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ザイオンの岩山から、ホースシューベンドで「死のリアリティ」を感じる Tabatour DAY15(8/11)

46歳オッサンが、中1長男、小2次男と、3週間アメリカ回るキャンピングカー旅tabatourの15日目。キャンピングカーを借りたVANLIFE旅になって11日、いよいよ旅も佳境になってきました。

これまでのおさらい:西海岸を縦断し、サンフランから内陸に入り、ラスベガスに到着した一行。夜22時でも熱風の吹くラスベガスまでやってきた田端家の男3人。勝手に車中泊スポットを見つけて寝るはずが、電気なしではエアコンが動かず、「暑くて寝れない!」と騒ぐ子どもをなだめるべく、ラスベガス中心部のカジノホテル「CIRCUS CIRCUS」のRV駐車場に勝手に駐車からの電気泥棒でめでたく一夜を無事に過ごしました。

朝7時起床。電気泥棒がバレないうちに、すぐにクルマを動かす

CIRCUS CIRCUS、ありがとよ〜!

入り口のセキュリティ、やっぱり誰もいない・・・。

朝日を眺めながら、すぐにフリーウェイに乗り・・・

腹も減ったので、LOVE'Sというトラックストップ(民営による、トラック野郎のための車中泊&ガソリンスタンド&サービスエリア場所)に立ち寄る。

ここは、すでにこの旅でお気に入りのFLYING Jの競合。

本当に日本のコンビニに似てる。レジの後ろに煙草があるところとか!

ただし、このホットドッグコーナーは日本のコンビニにはない。

2本で4ドルのホットドッグを2セット買って朝ご飯。
店の脇にテーブルがあるから、そこで食べる。

これまでこの旅で食べたホットドッグのなかで一番、旨かった。
ホットドッグは、アメリカ人にとってのおにぎり。これはコンビニおにぎりみたいなもの

さてフリーウェイをひた走る。

さっきのLOVE'Sで、グラサンも買った!

岩山が迫ってくる!

凄いスケール感!

嬉しくなって路肩にとめて撮影

フリーウェイをひた恥って、今日の最初の目的時、ザイオン国立公園に・・・。

上の駐車場は満車だから、無料シャトルバスにのってパーク&ライドしろ、ということなので、クルマを停めてバスにのる

上のビジターセンターについた。ザイオンは、谷底の川岸が水があるので、ちゃんと緑になっていて、こなれた観光地感が出ている。

ビジターセンターのレストランでランチ。運転しないでバスに乗れるので、地元のビール!

ぷはあ、うめえw

ハンバーガー2セットとシュリンプサラダ。
見た目は悪くないものの・・・

味はまずいw

私はは、基本、メシ残さないけど、残してしまう。
小2次男が「あ!パパも残してるぅ〜!いけないんだ〜!いけないんだ〜!」ってウルサイわ!

この不味いメシで70ドル強、チップもいれて1万円以上!

しかも、金払うのまで省力化w スキャンしてクレカ番号を打ち込むとお会計終了

さて、バスでクルマに戻って、一休み。昼寝してから、入場料をはらって国立公園のなかへクルマで進入。

岩山がすごい!

凄いしか言葉が出てこないw 語彙力プア〜!

ザイオンを見終えてアリゾナ州に到達

アリゾナ州はガソリンが安い!!!
と言っても、リッターでレギュラーが130円強・。

走っていると、電気ビリビリな設備が。。。
通り過ぎてから寝ている子どもたちを起こして。引き返す。。。

おい、凄いぞ!あれ!!と。

なにかといえば、巨大なダム!

クソ巨大です。

歩いて渡る。さっきまで寝てたから、長男がアクビしとる。

渡り終えて、渡った橋を見返す。

逆サイドを渡って、車に戻る。

なんか、妙にみょうに怖く感じる高さ。。。岐阜の山奥で1年前にやった300mバンジー・ジャンプを思い出すなあ

さて。ホースシューベンドに到着。駐車場から1マイルほど歩きます

期待ももりあがりながら、到着!

なんか、水少ない???柵があるから、寄れたけど、柵がないと怖すぎるw

見てるだけで怖いんですけど。

これ、柵がついたのは実は割と最近。あまりにも転落死する人がおおいので、やっと柵がついたみたいです。

柵がないと、こう↓とでもしないとギリギリいけないわ。

今から30年くらい前、私が高校生くらいのときに、当時は、今をときめくイケてる政治家だった小沢一郎さんが「日本改造計画」という本を出したのですが、その本の出だしが、このホースシューベンドの転落死を巡るエピソードから始まるんです、そのエピソードが脳裏に蘇ってきました。

 小沢一郎は、『日本改造計画』を、かつて仲間の国会議員たちと科学技術視察で米国を訪れた際立ち寄ったグランド・キャニオンで見たある光景から書き始めている。〈国立公園の観光地で、多くの人々が訪れるにもかかわらず、転落を防ぐ柵が見当たらないのである。しかも、大きく突き出た岩の先端には若い男女がすわり、戯れている。私はあたりを見回してみた。注意をうながす人がいないばかりか、立札すら見当たらない〉 小沢は想像してみた。〈もし日本の観光地がこのような状態で、事故が起きたとしたら、どうなるだろうか。おそらく、その観光地の管理責任者は、新聞やテレビで轟々たる非難を浴びるだろう。(中略)だから日本の公園管理当局は、前もって、ありとあらゆる事故防止策を講ずる。いってみれば、行動規制である〉

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30年の時を経て、ホースシューベンドには柵がつき、小沢一郎さんは醜い老害に・・・。

中1長男が中2病を発動した撮影をリクエストしてくるので、カメラマン業務。こういう「ばえ写真」をインスタに乗せるらしい。。

中1長年は、ホースシューベンドでこれまでの人生で最も「死のリアリティ」を感じたらしい。

今日の宿に向かう車中で、「君は、ああいう危険な場所に柵を作るべきだと思うほうか? 落ちたオッチョコチョイの自己責任で、そんなバカのために見栄えが悪くなるのには反対なほうか?どっちだ?」と車中でディベートをしかける。

なんか、その流れで、中1長男が小2次男に「トロッコ問題」を出題してルノを聞いて、微笑ましく思うw。「これには別に正解はないんだ〜!正解はないけど、どう思う〜?」って嬉しそうに出題している。


さてさて、電気供給なしでは暑くて寝れないという昨日の反省を活かし、本当はグランドキャニオンの入り口のRVパークを予約していたのだが、家族経営なせいか、チェックイン時間は17時までとか書いてある上に、ユタとアリゾナを行ったり来たりして、時差がわけわからんことになった。時刻はもう18時・・。。こっから1時間半も走っても、入れてもらえるか分からない・・・。

なので、予約した分の70ドルを捨てて、ホースシューベンドのすぐ近く、ページの待ちのRVパークに流しで飛び込むと空いてたので、そこで泊まることに。 やっぱり、行きあたりばったりのほうがFlexibleでいいね。

サイトに車を止めたら、脇のピクニックテーブルで、ピノとジャンクフード。

子どもたちの晩御飯には、この前、買ったセーフウェイのお肉をメインに。

これ、ステーキにして焼いたら硬かったので、赤ワインで似てたら、柔らかくなってたみたい・・・

子どもたち2人が、ウマイウマイ!と食べてくれる。
父さんは嬉しいよ!

さて、おやすみなさい!
明日は、隕石が落ちたあとのメテオクレーターを見て、最後はモニュメントバレーを目指します。

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