第七章　　賢者との語らいは腹が減る！！

　娘の友人のママさんは現役で教鞭を取っておられる。ママさんは現代教育に憂いを抱いていた。
　私より遥かに勉強し、私より遥かに良い学歴と実績を残していらっしゃるママさんに、私が助言出来る事は少ないが………私も教育というものを少し考えてみることにした。

　これは素人考えではあるが。
　私は子供の興味を潰さないことは大事なのだと思う。子供の探究心に対して親が何処まで付き合えるかでもある。子供だから理解出来ないと親が思い込むことや、くだらないと切り捨てることはしてはならないと。しかし、親にも限界はある。親の知識では太刀打ちできぬ程の知識を子供が欲したとき、親がその道の第一人者にパイプを繋げられるかは大きい。
　夏休みになるとラジオから聞こえる、子供相談室。マニアック過ぎる子供と、マニアック過ぎる大人がガチで討論するあのラジオが私は結構好きなのだが……ああいう場を子供にもっと与えるべきでは無いのだろうか……。
　詰め込み型の教育だけでは立ち行かない世の中だ。教えられ覚える勉強ではなく、大学以後の考えて導き出す勉強を高校生以下の学生たちに触れさせるべきに思う…。
　子供たちの興味は自然科学的なものだけでなく、きっと経済や政治にまで及ぶだろう……eラーニングや、ネットを駆使し、多くの子供の興味関心に、大人が向き合えれば……多くの才能が開花するのではないか……。

　そんな話を小一時間していただろうか。
　所詮素人考えなのである。それに割く時間や負担や金の計算など勿論私に出来る訳もない。思う事を言いたい放題しただけなのだが……何かしらの役には立てた様子だった。
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　難しい話をして………とてもとても腹が減った私は、その後出された昼食をたらふく食べた。頭を使うと腹が減る。これはもう本当にどうしようもないことなのだ。麺も米も肉もケーキもゼリーも食った。美味しいお茶も頂いた。
　いやお前他人様の家で食いすぎでは無かろうか！！そんなに食うやつがあるか！！！待て待て思い返せばあの空間で一番食ってるのは私だ。だって誰かが作ってくれたご飯ってめちゃくちゃ美味いやん！？だからって、ちょ……おま……マジで食いすぎ……。お腹いっぱいで若干眠気まで感じてんじゃねぇよ。腹八分目を知らんのか貴様ぁッ！！あぁああぁあ………(恥)

P.S.
　火を極力使わない夏野菜の消費方法を知りたいよ！
　子供は子供なりに分からなくても考えて生きているんだよなぁなんて……そんなことを思ったのでした。
　熱狂しないライヴなんてない！！！！