「大丈夫。オレは敵じゃない」
変なタイトルでゴメンナサイねw
タイトル見ると少しシリアスな空気を纏ってるが
大丈夫ですよ。
読めばわかるんで。
このnoteは普段オレが感じたり思ってるけどわざわざ口にしない
事柄を書いていくものなんで、
共感できる人もいれば、こういう考え方の人もおるんやと思って
読んでもらえれば。
前置きはここらへんにしていきまひょ
さてみなさん、
みなさんは動物は好きですか?
オレね、動物好きなんスよ。
とはいえ、すべての種類の動物が好きってわけじゃない。
だからガチの動物好きの人にしたら「…普通やん。」といわれそうだが、
まぁまぁ一般的な人よりかは動物好きやと自覚してる。
動物を見ると、
ショーウィンドウのウエディングドレスを眺める
ベタなドラマのヒロインぐらい目を輝かせてます笑
今年の正月、みんなが初詣で今年の願いを安全を拝んでる中、
オレは愛知県の犬山にあるモンキーパークいってましたからねw
それぐらいには好きです。
で、ここで本題なんやけど、
オレには1つの秘密というか願いがある。
思えばそれは子供の時からあったモノで
誰にも話してない。
というよりもこのブログの最初に書いたように
わざわざ口にするようなことでもないし
口にしたところで、
「コイツ……なにをいうてんねん…。かわいそうに。不憫なコやで…。」
という風になること必至やからいうてないんやけど笑
「悪意の無いピュアな心で語りかけてたらいつか動物と通じ合えるんじゃね?」ってか、「そんな動物に出会えるんじゃね?」
笑
簡単に言うと動物のことを理解したいし、
オレのことを理解してほしいってことです。
もはや狂ってるでしょw
自分でもわかってるんです。
言うてることがね……ほぼディズニーです笑
しかも、この願いには自分に課したルールがあってw
しつけや世話をして信頼を得ての「通じ合える」ではなくて
初対面やろうがキレてようが純真な心で語りかけて
できればすべての動物になついてもらうってのがミソですw
ちなみに言うと、オレの
0勝320敗ぐらいはしてます多分w
言葉が通じる同類の人間ですら理解し合うことは難しいんですケドねw
でもだからこそ、逆にいけんちゃうん?とも思ってる。
人間は裏を読んだり思惑を勘ぐるでしょ?
動物にはそれがない。
動物にはそれがない。と言い切ってるけど、
喋ったことないから知らんケド…笑
でも動物は感覚が鋭敏でしょ?
オレの思いを感じ取ってくれるかも。
そう信じたい。
完全にディズニー。
思い出すと子供の頃からそういうシチュエーションがいくつかあった。
それを書こう。
昔、住んでた家。その隣に住んでた夫婦が犬を飼ってた。
今でも忘れへんぐらいのインパクトがあった夫婦。
旦那は絵に書いたようなパンチパーマ。
嫁は絵に書いたような茶髪のオバハンパーマ。
一言も喋らんでも、
レペゼン大阪臭がすごかったw
その夫婦が飼ってた犬が「バン」である。
バンは黒い毛並みの雑種で口癖が
ガルルル………と永遠に言うてましたわ。
思えば物心がついてこの時が初めての「通じ合える」を試した時かも。
バンもバイブスはゴリゴリパンチパーマでしたね笑
見境なくほえてましたからw
そんなある日、いつものようにバンにほえられる。
でもその日のオレは違った。
別に何か転機があったわけでもなく
オレにはアニキがおるんやけどその時は2人で
バンに近づいてみる。
いつものようににガルルル…と言っている。
そこで初めて心のなかであの言葉を唱えて
手を差し出す。
大丈夫。オレは敵じゃない。
バンは一瞬、察した顔をした。……フリをしたw
次の瞬間、
こめかみにドーーーン!!!からの耳らへんガブッ!!!!!
こめかみに犬パンチをお見舞いして耳らへんに噛み付いてきた!
そう!
手を差し出したオレじゃなくアニキのw
だからワンチャン、オレだけは敵とみなさへんかった可能性もある笑
それが最初の記憶。
その後のバン?
覚えてない。
でも何年かして引っ越していきましたね。
結局それ以降、バンに近づくことはなかったけど
最後まで心にパンチパーマしてました笑
オレが住んでたとこには1キロ圏内に2つの小学校があって、
WとKという小学校があり、オレはW小学校に通ってた。
いつもは通学路を通って学校に行くけど
あそびに行く時は近道ってこともあって
K小学校近くの道を通って公園に、友達の家に行ってた
記憶がある。
まぁボクらからしたら校区外になるんですが。
そこを通ってあそびにいってました。
そこで少し話がそれるけど、
今ってあんまり野良犬見いへんようになりましたよね?
少し疑問なんですよ。
なんやったら今は野良ネコ見ることのほうが多くないですか?
なんでやろ?
一昔前はゴリッゴリッの野良犬めっちゃおったですけどね。
そして話にもどるんですけど、
そのK小学校近くの道通ってた時に
道の10Mぐらい先におるんですよ。
そのゴリッゴリッ野良犬がw
ちなみにオレのいうゴリッゴリッの野良犬って
こんなんです。⇓⇓⇓⇓⇓
こんなん普通に道におったっすからね笑
右から3番目の犬に至っては泣いてますからね笑
今の若い世代にはわからんと思いますけど
マジで一昔前はおったんですw
そんな犬が10M先におるんです。
その道は通りたい…でも怖い。
そこで使う時がきました~
伝家の宝刀!
