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武道館で創り出す君と僕の青春

≠MEを知らない人に≠MEの魅力や強みを説明する時、僕は「何年経っても色褪せない青春」という表現をよく使う。楽曲の良さ、実力の高さ、メンバーの魅力的なキャラクター性、そして一本筋の通った物語性など、魅力は多岐にわたってあると思うが、それを総括した導入としてまずこの表現を使う事が多い。メンバーのインタビューなどでも、よくこのグループの特色を表す表現として「青春」という言葉を目にする。ただ「青春」という言葉も多くの人の脳内に共通する漠然としたイメージがあるから明確な意味は説明出来なくとも伝わってしまう言葉の1つだと思う。言葉とは使い手によって、時に無責任な物となる。同じ類の言葉で言えば「エモい」などもそれに当てはまる。ファミレスのメニューなら「エモい」と「青春」と「カオス」が一緒のページに並んでいる。「青春」と辞書で引くと「若い時代に経験する物事」等と書かれているが、ノイミーの良さであったり、最近よくこの言葉が用いられる様な場面での「青春」は少しこの意味とは違うような気がする。

個人的にこういった時の「青春」の定義として「周りから見たらなんて事ない一コマにしか見えないけど、当事者達の間では他の何にも変えられないぐらい美しい瞬間」の事であると思う。「愛や恋なんて言葉では片付けられないくらいの大恋愛」や「好きな人からの返信に既読付けるの早すぎるとキモいかな…」って悩む光景もはたから見たら特段切り取るような場面でもないかもしれないが、主人公の目線からすればこれ以上の事は無いくらいドラマチックな感情なのだと思う。そしてこういった恋の模様を描いた曲を単なる恋愛曲としてでなく「オタクとメンバー」という関係性としてメタ目線に昇華しやすいというのが指原Pの書く歌詞の強みである。つまり曲の中での「当事者」を空想の第三者ではなく「メンバーとオタク」にする事で聴いている我々が「当事者」となるからこそ、そこに「青春感」が生まれる。決して学生の恋愛模様を描いた「君の音だったんだ」や「秘密インシデント」だけに限らず、ストレートに「メンバーとオタク」を描いた「君と僕の歌」や「君はスパークル」のようなメタ曲からも「青春」感が溢れ出ていると思う。これを簡単に言ってしまえばその当事者らしさ、つまり「ノイミーらしさ」という部分に繋がっていくと思う。

そしてライブで肝になるのが、「実績」より「内容」が評価される事だと思っている。「日本武道館」という舞台でライブを出来るアイドルは限られているものの他にも多数いる。そんな中で≠MEは如何に「ノイミーらしさ」を打ち出したステージをしてくれるのか、そんな事を楽しみに思いながらこの日を待っていた。


という事で、6月30日!ノイミー初となる日本武道館公演に参加させて頂きました!ツアーは推しメンの地元でもある広島公演に行く予定だったのですが台風の影響で行けなくなってしまい、ツアー自体に参加する事が叶いませんでした。「そんな奴が偉そうにノイミーを語るな!」と聴こえた気がしますが、ちょうど堅揚げポテトを食べていたので聴こえませんでした。堅揚げポテト食べてる時ってAirPods以上に高性能なノイズキャンセリング機能がありますからね。

「いや〜武道館に立つのか〜」と日が近づくにつれソワソワが止まらなくなって2日前ぐらいから日常行動が1.6倍速ぐらいになってたと思います。無意識に。28日と29日の間の日を跨ぐ時間ぐらいのあの大晦日みたいなTwitterの雰囲気、良かったですね〜みんなソワソワしてる感じ。



ここから感想です(手書きの画像を貼る)(しおちゃんがよく使ってた手法のパクリ)

……なんですが、席がマーーーージでメインのスクリーンというかモニターが全く見えない席だったので感想が多分めちゃくちゃ薄いです。言い訳です。だから最初の初期アー写から同じポーズで成長した今の姿を見せる演出とかもほんとに見えなくて悔しかったです。こういう時に配信がないのが悔やまれますね〜。

