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日本一遅いイコノイジョイ振り返り

恐らく日本で1番遅いイコノイジョイの振り返りをしたいと思います。イコノイジョイで解禁されたツアーが始まったこのタイミングでです。遅いです。言いたい事は分かってます。でも私はイコノイジョイを振り返ります。

昨年に引き続き富士急ハイランドコニファーフォレストにて行われた指原莉乃プロデュースアイドル達による合同ライブ。今年は昨年の合同ライブでオーディションの発表があった通り2グループに加えもう1グループ増えた3グループ、合計36人によるライブとなりました。また今年は昼夜それぞれでコンセプトが定められており、昼公演は「ウォーターパーティー」、夜公演は「シャッフルパーティー」となっていました。昼夜どちらも参加させて頂けたので感想やら思った事を書き連ねていこうと思います。お付き合いのほどよろしくお願いします。書き上げて思ったのですがちょっと思想が偏った文章になったと思うので読み終わった後に書き主の事を嫌いにならないでください。

前述した通り、今年は=LOVE、≠MEに加えて≒JOYという新たなグループが加わり36人でのライブとなりました。また≒JOYに関してはこのイコノイジョイが初ステージとなり、ライブの前日には初めてとなるオリジナル楽曲、「≒JOY」のMVが解禁されました。そして今回、このライブに向けた3グループの合同曲となる「トリプルデート」も制作されており、ライブへの期待感を高めていました。

ライブ当日、今年は物販の事前予約受取が無かった為か、去年以上に人の出足が早く、一番近い駐車場も早い時間に埋まっているのを見て「やっぱり当日物販文化は悪だ…」と思うと同時にコロナ禍で生まれた新しいシステムに完全に慣れきってしまっている事を感じました。この日はあさから雨が降ったり止んだりというなんとも偏頭痛持ち殺しな微妙な気候でウォーターパーティーが始まる前からウォーターパーティー(イコノイジョイテンプレ)だったのですが、結局昼公演開演後もそれが続いてましたね…。個人的に昼公演がイマイチ高まりきらなかった理由の1つにこの微妙な天気もあったと思います。もう少しカラッと晴れて気温も高ければ演出自体への没入感が上がったのかな〜と思います。
昼公演、1曲目はイコラブ楽曲の「ウィークエンドシトロン」からスタートと同時に開幕から放水開始。諸橋さんの「1人に慣れること≠1人前=ぴえん」のライブでの誇張具合が大好きなので聞けて嬉しかったです。さらにノイミー楽曲「秘密インシデント」へと続き、そこからはイコノイそれぞれの楽曲を交互に披露していくセトリへ。
6曲目からは≒JOYパート。初ステージを飾る「スタート!」を披露し、「届いて LOVE YOU♡」、そしてオリジナル楽曲「≒JOY」を披露。初々しいパフォーマンスで初ステージを終えました。他で言う機会もないのでここで≒JOYの追加メンバー小澤愛実ちゃんについても書きたいと思うのですが、個人的に前世のグループにいた頃一番好きだったのが愛実ちゃんでして、ライブでも何回か見させて頂いていたのでこの発表については圧倒的肯定派でした。ラストアイドルでは選抜を決める為にバトルと言いメンバー同士のパフォーマンス勝負をする事が多々あったのですがそこでも発揮された様にアイドルとしてのポテンシャルが高いんですよね。そして何より「いつも笑顔のあいみ」と言っていたように彼女の笑顔は存在するだけでその場を華やかにするし、性格も素晴らしいので確実にグループをいい方向へ導いてくれると思いました。そもそも否定派の中で「私がオーディション段階で推してたメンバーは落ちたのにこの子はオーディションなしで加入した。もう1枠あるなら私の推しも受かってたかもしれない」みたいなアイドル舐めきった批判ツイートとかも多数目に入ってさすがに耐えられなかったですね。いやそういう事ではないだろ、と。この世界は選ばれる事にも、選ばれない事にも理由がある事をアイドルオタク名乗ってる癖に理解出来てないのほんとになんなんだよ…と。本人の実力とポテンシャルを考えて欲しいなと思ったりもしましたが加入が発表されたのもイコノイジョイの1週間前。まぁライブを見ればその理由が分かるだろうと。批判の声を全てパフォーマンスで跳ね返せるぐらいの実力が小澤愛実ちゃんにある事は分かっていたので一旦気持ちを抑えました。その予感は外れる事は無く、イコノイジョイでもそれが発揮されていたと思います。もちろんパフォーマンスやファンへのレスなどの手慣れ感にも現れていたと思うのですが、夜公演のイコラブとニアジョイがMCで絡む場面など相槌だったり先輩に対しての反応が多かったんですよね。彼女の立場って新グループとしてフレッシュさも出しつつ、アイドル経験者としてほぼ全員新人の彼女達を引っ張っていく役割もしなきゃいけないとすごく難しい立場だと思うんですよね。でもパフォーマンス部分以外のそういったちょっとした立ち振る舞いなどでもいいお手本になってくれていたのですごくグッときました。また、結成されたばかりのニアジョイのステージを途中挟む感じがノイミーが結成されたすぐの最初の24girlsを思い出し時の流れを感じてグッときました。

その後は8曲目の「≒JOY」に続いて、「≠ME」、「=LOVE」と各グループの国歌を立て続けに披露、そして合同曲「トリプルデート」とイコラブ沼のアレンジ曲「ようこそ!イコノイジョイ沼」を披露しました。すいません昼公演そんなに書くことがないのでこっからは要所要所だけ書きます…………

・ノイミー新曲解禁!!!!!