大丈夫。オレは敵じゃない。笑
とはいえ、今回は手を差し出すわけもなく、
道の端を悪意のない心で大丈夫。オレは敵じゃない。と
念じながら通るだけの簡単なミッション。
余裕で通用しませんでした笑
めっちゃ追いかけられましたからw
脚力には自信あったけど相手は犬ですからね
もう必死ですw
走ってるオレのケツに犬の鼻の感触ありましたからw
クルマがガンガン通る道をノンストップで横切るっていう
荒業使って助かりました。
犬ビビって途中で止まりましたから。
オレの勝ちです。
いや、厳密にいえば「大丈夫。オレは敵じゃない。」が
通用しなかった時点でオレの負けですw
それ以来、その道通らんようになったんですけど……。
時が経って、中学生になったんですけど。
オレの通ってた中学が3つの小学校が集まるんですが
通ってたW小学校とK小学校も中学では一諸になるんです。
そこでK小学校出身のO君と友達になるんですが、
ある日、家に遊びに行くことになってソイツの後について
歩いてたんです。
歩いてて途中で「ん……。」ってなったんですけど、
忘れもしいひん。あの野良犬に追いかけられた道にきたんです。
そして、
驚くことにあの犬がいまだにその道におったんです!
「えっ」
ってなるでしょ?笑
そして、こっちをジッと見てる。
オレは心のなかで「くるで…くるで…絶対ヤツはくる」
そして、
やっぱきたっっっっっっー!!!
ってなって、
こっからはもうスロモーションですよw
オレはもう構えてたから逃げる気マンマン。
O君を見る。
O君は動じない。
犬は迫ってくる。
オレは反対を向く。
O君はじっとしている。
オレは「コイツ狂ってやがる。」と心で思う。
それでも犬は迫る。
O君がやっと動き出す。
「遅い!それじゃあもう遅いんよO君。」と心で思う。
犬はすぐ近くに迫る。
「グッバイ…O君。」と心で思う。
何を思ったのかO君がゆっくりと向かっていく。
犬はO君に飛びついた!
グッバーイ!!! Oくーーーーん!!!!!!
犬がO君のことをペロペロペロペロ
お前の飼い犬かーいっ!!!!
ってなってもうコントですよ笑
ベタに「ゴン」って名前でしたからね笑
なんか余計に腹立つw
O君が「ゴンは頭がイイ。」的なこというてましたけど、
どう見積もってもアホ犬でしょ笑
あと首輪つけろっ
そんな動物と通じ合うを密かに願うが
これまでうまくいった試しがないんです。
それでも繰り返すのはやっぱ動物が好きやからやと思います。
そして、先日です。
家で寝て起きたら、いつも鳥の声がするんです。
基本はスズメです。
まぁみんなにもよくある日常の1コマやと思うんですけど、
その日だけは少し様子が違ったんです。
寝てて起きた時にけたたましく鳥が鳴いてる。
スズメではない。
名前も知らん鳥。
何事?
とは思ったけど、起きたてやったからテレビ見てゆっくりしてたんです。
でもずっとけたたましく鳴いてる。
さすがに気になって外に出るとオレが住んでるところの上を
ずっと泣きながら飛んでるんです。
なぜ「鳴きながら」じゃなく「泣きながら」と書いたかといえば、
鳥の声を聴いて悲しみとか心配が混じってる。
そう感じたからで、
その考えでいえば、オレは動物の気持ちを少しは理解できたのかも
しれん。
鳥が飛んでるところの真下辺りをたどると溝があるんですけど
その溝の中を端から注意深く見てて
事情がわかったんです。
溝の中にヒナが3羽じっとしてました。
巣から落ちたのか?
でも心配はそこじゃなく
この地域には野良猫が結構おるんです。
そこが心配やった。
助けたらなアカン。
そう思ったんですけどヒナは飛べない。
親鳥はずっと泣いてる。
どうしようか考えたんですけど、
とりあえずヒナを捕まえな始まらん!と思って
逃げまどうヒナを捕まえたんです。
両手に1羽ずつ、足元に1羽捕まえた状態で
オレは
「大丈夫。敵じゃない。」
と念じて、「おいっここやぞー」
「子供大丈夫やぞ!」って声にしてみたんです。
なんとか助けたい一心やったんすけど、
親鳥からしたら
我が子を鷲掴みにしながら人相の悪い進撃の巨人がなんかさけんでるっ!!!何言うてるかわからんけど、おそらく子供を握り潰す的なことを!!!
ってなったんでしょうね。
攻撃しようと低空飛行しだした笑
なんか敵とみなされてるのが伝わって
「ちがうぞっ!何もせえへんぞ!」って鳥に向かって
いうてましたからね笑
ヒナ鷲掴みで笑
もうね…
少し小高い草むらにヒナ3羽離しました。
あの鳥たちがどうなったのかはわからんけど
今はどこかの空を飛んでると思いたい。
もうオッサンになったけど、
多分オレはずっと変わらんと思います。
動物達に。そして人間にも。
「大丈夫。オレは敵じゃない。」
って言い続けると思いますぜ。
TABACHI
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