OVERTUREからのライブの幕開けを飾る1曲目は「≠ME」。グループの歴史の始まりの曲であり、今まで一番様々なステージを共に経験してきた曲。それを川中子さん含めた12人という完全体で披露し、ここまでの歩みを感じさせます。そして2曲目が「秘密インシデント」。メジャーデビューミニアルバムのリードトラックであり、ノイミーにとってもう1つの始まりの意味を持つ大切な曲。そんな2曲を武道館というステージの始まりに持って来る美しさ。「秘密インシデント」っていつどんな時も何回聴いても、聴く度にオタク1日目の初期衝動に包まれるんですよね。なにもかもが新鮮でキラキラしててただまっすぐにアイドルの輝きだけが、不純なものなど混ざる事なく伝わってくる感じ。本当にすごい曲です。チェックの新規衣装に身を包んだまま「マシュマロフロート」ではクラップを煽り、「好きだ!」、「ポニーテールキュルン」に繋ぎます。曲中に声を出して楽しむ事が出来る曲が固まってるこのブロックはオタク側も最初からエンジンがかけやすくて良いし、まっすぐにノイミーのライブの「楽しさ」の部分を感じられる、つい最近まで声出しが出来なかった事を考えると、ある意味贅沢なブロックだったと思います。

ここで一旦MCへ。
「日本武道館」ってやっぱりアイドルに限らずアーティストにとっては一度は立ちたい特別な場所。でもこの≠MEからすると「立ちたい場所」ではあるものの「一番の夢だった場所」ではない訳で言ってしまえばその夢へ向けての通過点じゃないですか。でも≠MEの歴史をゴールが東京ドームに設定されているすごろくとして例えるならば今回の武道館というステージは確実に大きめのイベントマスな訳で。そんな中でメンバーはこの公演をどう捉えてるかと考えていた時に鈴木さんの口から「「大きな夢」に繋がるステージになる様に」という言葉を聴けた事で、この後のライブにも安心して臨むことが出来ました。というかみんなほんとにMC上手くなりましたよね〜。個人コーレスを確立しつつあるメンバーもいてそういった所はやっぱり櫻井さんとか河口さんはめちゃくちゃ上手いなぁと思いました。川中子さんの会場ダジャレも最高〜〜!


