推し馬を探せ!独断と偏見に基づく今週の注目馬(根岸S編)

はじめましての方ははじめまして。
二度目の方はありがとうございます。
今回二回目の投稿となりますtabaruでごぜぇます。
今回から本格的に記事投稿を行なっていく訳ですが、
2/2(日)に行われる根岸Sに出走する馬たちの中から、
自分の独断と偏見に基づいて注目馬を選び、その馬達を紹介しようと思います。
(シルクロードSはこちらからどうぞ)

ただ、この記事を読む前に注意点がいくつか。
ここで説明するよりも自己紹介の記事に飛んでいただいた方がわかりやすいので、一応リンクも置いておきます。

ただそれも面倒だと言う方向けにこちらでも説明します。

こちらの記事はあくまで注目馬紹介です。
どんな馬が出ているのか知りたい!新しい推し馬を見つけたい!という方に向けた記事となっています。
なので、馬券で勝ちたい!ギャンブルとしての競馬が好き!という方には合わないかと思います。

ただ勿論、注目馬という名目で記事を出す以上、
馬のデータはある程度確認した上で記事を投稿しているので、
このレースで活躍するかはさておき、何か光るものがある馬を紹介しているつもりです。

上記の注意点をよく読んだ上で、この後の注目馬紹介にお進みください。
また、初めての投稿なので、やや読みにくい部分があるかもしれませんが、その点はご了承ください。
なお、並び順は、執筆開始時のnetkeibaの予想オッズ順に書いているので他意は無いです。悪しからず。

根岸S注目馬

根岸S紹介

まずは根岸S(GIII)の紹介を。
東京競馬場で行われるダート1400m左回りの重賞レース。
2/23(日)に行われる上半期JRAダート王決定戦のフェブラリーS前哨戦となる非常に重要なレース。
優勝馬はフェブラリーSの優先出走権を得ることができる。

近年の優勝馬の中には、
根岸Sを優勝し、国内ダートGI戦線で無類の強さを誇ったレモンポップや、
根岸S・フェブラリーSと連勝し安田記念に続くGI二勝目を飾ったモズアスコットなど、
ここを皮切りにダートGI戦線に名乗りを上げる馬が多くいる。

この一戦を制し、フェブラリーへの挑戦権を手にするのはどの馬か注目だ。

出馬表

根岸S出馬表

https://x.com/netkeiba/status/1885181342947942841/photo/2

netkeiba公式X(@netkeiba)より引用

フリームファクシ

基本データ
4枠8番/M・デムーロ/57kg
17戦5勝(5-2-2-8)
勝ち鞍 23'きさらぎ賞(GIII)、24'コールドムーンS(OP)、すばるS(L)
父 ルーラーシップ 母 ライツェント 母父 スペシャルウィーク

芝ダート共に勝ち鞍のある二刀流。
三歳できさらぎ賞を勝利し、クラシック戦線に名乗りを上げるも、
皐月9着・ダービー10着と凡走が続き、その後の芝路線においても、
重賞での最高着順は24年の京都金杯5着。
芝OP戦での好走を続けて復調気配の中陣営はダート戦線への挑戦を選択。
それがピッタリハマり二か月で三戦二勝。
能力面では間違いなく抜けているだろう。
だが中京以外での勝ち星は未勝利の一つのみ。 彼の道程は未だ途上。
きさらぎ賞以来の重賞勝利でフェブラリーへの挑戦を図る。

サンライズフレイム

基本データ
3枠5番/藤岡佑/57kg
10戦6勝(6-1-3-0)
主な勝ち鞍 23'オータムリーフS(OP)、24'ポラリスS(OP)
父 ドレフォン 母 マストバイアイテム 母父 アフリート

過去出走した10走全てで馬券内という安定感を持つ本馬。
中団につけての追走から上がりを使っての競馬が特徴的。
だが近二走は馬券内ながら勝ち切ることができていない。
だがそれぞれの敗因を分析し陣営も出走させることができるはずだ。
今回もその安定感を武器に重賞初制覇を狙う。

コスタノヴァ

基本データ
5枠9番/横山武/57kg
8戦5勝(5-1-0-2)
主な勝ち鞍 24'欅S(OP)
父 ロードカナロア 母 カラフルブラッサム 母父 ハーツクライ

