音楽を聴くということ。
みなさまいかがお過ごしでしょうかー?
音楽ライフを満喫してますか?
以前のブログにも書いたんですけど、
オレが思うに、音楽ってヤツはその人の人生に
少しだけ彩りを与えてくれるモンやと思っている。
その彩りを与えてもらった人が
次は自分が与える側になってずっと続いていくモンやと
思っている。
オレは歌うようになった今も
現在進行系でいろんなアーティストに彩りを与えてもらってる。
それは多分、どの有名なアーティストでも同じやと思う。
そして自分の音楽の幅を広げてまた新たな曲が
生まれてくるんやから。
ジャンルなんて壁は取っ払って色メガネなしで
純粋に心が揺れた音楽を今も聴いている。
これっておかしいもんで歌いだした若い時はこの当たり前のことが
なかなかできへん。
それは多分、自分の今いるジャンルに固執するあまり
変なプライドみたいなモンが邪魔してしまってたんかな〜
とも考える。
少しづつ年齢を重ね
競い合う相手が「vs誰か」じゃなく「vs自分」になった時に
狭い世界で音楽をしてたことに気付かされる。
そしてまた新たに再発見させられる。
いろんなジャンルの音楽に。
その中には歌う側の人間として食らう曲もあれば、
シンプルに聴く側として食らう曲もある。
今回はそれについて書こうかな。
新たに食らった、改めて食らった音楽の話を。
今回は女性アーティストに限定して。
・ XG
これね、めっちゃ言いたいっ!笑
「なにを?」って思うかもしれませんけど、
以前ね、自分のライブで曲の合間にオレよく喋るんですけど、
そこで話の流れで最近よく聴くアーティストは「XG」って言うたんです。
どんな反応やったと思います?笑
全員ポカーーーーーーーーーーーーーーン笑
フロア中シーーーーーーーーーーーーーン笑
静寂がフロアを包み込みましたからw
その3秒後に……
「誰やねんっ!笑」
って言われたんですw
オレそんなに認知されてないと思わんくて
「自分のライブの時間使って説明してやろうかっ!」
と思ったんですけど笑
今回はそのリベンジですw
自分がヤバいと思ったモンは知って欲しいですしね。
XGに関しては最近でこそyoutube等でとりあげられたりしてますけど
オレがXG聴きだしたのは1年以上前です。
(これがオレはみんなより先に聴いてたから〜的な音楽マウントです笑
時々いますよね笑)
でもみんなより先に聴いてたからというよりも
最近youtubeで取り上げられてるのを見てて、
自分の音楽を聴く耳が間違ってなかったことへのマウントですかね。
でも勘違いしないでほしいのは曲のヤバさと
これから売れるかどうかは別の話。ってことです。
悲しいことに比例しないことは多々ありますから。
最初に聴いた時に食らって
その時はすべて謎のベールに包まれてたんで調べましたよw
簡単に、
XGは7人組のHiphop / R&Bのガールズグループで全員日本人。
avexと
XGALX(エックスギャラックス)という会社を立ち上げたサイモンとの
共同プロジェクトでXGが誕生。
それから5年間、歌、ダンス、語学の修行の末デビュー。
拠点は韓国。
リリックはすべて英語で、
明らかにUSをマーケットに見据えている。
とまぁこんな感じなんですけど、
こんな経歴だからなのか
いろんな媒体で取り上げられるもアンチが湧いてきてるらしいです。
それはブラックミュージック特有のというか…
アイドルのヒップホップって…とか。ストリートから出てきたわけでもないのに…とか。
今回オレがいいたいのはこの部分です。
まず、これ言うてんの誰なんでしょうね?
仮にアーティストが言うてるとしたら
間違いなく
そんなヤツの歌ヤバくないでしょw
なぜならヤバい曲とそうじゃない曲を聞き分けられへん耳の持ち主
やからです。
ってことは歌を書くその感性も怪しくないです?
それにね、アイドルのくせに…とか、ストリート出身でもないくせに…
とかってそれはあくまでもバックボーンの話なんですよね。
曲がヤバいか、そうじゃないかとは別の話なんです。
よそからバックボーン持ち出して評価する時点でダサいです。
そしてアンチが音楽を聴くリスナーの場合、
ヒップホップの歌い手がストリート出身じゃないとアカンとする
ルールがあるなら
聴く側もそうじゃないとおかしくないです?
アンチ飛ばしてるヤツはストリート出身なんですかね?