ノイミーの新曲「す、好きじゃない!」がMVと共に音源初解禁、そして初パフォーマンスとなりました。主題歌となっているアニメ「最近雇ったメイドが怪しい」のPVで一部は解禁されてましたが、この度初解禁。これでもかというくらいアニソン!!!って曲で最高すぎて「ねぇ?!待って?!」ってずっとなってました。曲の世界観もアニメを感じさせるものとなっており、ゆうりの元にリリスが来た事により今まで感じた事のない新しい感情に気づいて少し戸惑いながらもその気持ちを大切にしていく様子が描写されておりこの曲がOPで流れるって考えるともう楽しみで仕方ないですね…。「す、好きじゃない!」の後は「好きだ!」
を披露するというタイトル解禁時からオタクに期待されていた例の流れを早くもやってくれたのはよかったですね。

MVは現在YouTubeで見られるのでぜひ…!
いつの間にか魔法が使える魔法部のみるちゃんがカエルになっているのはおジャ魔女舞台を経た今少しニヤッとしてしまうし(みるちゃんといえばカエルというのは前提にあるとしても)、それをしおちゃんが戻す方法、それほんとにいいんですか?!ってなるのでぜひ見てください。

・マルチバースのてん、増殖。

18曲目「てゆーか、みるてんって何?」では去年に引き続きイコラブからきあてんが現れましたがなんと今年はニアジョイ時空から新たにありてんが現れました。無条件に盛り上がれるのでいいんですけど、合同ライブ特有のマルチバースてんは2番がどうしてもカットされるのでちょっと複雑ですけどね。お祭りなのでいいです。

昼公演、魅せるライブというよりアトラクション的な要素強めだったので好みのライブでは無かったかな〜と。でもやっぱり野外のライブはこの季節の特権ですし、イコノイジョイは野外が映える曲も多くあるので楽しかったですね〜。新衣装が全部ダサいのと当初から約束の地として東京ドームを掲げていたノイミーオタクの前でイコラブが後出し東京ドームでおなじみの「笑顔のレシピ」を披露したのは喧嘩売ってんのか?になりましたけど多分そこは思想が偏ってるだけだと思うので気にしないようにします。はい。


夜公演、「シャッフルパーティー」と銘打ったこのライブでは昼公演に打って変わって3グループがシャッフルし様々な楽曲を披露するというコンセプト。昼公演で個人的期待楽曲が消費されていなかった為、さらに夜公演への期待値は上がっていました。

1曲目「トリプルデート」で幕を開けると「クルクルかき氷」を挟みイコラブメインの構成で「君の音だったんだ」を披露、そして「しゅきぴ」をノイミーメインのフォーメーションで披露し「Want you! Want you!」へ。わ「しゅきぴ」の「わがままじゃないよ〜」のとこの振り付けで推しメンなんかバタバタしてて可愛かったのと2番入りでセンターステージからバックステージに移動する際、大場花菜さんと手繋ぎスキップでルンルンで移動してた場面、あれで全力坂出て欲しいくらい愛おしかったですね…。後輩しおちゃんサイコゥ…。

そして昼公演と同セトリのニアジョイパートを挟み、ノイミー「す、好きじゃない!」とイコラブ「あの子コンプレックス」と現時点での最新曲を披露。「あの子コンプレックス」の水を使った演出、昼間こそ衣装がダサかったものの、夜の楽曲衣装に身を包んでのこのパフォーマンスは個人的にはめちゃくちゃ好きでした。最早これをやりたいが為に水を使う口実にウォーターパーティーにしたんでねぇか?!と思うぐらい好きです。

