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自己投資VS積立投資、人生を豊かにするのは?

「自己投資をするべきか、積立投資をするべきか」

人生で大切なお金の使い方について、よく議論されるテーマです。

今回は30代のビジネスパーソンが持つ月5万円の投資資金を、どのように活用すれば最も豊かになれるのか。

積立投資と自己投資、それぞれのメリットと注意点について解説します。

■この記事を読むと...
✓積立投資と自己投資、それぞれの特徴が分かる
✓自己投資が本当に「投資」になる条件が分かる
✓あなたに合った投資の選び方が分かる

※この記事は、田端信太郎のYoutubeチャンネルで公開した動画「自己投資と積立投資、どちらが豊かになれるのか」の内容をテキスト化して、note用に再編集したものです。

動画派の人はこちらからどうぞ ↓ ↓


自己投資と積立投資、絞る必要はない

・30代の向上心があるビジネスマン
・年収500-600万円
・投資可能額:月5万円

上記の人物が人生を豊かにするためには、月5万円を「積立投資」と「自己投資」どちらに投資すればいいんでしょうか?

結論、「自己投資2万・積立投資3万」みたいな感じに半額ずつ使ったらいいと思います。

「年収を上げて、1,000万円目指したい!」というのは、「あなたの都合」でしかありません。ただ年収を増やしたいだけなら、自己投資なんかせず、吉野家で働いたら?

僕の自己投資らしい自己投資は、「Gaba」という英会話スクールに50〜60万払って、マンツーマンのレッスンを受けたくらいです。

当時、「職業訓練受講給付金」という制度があったので、自己投資額の50〜70%は戻ってきました。そのため、負担額は実質30万円くらいです。

その後、「コンデナスト・ジャパン」という外資系に2年勤めて、年収2,000万円突破。自己投資額に対してのリターンは、数十倍になりました。

また、「TOEIC 100点上がるごとに、年収1割アップ」という勝間和代さん理論があります。

その理論に基づくと、仮に下記の人物がいたとして、

・年収600万円
・経理5年
・TOEIC 500点

この人がTOEICの点数を400点上げて、900点になれば、外資系にも転職できるでしょう。そうなると、年収が600万円から4割増えて、年収840万円になる可能性は大いにあります。

自己投資と聞くと「ビジネス本」のイメージがある?


自己投資として、ビジネス本を読むこと自体は良いと思いますが、クソみたいな本もたくさんありますし、そんな本を読んでも時間とお金の無駄です。

そもそも頭脳労働の人が、「自己投資として本を読んでいます!」と言うのは、プロのアスリートが「筋トレしてます!」と威張るのと同じです。
読んでいない方が、おかしい。

また、「本を読む時間がない」という人もいますが、3分しか時間が取れないなら、3分で1冊読む方法もある。「時間がない」はただの言い訳です。

「本を読むことは、自己投資に含めない」とまでは言いませんが、本を読むのは当たり前だと思います。

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