MCが終わり、キックボードでオラオラしながら乱入してきたしおみるによる「2時半ろけんろー」を皮切りにそして前日とは異なる「薄明光線」を経て「ウルトラレアキッス」、「サマーチョコレート」、「ピオニーズ」、「こちらハッピー探検隊」というユニットパートに入ります。
ここで「2時半ろけんろー」というかしおみるの話をさせてください。本人たちのしおみるは安売りしたくないスタンスを分かっているので普段はあまりしおみるには言及しないようにしてるんですけど流石に今回は最初で最後という事で…。しおみる好きなら何度も夢見たしおみるのユニット曲。ただ、本人達は「しおみる」というものを自分達から積極的に出していくような事はしたくないというスタンスで、それは本人達がこの関係が本当に大切なものだからこその事で、それをしおみるのオタクも分かっていたからこそ「今すぐにでもユニット曲をくれ!」という感情では無かったんですよ。で、今回収録されてるという事を聴いて「いよいよか〜」と思い、嬉しい気持ちはもちろんこの先の「しおみる」の関係性の変化への懸念も少しは生まれつつ曲をリピートしていました。(最高曲すぎるので)(抗えない)(抗うつもりはない)
そして一番少しモヤモヤしたのがMVのアーティスト名に書いてある「しおみる」という表記。今までのユニットにはそういったコンビ名などを表記する事は無かった為、運営側が「しおみる」をブランド化する気満々のように感じてこの先営業感が出てしまわないか不安で正直言ってしまえばすごく嫌だったんですよね。MVは無論最高だったんですが…。
で、ツアーの中で、もちろんセトリの中に組み込まれてて披露する機会があって。そこでツアーでの「2時半ろけんろー」を観たオタクから「アイドルとしてのしおみるを全うしている姿が観られる!」という言葉を聴いて、一体それがどんなものなのかと。広島で観るのを楽しみにしてたんですが結局今回の武道館で初めて見る事になってしまいましてね〜。でも今回やっとライブでの「2時半ろけんろー」を観てすごく色々と腑に落ちる感覚がありました。「アイドルとしてのしおみるを全うする」、言い換えてしまえば「アイドル=仕事としてのしおみるを全うする」姿を観て「この2人はそんな事でバランスが崩れる程、脆い関係性では無いんだぞ」と改めて気付かされました。で、この待望のしおみる曲リリースに合わせて様々な媒体でしおみるの話を聴ける場面が増えて。「ノイミーの休日」であったり、この武道館公演と同日に発売された「BUBKA」や「TopYell NEO」などすごく深い話を聴けたんですよ。それぞれ有料媒体なので詳細は伏せますが(絶対に観て読んでください本当に)、そこで語られていた様々な事を踏まえるとアイドルになる夢を叶えた頃から2人で色んな悩みもたくさんの喜びも、色んな感情を共有して活動してきたんだなぁ、と。元々この2人は単なる友情ではなく信頼や尊敬という感情をお互いがお互いに向けている事が核となり成り立っている関係性である事を改めて思いました。「アイドル・しおみる」と「プライベート・しおみる」の線引きが出来るというプロのしての覚悟や余裕が生まれた先にしおみる表記や「2時半ろけんろー」という曲があるんだな、と。なんで「この2人本当にしっかり線引きしてるんだなぁ」と思った理由が、マジで聴いたことない話がポンポン出てくるんですよね。それも凶器みたいなエピソードが。今までもブログやSHOWROOMなどでも度々それぞれの口からしおみるの話を聴く機会もあったし、それなりに長い間見てるつもりだったんですけどそれでも初耳のエピソードが前述した各媒体で飛び出してきたんですよ。それでいて、まだまだたくさんのエピソードを隠し持ってそうな様子。需要なんて無限にある中で、しっかりと2人の思い出を大切にしてるんだなと嬉しくなると同時に「しおみる……恐るべし……」ともなりました。
そしてそんな2人が主役として武道館という大舞台で2人だけで繰り広げる「2人のステージ」。これこそしおみるにしか作れないステージを作り上げられていたし、きっと2人でたくさん相談して作り上げたものだと感じて本当に特別な時間になりました。2人ともたくさんキラキラの笑顔を観せられてたよ〜!!と伝えたいです。これからもかけがえのないパートナーでいて欲しいし、今みたいな素敵な関係でいてほしいです。でもYouTubeチャンネルは開設しないでね。

ユニットブロックが終わり、衣装を制服をアレンジした様な衣装に着替えたメンバー達によるダンストラックへ。様々なペアで登場し踊っていく中で川中子さんはソロでなおかつ壇上でパフォーマンスするのが「粋」というかめちゃくちゃカッコよかったです。そしてノイミーのダンスを引っ張る存在であるしおちゃんと落合さんによる感情をぶつけ合う事で共鳴しているかのような2人のペアダンス。無限に観てられる…。そして「天使は何処へ」へ突入。欲を言えばダンストラックから特殊イントロ的にノンストップで「天使は何処へ」へ入る演出が観たかったなぁと思いつつも、ツアーで何回も披露したからこそさらに磨きのかかったダンスは圧巻でした。ラスサビ前のダンスが激しくなるCメロで後ろスクリーンが全て消え、武道館という場に対してダンスだけで真っ向から挑む、自然とダンスだけに視線が集まる空間を作り出した演出がすごく良くてそれだけ魅せるべき、観て欲しいポイントな事を自覚してるんだなと思いました。そして「P.I.C.」、「チョコレートメランコリー」へ。「チョコレートメランコリー」、イントロの半分ほどを冨田さん一人で踊ってたのはこの曲で描かれている主人公の様に「自分の奥底の本質に支配されている」かの様で良かったのですが、ラスサビ入り「これが真実〜舐め尽くして」の冨田さん、流石に脳裏にこびり付きますよね…。スクリーンのモノクロ加工も効いてたし、イントロのソロパフォーマンス(イントロ全てではなく一部踊ってるのが冨田さんのみの部分があった)からあの表情に辿り着く事で主人公が狂っていく様を冨田さんの持つ全てを使って見せつけられたのは圧巻でした。冨田さん、表現力はもちろん今までも凄まじかったけどいよいよあの領域に突入したんだな…と思いました。