’25根岸S出走馬でサンライズフレイムが安定感抜群だが、
この馬も同等の安定感を持っている。
連対を外したのは芝の新馬戦に加えて、初の1200且つ重馬場、地方の小回りだったクラスターCの二戦のみ。
さらに欅Sで0.2秒差でエンペラーワケアを下している。(三着のベジャールには1.1秒差)
ポテンシャルは間違いない。 この機会に重賞初制覇でフェブラリーS殴り込みなるか。

タガノビューティー

基本データ
5枠10番/石橋脩/59kg
38戦8勝(8-8-5-17)
主な勝ち鞍 21'欅S(OP)、オアシスS(L)、'23コーラルS(L)、24'JBCスプリント(JpnI)
父 ヘニーヒューズ 母 スペシャルディナー 母父 スペシャルウィーク

言わずと知れたJpnI馬にしてダート戦線の老兵。
昨年JBCスプリントを勝利し初重賞と共にJpnIの栄誉を勝ち取った。
馬券内での好走のあるレースで多いのは東京競馬場。
古馬賞金となってからのOP以上で7回。 阪神で1回、船橋で2回。
ハイペースが得意で、特に直近は捲りを敢行してかしわ記念二着、
さきたま杯四着、そしてJBCスプリントで一着とJpnI戦線でも安定した戦績を残している。
根岸SではJpnIを勝利したことで出走馬唯一の斤量59kgと重いハンデを背負わされたが、これを跳ね除けて実力を示せるか。
根岸S、フェブラリーSと走った後の引退・種牡馬入りを表明しており、
走っている姿を見られるのも後二回、ファンは存分に走る姿を目に焼き付けるべし。

ロードフォンス

基本データ
7枠13番/横山和/57kg
13戦5勝(5-2-3-3)
主な勝ち鞍 24’霜月S(OP)
父 ロードカナロア 母 オーシュベール 母父 ダイワメジャー

昨年テレビ静岡賞を勝利しOP入り、続く霜月Sも1馬身(0.2秒差)付けて快勝し今回根岸Sに殴り込み。
出走歴は全て東京と中京。勝ち鞍は東京三回、中京二回。
また、馬場状態の悪さをそこまで苦にしないタイプで、実際未勝利は不良、二勝クラスの鈴鹿特別は重という中で勝ち切っている。
重賞やOP・準OPで馬場状態が悪い状態で走っているわけではないので一概には言えないが基本的には問題ないと感じる。
前走で普通のOP馬と比べて抜けていることは分かった。
だが今回はフェブラリーの優先出走権が掛かっており、メンバーもこれまでとは一段も二段も上がる。好走に期待だ。

ドンフランキー

基本データ
1枠2番/池添/57kg
18戦8勝(8-4-0-6)
主な勝ち鞍 23’東京盃(JpnII)、23'プロキオンS(GIII)、24’クラスターC(JpnIII)、23'京都グランドOP(OP)
父 ダイワメジャー 母 ウィーミスフランキー 母父Sunriver

デカァァァァァイ!説明不要ッ!
現日本ダート短距離界トップは誰かと聞かれたら私はこの馬を推したい。
言わずと知れた巨大な馬体。またそれを使った逃げ戦法。
馬体重590kg超えはザラにあり、昨年ドバイゴールデンシャヒーンに遠征した際には世界にその雄大な馬体を披露し、
その次走夏のクラスターCでは607kgと大台に乗せたうえで勝利。
これは重賞制覇の最高馬体重日本記録となった。
23年には今回出走する根岸Sと同距離のプロキオンSも勝利しており、
やや距離適性から外れている可能性はあるが、
力を出し切ることができればここも勝利に手が届くだろう。
その巨大な馬体を使った逃げ切りに期待する。

アームズレイン

基本データ
2枠4番/岩田望/57kg
15戦6勝(6-1-1-7)
主な勝ち鞍 23’りんくうS(OP)、24’ ペルセウスS(OP)
父 コパノリッキー 母 アームズトウショウ 母父 コロナドズクエスト

