと思います…。説教オタクになってたら止めてくれよ…他のオタク…。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
≠ME、4年目もすごく楽しみです。

「好きだ!!!」で好きだ!!!サングラスかける演出にしなかったのは許さんぞ。



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