武道館公演へ向けての気持ちをメンバーが語るVTRを経て、その中で「夢だった演出」とも語られていた生バンドを率いてのブロックへ。「す、好きじゃない!」、「クルクルかき氷」、「「君の音だったんだ」」、「はにかみショート」、「君はスパークル」を披露。生バンドならではのアレンジも至る所で効いてて、「はにかみショート」では櫻井さんがドラムを叩くというサプライズも。生バンドを引き連れるなら「こちらハッピー探検隊」とかいうベース気持ち良すぎソングが聴きたかったのは我慢しておきます。

そしてバンドを従えたまま≠MEの物語の軸を担っている「約束」の歌、「君と僕の歌」へ。
個人的に、この曲が発表された当初はこの歌で歌われる約束はあくまでドームに立つことだと思っていたのですが、要となるそこの部分の認識は変わらずとも、今までたくさんのステージに立ち、その規模を着実に大きくしてきた様子を観ると、「その約束をその都度そのステージ上で次の大きなステージへ向けて更新していく」曲という認識でいます。だからこそ、今回の合唱パートは「武道館という大きいステージに立つことで1つ約束を果たした事を共に喜び、そしてまたオタクとメンバーで「本当の夢へ向かって」再約束する」という事を強く感じました。前に進むときはどんな時も、誰一人として取り残さず前に進んで行く≠MEですからね。そしてあの場面こそ「青春」をあの場にいた全ての人達で体現した光景「≠MEにしか作れない武道館のステージ」が詰まっていたと思います。≠MEと、生バンドと、オタクの声援。あれを「青春」と呼ばずしてなんと呼ぶ…!間違いなく「この瞬間にしか作れない」ステージでした。無観客ライブで画面越しに約束をしたあの日から、様々なステージを経てこんなに大きなステージで、また再び約束を交わせた事が本当に感慨深いものがありました。
個人的に武道館で披露された「君と僕の歌」ですごく刺さったのが「君はそばにいてよ ずっと」という歌詞で。もちろん大好きな歌詞なのは大前提なんですけど、いつもだったらそこまで引っかからない歌詞だったんですね。言ってしまえば今は「オタクの夢もメンバーに背負ってもらっている」状況で、この先一緒に歩むにしても、「オタクが連れて行く」のではなく「メンバーに連れて行って」もらいたいというのは変わらないじゃないですか。もちろん。じゃあその中でオタクに何ができるかって言ったらこうやってステージや日々をそばで見届ける事が一番大切な事なんだと改めて思いました。一番簡単に見えて一番難しく、そして一番大切なことだと思います。

「「君と僕の歌」の中にある目を閉じながら夢を見る振り付けをする時、いつも大きなステージに立った時の景色を想像していた。その光景が今目の前に広がっていて、「夢って本当に叶うんだ」と思った。」と語る冨田さん。本当にこのMC良かったので、書き起こし記事を読んでくださいね。

冨田さんの心からの想いの後、披露される本編ラスト「まほろばアスタリスク」。これの解釈が本当に難しくて。この曲の世界観のまっすぐな解釈をまっすぐにこの流れに落とし込んでもしっくり来なくて、このライブでのこの曲はどんな立ち位置で置かれたのか。ほんとに難しいのでいい解釈を持ってるオタクは教えてください…。個人的には「ただ単に生演奏で映えるから」として処理してます…。

アンコール、「自分賛歌」、「このままでモーメンタリ」、「虹が架かる瞬間」で最後の瞬間までノイミーの持つ「優しさ」や、「夢」を紡ぎます。「虹が架かる瞬間」のMVを躊躇した様なマイクスタンドの演出、もっと正面からちゃんと観たかった〜。