問題はここからです。
あの子コンプレックス披露した後、スモークが炊かれそれがはけてくると見えてくるイコラブ楽曲「祝祭」の衣装に身を包んだメンバーが。流石に衣装チェンジ早すぎる。どういう事だ。と一瞬脳が処理しきれていませんでしたがスクリーンに映った執事姿の冨田さん、蟹沢さんを見て理解します。ノイミーで「祝祭」をやるつもりだ…と。そして「祝祭」を終えると流れ出す「チョコレートメランコリー」のイントロ。そして同時に現れる「チョコレートメランコリー」衣装のメンバー。今日2度目の処理落ち。そしてすぐに理解しました。イコラブで「チョコレートメランコリー」をやるつもりだ…と。それぞれ後輩グループができたこのタイミングで今まで培ってきた全ての武器を最大限に発揮し、如何に相手の楽曲を自分達のものに出来るのかのぶつかり合いがそこでは繰り広げられていました。このパートに限っては「シャッフルパーティー♡」なんて可愛いもんじゃなく「アイドル」としてのプライドが衝突する、真正面からの殴り合いが繰り広げられていました。あそこだけ那須川天心VS武尊見てんのかと思いました。それぐらい激アツだった…。大場花菜さんのセリフもたまらんし、なにより野口衣織さんの表現力の醍醐味が存分に発揮されており、ノイミーver.は「どこか自覚しないままただひたすらに狂ってく」感じだったのがイコラブは「その狂っていく様子すら自覚しながら悦に浸っている」とも感じられて両者とも世界観が確立されていてそれぞれに良さがありますね…。

その後はメンバーシャッフルの「cinema」、「ズルいよ ズルいね」を経てダンストラックへ突入。この時点で推しメンはまだシャッフルメンバーに選ばれていなかったのでダンス選抜確定にまずは一旦高まりました。ただまだセンターと決まった訳ではない。一番見たいのは各グループのダンス選抜を引き連れてセンターで「ワタシアクセント」を踊る推しメンなのでただただ願うのみでした。でもしおりおしは推しメンのダンスに誇りと自信を持っているのできっとイコノイジョイのダンスを引っ張っていくのは彼女で間違いないと信じながらただ手を合わせていました。1人ずつステージに登場し、ソロダンスを披露していくメンバー達。そして残すはイコラブ山本杏奈さんと推しメンのみに。ここが一番ドキドキして、次出てこなかった方がセンター確定。本当に申し訳ないんですけど「まだ出てくるな…」とひたすら願っていました。そしてステージに現れたのは…山本杏奈さんでした。この時点で推しメンのセンター確定。ここで一旦放心状態となり天を仰ぎました。ノイミーカラーに照らされたスモークの奥から満を持して出てくる永田詩央里ちゃん。3周年ライブに引き続き火の使い手として火柱を操りながら聞こえてくる「ワタシアクセント」のイントロ。ダンストラックから徐々に「ワタシアクセント」へとフェードインしてくあの特殊イントロの感じ…たまらんですよね。曲に入る直前に「覚悟はできてる?」と言わんばかりに客席全体に向かって手を差し出すとこで完全にやられました。先輩に加えて後輩と共にステージに立ったからこそより引き立つ推しメンの強みなんですけど、センターといえども先輩後輩関係なく同じステージに立ってる全員を引き立たせられるアクセントになるんですよね、彼女は。ただその上でダンスは絶対に誰にも負けない、イコノイジョイのダンスを引っ張っていくのは間違いなく彼女だと思わせてくれるパフォーマンスをしてくれる。改めて最高の推しメンだと思わせてくれたし、推してて本当にたくさんの色んな感情をくれるなぁと思いました。あとニアジョイの藤沢莉子ちゃんのダンスがとても素敵でした!!!!

その後は「お姫様にしてよ!」、「いらないツインテール」、「君はスパークル」、「Oh!Darling」、「夏祭り恋い慕う」を全員で披露、そして「まほろばアスタリスク」で本編終演しました。夜更けのタイミングの「君はスパークル」、美しかったですね〜。そしてアンコールでは「君と僕の歌」、「君と私の歌」、「青春"サブリミナル"」を披露し、急遽追加で「トリプルデート」を再度披露し幕を閉じました。「トリプルデート」でニアジョイちゃんと絡むしおちゃんがたくさん見れて幸せでしたね〜、全て確認しきれてないのでもっかいトリプルデートのとこに戻らせてくれませんかね〜先輩しおちゃんサイコゥ…



去年に引き続き2度目の開催となったコニファーフォレストでの合同ライブ。今年は≒JOYが新たに追加された事により、既存2グループの底力というか、新たなグループが出来た今だからこそ魅せる今までの活動で培った実力を見せるような場面がたくさんあったように感じます。前回の合同ライブと比べれば多少不完全燃焼な部分もありますが夜のシャッフルパーティーはこれぞ合同ライブの醍醐味と言わんばかりの構成ですごく幸せな時間でした。もうちょいシャッフルパート長くてもよかったんじゃないかなぁとも思いますがメンバーへの負担が増えてしまうのでね…これぐらいがちょうどいい…。
合同ライブ、毎年恒例になっていくとは思うのですがノイミーに続いてそれぞれのグループも東京ドームを目標にし始めた今、将来的に運営は合同ライブin東京ドームで目標達成扱いにしたいつもりなんでしょうけどそれはやめてくださいね。誰も得しないと思うので。私は単独で東京ドームに立つノイミーが見たいので。

総じて素敵な時間を過ごさせて頂きました、イコノイジョイサイコゥ!サイコゥ!サイコゥ!

またあなたに会えますように」というファン目線に立った推しメンの言葉、私の好きな言葉です。


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