前走ペルセウスSで久々の勝ち星を飾り復調気配を見せているアームズレイン。
脚質としては基本前目につけての競馬がメインだ。
松風月Sでの敗因は恐らく追走の際に外々を回されたからではないかと考える。
内枠を引いたら経済コースを回って馬券内は十分にあり得るだろう。
外枠を引いた際には厳しい戦いが強いられるだろうが、完全に絶望するほどでもない。
実際に昨年の根岸Sでは大外枠から二着に突っ込んできている。
展開次第ではよい着順も狙える馬だ。 好走に期待。

クロジシジョー

基本データ
1枠1番/浜中/57kg
30戦6勝(6-8-5-11)
主な勝ち鞍 24’令月S(OP)
父 フリオーソ 母 サイレンスラヴ 母父 スペシャルウィーク

1200mの出走回数が圧倒的なスプリンター。
30回中24回が1200mという驚異の出走回数。
残りの6回も全て1400mだが、最後は三年前の5月。たかが200m、されど200m。
あっさりと踏み越える可能性もあるが、慣れない距離での大敗もありえる。
そこはギャンブルといったところか。 だが1200での能力は間違いない。
勝ち切れてこそいないものの、昨年ダート1200mの重賞東京スプリント競走、クラスターC、カペラS全てで二着と好成績を納めている。
二年以上距離を変えてこなかった陣営がしたこの判断。
早いペースは歓迎だろう。1400mでの新たな道を開けるかどうか期待だ。

アルファマム

基本データ
6枠11番/キング/55kg
23戦7勝(7-2-2-12)
主な勝ち鞍 23’ 霜月S(OP)、NST賞(OP)、24’ ギャラクシーS(OP)
父 マジェスティックウォリアー 母 ダイオブザライト 母父 フジキセキ

この馬を例えるならば、令和版ブロードアピールといったところか。
勿論ブロードアピールのように重賞戦線で活躍できている訳ではない。
しかし彼女を見ればブロードアピールの面影を感じられるかもしれない。
一つ彼女の走ったレースを紹介しよう。
それは前走ギャラクシーS。
ゲートが開き出走馬が前へと殺到する。しかし彼女は最後方まで下げて追走を開始する。
中盤馬群は縦長に伸び、先頭から最後方まで10馬身以上。
最終直線に入る。彼女は未だ最後方。追い込みを開始する。
一頭、また一頭と抜き去る。先頭がゴールへと迫る。彼女は止まらない。
先頭まで肉薄する。ゴール板を過ぎ去る時、彼女は馬群を全て飲み込んだ。
ダート短距離での追い込み。さらに牝馬でだ。
いくらOP戦とはいえその凄まじさについては競馬を知っていれば誰もが知る所だろう。
だがしかし、彼女はこれが一度目ではない。三度目だ。
勿論全てのレースで通用するわけもない。好走もあれば大敗もある。
しかしそれが彼女の魅力だ。戦績を見れば分かる。
どのレースでも上がり最速を叩き出す。上がり最速を逃したのは23戦中5戦のみ。
安定感などとは程遠い。だがしかし、彼女の戦法。
それは見る人を魅了していく。願わくば、重賞でもその豪脚を。
新たなダート追い込み女王の誕生を。

スレイマン

基本データ
7枠14番/西村淳/57kg
20戦5勝(5-5-3-7)
主な勝ち鞍 24’門司S(OP)
父 キングカメハメハ 母 ドナブリーニ 母父 Bertolini

22年5月にOP昇級後勝ち切れない戦いが続いていたが、
23年8月阿蘇Sでの2着を機に好走が続き門司SでOP初勝利を決め、
アンタレスS、プロキオンS、テレ玉オーバルスプリントで二着と好走。
1800、1700、1400と広い距離での好走歴がある稀有な存在であるものの、重賞を勝ち切れずにいる。
チャンピオンズカップは16着と敗れたが、ここで巻き返しを図り、
ここで一つ勝ち切って重賞タイトルを手にすることができるのかどうかに注目。

最後に

以上が個人的注目馬全10頭だ。
各馬の魅力が伝わったなら嬉しい。
どの馬も走りに光るものがあり、カッコよさを持っている。
今回挙げられなかった馬が好走するかもしれない。
良さを見出すのは貴方次第。その一助になる記事を執筆していきますのでよろしくお願いします。
それではシルクロードS注目馬の投稿をお待ちください。

P.S
ところで紹介文では最初「です」「ます」口調で、
途中から「だ」「である」口調なの統一した方がいいのか…?(ボヤき)

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