そして武道館ラストを締めるのは「≠ME」。
元々「始まりの歌」という位置づけのこの曲を同公演の1曲目に持ってくることで、改めてその認識を強くした上で最後にこの曲を持ってくる事で、「武道館は節目だけどあくまで通過点であり、ここからが次のステージへ向けての新しいスタートなんだ」という事を打ち出す最高の締め方でした。そして大きな会場に響き渡る「好きだー!!!!」という強い想いの結晶。ノイミーの未来はダイヤのように輝いている。

日本武道館と言えどもいい意味でいつもの「ノイミーらしい」ライブだったと思います。もちろんメンバーそれぞれがこの公演に大きな意味を見い出した上で、視線はその先の一番の夢へ向けている事が伝わってきました。
そしてメンバーそれぞれが自分なりの戦い方を模索し、葛藤しながら今までのアイドル人生を歩んできて、そこで見つけた「私らしさ」をそれぞれが発揮出来たライブだと思います。めーーーっちゃ楽しかったし、やっぱり素敵なグループですね〜ノイミーは。
あとやっぱり「大きな夢」の内容を明確に言葉にしなかった所が好きです。メンバーとオタクの間では口にせずとも通じ合う事であり、絶対に立つという確信があるからこそ大っぴらにしないスタンスは今回も貫かれててすごく良かったです。


冒頭のMCで「ツアーファイナルなので、悔いのないようなライブにしたい」と意気込みを語っていたしおちゃん。次の日のお話会で本人の口から「悔いなく終えられた!」と聴けて本当に嬉しかったです。「でも寂しい!」と言う推しメンに「また絶対立とうね〜」と言ったら「次はもっと大きなステージで!」と返してくれて「いや〜かっけぇ…ビジョンがしっかりしてる…」と嬉しくなりました。

推しメンに対して信頼や尊敬があるからこそ永田詩央里ちゃんに惹かれたし、今までもアイドルは好きだったけど「ファン」ではなく「オタク」と胸を張って言えるくらい観てるだけでこんなに色んな感情が自然と産まれてくる対象ってやっぱり永田詩央里ちゃんが初めてで。だから僕をオタクにしてくれて、普通に生活してたら経験できない事や、たくさんの人に出会わせてくれてありがとうって思います。これからもそばにいさせてください。




思い出話ゾーン。しおちゃんに出会ってなかったら出会う事が無かったであろう人達に武道館でたくさん出会えて、すごく充実した時間を過ごせたから「全部推しメンのおかげだなぁ、推しメンってすごいなぁ」って思ったし、だからこそフォロワーが放った「TLじゃ〜〜〜〜〜ん」は語り継ぐべき名言だと思います。その後泣き出したのも多分何年経っても思い出しますあれは。素敵な人達に出会えて幸せです。

ライブ終わって武道館近くの店で朝まで永遠とノイミーの話をして、明け方に夢の大きなステージまでお散歩して、改めてその大きさに圧倒されながらもより期待感が増したあの時間もかけがえのないものです。これも全部しおちゃんに出逢えたおかげなんだよね〜〜


ここからは駄文なのですが、この先ノイミーはどんな路線を進むのかなぁと。冒頭で「ノイミーの強みはノイミーにしか出せないような青春感」と言いましたが、始まる前まではこの武道館が青春路線の節目になる事も少し懸念してて。実際はそんな事は感じさせない、むしろこのままの道を進んでいってくれるような気もする内容だったんですが、やっぱり「青春」=「学生時代」のような認識が強いと思うのでこの先もこの路線を続けていくのはPの本望ではないのかなぁと「天使は何処へ」リリース時に思いました。次の表題曲がどんな曲か分からないので今はなんとも言えないのですがせっかく「強み」といえる持ち味を今まで築きあげてこれたと思うのでそれを大切にこれからも進んでほしいですね〜。個人的に「青春」の認識は冒頭で語った通りなので年齢的な遅さや早さは無いと思うんですよね。この言葉の意味に。世間のトレンドに乗って「自立した強い大人の女」を描くのではなく「かけがえのない景色の一端」を描いていてほしいです。



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