春フェスのすすめ
こんにちは、たばちいです。
先日、友人がnoteで演劇鑑賞のすすめを書いておりまして、それがとても面白かったので、私も書いてみます。
演劇については、知識も経験も友人に劣ってしまうので、私の大好きなバンドのライブについて紹介していきます。
今回は「春フェス」について!
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2022年も始まり、早くも1ヶ月半が経ちました。バンドオタクのもっぱらの話題は、春フェスの出演アーティストの発表でしょう。
私が関東住みなので、関東に絞ってお話ししていきます。関東ではロッキンやカウントダウンジャパンなど、大型フェスが多く開催されます。
その中でも、5月のゴールデンウィークに行われるものを「春フェス」と呼びます。
主な大型の春フェスは、関東に二つございます。
一つ目は、さいたまスーパーアリーナで開催される「VIVA LA ROCK」。二つ目は、千葉県の蘇我スポーツ公園で行われる「JAPAN JAM」です。
私自身、2018年にJAPAN JAM、2021年にビバラに行きました。どちらもとっても楽しかったです。そんな私が、二つのフェスの違いについて紹介していきます。
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日程
まず、日程については、
VIVA LA ROCK : 4/30, 5/1, 5/3, 5/4 計4日間
JAPAN JAM : 5/1, 5/3, 5/4, 5/5, 5/7 計5日間
となっています。
JAPAN JAMが今年から5日間開催になりました。
毎年のイメージだと、ビバラがちょっと先に始まって、JAPAN JAMがゴールデンウィーク後半に入ってますね。若干日程がズレてるので、両方のフェスに参戦することもできますよ。
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会場
会場は前述の通り、
VIVA LA ROCK : さいたまスーパーアリーナ
JAPAN JAM : 蘇我スポーツ公園
です。これは毎年変わっていませんね。
さいたまスーパーアリーナは、最寄駅は「さいたま新都心駅」。京浜東北線・上野東京ライン・宇都宮線・高崎線が通っています。
大宮駅から1駅で、ギリギリ徒歩圏内です。かなりアクセスは良いところです。
駅を出ると左右に道が分かれており、左に行くとすぐにスーパーアリーナが現れます。
ちなみに、右に行くと"コクーンシティ"という大型ショッピングモールがあるので、十分に時間を潰すことができます。
一方、蘇我スポーツ公園の最寄駅は「蘇我駅」。京葉線・内房線・外房線が通っています。総武線の直通運転もあります。
駅から蘇我スポーツ公園までは10分程歩きますが、あっという間に着きますし、案内係の人もたくさんいるので迷いません。
少し遠くには"アリオ"というショッピングモールもありますね。
個人的にはさいたまスーパーアリーナの方が交通の便が良い気がしますが、どちらも比較的大きな駅であることは間違いありません。
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ステージ
ステージについては、コロナ禍をきっかけに大きく変更されています。
VIVA LA ROCKに関しては、今年のステージについて詳しく発表されていませんが、去年は、
大型ステージ 2つ、小型ステージ 1つでした。
アリーナに大型ステージが2つ用意され、交互にアーティストが演奏していきます。つまり、アリーナにいれば両方のステージが楽しめます。
アリーナの真ん中にある通路を進んでいくと、3つ目のステージが現れます。去年は、中に入れる人数が少なかったため、ステージの手前でライブビューイングも行われました。
ちなみに、コロナ禍以前は、スーパーアリーナの外にもうひとつステージがありました。
メインステージは大体このような感じです。↓
JAPAN JAMについてですが、今年は
大型ステージ 2つのみ
となっています。
こちらについては、それぞれのステージが別にあって、同じ場所から両方のステージを見るのはかなり厳しいです。しかし、今年から両ステージへの移動時間を"0分"としているので、これまでと変わったステージになるかもしれません。
ステージの隣には"フクダ電子アリーナ"があり、巨大な休憩スペースとなっています。
コロナ禍以前は、大型ステージが3つあり、見たいアーティストに合わせて、観客が3つのステージを移動する形になっていました。巨大休憩スペースも昔からありました。
こちらもステージの写真があるのでどうぞ。↓
ひとつ大事なことがあるのですが、VIVA LA ROCKは完全屋内、JAPAN JAMは完全屋外となっています。
そのため、JAPAN JAMに行く場合は、雨対策が必要になるかもしれません。台風などではない限り中止にはなりませんが、土砂降りの中でライブを見る可能性はあるので、そこだけご注意を。
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出演アーティスト
出演アーティストについては、両フェスともかなり似たようなバンドが出演します。ほとんどの有名バンドは、ビバラとJAPAN JAMを掛け持ちしています。
そのため、好きなバンドを追いかけて両方のフェスを見に行くことも多いです。
今年の出演アーティストを見ると、ビバラの方がマニアックなバンドが多そうです。ビバラだけで見ても、例年よりコアなバンドが多いので、アーティストを選ぶ際の趣向が少し変わってきているのかもしれません。
JAPAN JAMの方は、まだ出演アーティストがあまり発表されていませんが、最高に楽しいことは保証されてますね。去年に開催できていなかった分、主催側もかなり気合が入ると思われます。
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チケット
最後にチケットについて話していきます。
VIVA LA ROCKについては、
4日間全部 : ¥35,000
2日間連続 : ¥20,000
1日のみ : ¥11,000
となっています。
JAPAN JAMについては、
1日のみ : ¥11,000
となっており、2日間以上行く場合は下記のとおりになります。
好きな日程の組み合わせで買えるのは、かなりありがたいですね。
「1日1万円は高い!」と思われるかもしれませんが、このようなフェスに出演するアーティストたちは、ワンマンライブで1人¥6000もするような人ばかり。そんなアーティストを1日に10バンド近く、上手く周ればそれ以上を見ることができるんです。
そもそも、人気すぎてライブのチケットすら買えないアーティストも多々あります。"King Gnu“や"ずっと真夜中でいいのに。"など、チケットの倍率が高すぎるようなアーティストでも、フェスでは確実に見ることができます。(ちなみに私は両アーティストとも見て来ました。)
そう考えれば、1万円も安く感じてしまう訳です。こうしてバンドオタクはお金を払ってしまうんですね。あららら。
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最後に-フェスの醍醐味とは-
さあ、ここまで春フェスを紹介してきましたが、興味を持っていただけたでしょうか。
フェスの醍醐味って、色んなバンドを見られることだと思うんです。
好きなバンドを見に行くことはワンマンライブでもできる。でも、名前は聞くけど曲を聴いてこなかったバンド、そもそも知らなかったバンドに出会うことができるのはフェスならでは。
私もフェスに行くたびに、新しくバンドにハマります。やはり、音源ではなく生の音を聴くと「このバンド、素敵だ!」って気付きやすいんですよね。これだからライブはやめられない。
だから、「ライブに行ってみたいけど、なかなか勇気が出ない」という人にこそ、フェスには行ってみてほしい。ライブがいかに素晴らしいか、この世にはなんて素敵なバンドがたくさんいるかがすぐに分かるはずだから。
そこで興味を持ったバンドがいれば、ぜひ彼らのワンマンライブにも遊びに行ってみてほしい。フェスでは味わえないディープな音楽の世界は、それこそワンマンライブならではの空間。それもまた一興。ぜひ味わってほしい。
さあ、春フェスのチケットはすでに発売が開始されている。私もこれからVIVA LA ROCKのチケットを買ってくる。
あなたもぜひフェスへ遊びに行こう。
フェスが楽しいことは、私が全力で保証する。