仮にそんなルールが存在してたとして
そんなもんはもっと以前に、
誰でも曲が配信できるようになった時点で
崩壊してますよ。
アイドルなのかもしれんしストリート出身じゃないかもしれんけど、
10代のそこいらのキッズが青春を謳歌してる多感な時期に
先がどうなるかもわからん夢のために5年間も表に出ず
修行に捧げることのほうがそこらのアンチよりもよっぽど
ハードコアな生き方してますけどね。
言いたいことは、
オレが音楽を聴く側として意識してることは
音楽はどこまでいっても所詮は音楽なんです。
ヤバいかそうじゃないか、いい曲かそうじゃないか。2択しかないと思ってます。
何回もいいますけど、これはオレが聴く側としての話です。
でも曲を聴く側の人にはそうあってほしいと思ってます。
余計な情報は曲の良し悪しの後でもエエし、
そうじゃないとシンプルに音楽を聴く耳って曇ってくるんですよ。
その2択の後にこの曲の何がヤバいのか考える。
ヤバいと思わんかった曲に関しては本来なにも言うことないでしょうし
聴くことなくなるでしょうから。
これがわかってるから
歌い手としての自分に活きてるんです。
そしてリリックを書く。
2小節書くのに前後のリリックと合うよう何十回も書き直す。
フロウに違和感あれば何十回も書き直す。
それの繰り返しです。
なぜなら聴いてほしいからです。
ヤバいかそうじゃないかの2択の前に
そもそも聴いてもらうことのハードルが高いもんで。
余計な事考えるのはアーティストがすることで
聴く側はただ混じり気のない耳で聴いてくれたらエエ。
じゃあXGの話にもどりましょ
最初に聴いた時に食らったのはラップスキルの高さと
シンガーのウマさ、
どこかしら90's後半〜2000's前半あたりの
ヒップホップやR&Bの匂いがしたからです。
言葉の歯切れの良さ、オケとフロウの相性。
曲を聴いてて、
どこの位置にどの言葉を持ってくるかの勘というか
心地良さがどの曲を聴いててもある。
わかりやすく例えるなら、
「ここの部分、聴いててなんかクセになる」ってとこが
必ずあるんです。
とはいえ、オレも全曲聴くってわけじゃなく
好きな曲しか聴いてないんですけどね。
仮にXGに別にリリックを書くライターさんがおるとして
その人もヤバいです。
ちゃんと個々の持ち味が活きるリリックやなって思います。
仮に本人達が書いてるとしたら末恐ろしいです。
多分、みんながそのうち知ることになりますよ。
噂に聞く韓国の芸能の闇につぶされなければw
・ 竹内まりや
オレね、ずっと聴いてるんです。
オレの思う日本の3大ディーバやと思ってますw
竹内まりやを語るのはおこがましい(-_-;)
でもリスナーとしての自分もそうなんですけど、
むしろ歌い手側の自分が欲してしまう。
それはなぜかというと、
圧倒的な情景描写のヤバさ!!!
聴いてたら浮かんでくるんですよ。
そのシーンが。
それも鮮明に。
オレが思うにエエ歌、ヤバい歌の1つの条件として
「歌い手とリスナーが同じ場面を共有できてるか」
っていうこと。
歌い手が描く場面がリスナーにも見えてるってことが
オレの思う条件。
逆に場面を思い浮かべさせられへん歌には興味がないです。
オレの場合。
(稀にそうじゃなくてもヤバい歌ありますけど、
このあと紹介します)
竹内まりや…いやっ!もうまりや様ですわw
まりや様のヤバいとこは細かいディテールまで
繊細に書いてるとこです。
そこでオレの推し曲は
「マンハッタンキス」「元気をだして」「シングル・アゲイン」
もっと名曲あるんですけどね。
聴いてみてほしい。
今の若いコに響くかは……知らんっ笑
・ 鬼束ちひろ
ヤバいヤバいヤバいヤバいっ!笑
って言われそうですけど
本当にヤバいのは鬼束ちひろの素行じゃなくて
そのアーティスト性ですよ。マジで。
そして詞の内容、理解できへんとこだらけやけど
聴いてまうんです。
これはリスナーとして完全に引き込まれてます。
歌唱力というか表現力がコワいくらいヤバいけど
ライブ映像とか見てまうんです。
あとピアノと歌だけで勝負してたりするんですけど
逆になくて正解って思えるほど歌に力があるんです。
オレがこんなん語るのもおこがましいですけどね。
「私とワルツを」「めまい」
ヤバいです。
・ 椎名林檎
もう語るのやめます笑
それぐらい今もトップランナーですから。
よく聴いてる曲だけ
「ありあまる富」「NIPPON」「獣ゆく細道」「目抜き通り」「長く短い祭」「人生は夢だらけ」etc…
もう語りませんので聴いてほしいですw
っとまぁ自分の人生を彩ってくれた
自分が音楽をやる上で影響を受けた
女性アーティストです。
後半は文章もだいぶ足早でしたケド笑
全然、ジャンルちがいますけどねw
でもオレの泥臭い音楽の根底には
こういう音楽があるのは事実で、
そりゃレゲエ、ヒップホップやR&Bを語りだせば
noteじゃ足りへんぐらいあるんですけど今回はやめときますw
この日本という国は(ほかはあんまり知りませんケドw)
音楽やエンタメに関しての見る側、聴く側の
視野がめっちゃ狭い気がします。
これはディスではなくて
多分、自分が見る、聴くジャンルに対する思い入れが強い結果、
このジャンルが一番!他は知らんっ!
と思ってしまうからなんでしょう。
今の時代、流れてくるヒット曲さえ押さえてれば
会話は成立するし、時代に乗り遅れることもないんでしょう。
でも音楽ってそういう聴き方じゃないですよ。
どう聴こうが自由ですけど、
周りとズレてようが
時代に乗り遅れようが
心が揺れたモンが自分にとっての音楽です
今回はマジメに書きすぎたかな?笑
音楽に関してはおふざけナシでゴメンなさいm(_ _)m
近いうちに新しい曲録りにスタジオいこかな。
TABACHI
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?