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青色発光ダイオード開発者  天野さん

先日、偶然、NHK 「アカデミア」で天野浩さんの特集を見た。
2014年に青色発光ダイオードの開発で赤崎勇さん、中村修二さんとノーベル物理学賞を受賞している。

光の三原色は赤、緑、青。
赤と緑は1960年代にすでに開発されていたが、青はなかなか難しくその後30年の時を要した。
そのため、かさばるブラウン管がどうしても必要だった。

天野さんは、何とか薄型のモニターに、という思いから「青色発光ダイオード」の研究を続けた。
大学卒業後は就職を考えていたそうだが、赤崎教授にその才能を見込まれ、共に「窒素ガリウム」を利用した発光ダイオード開発に取り組むことになった。

ところが、当時は研究室あたりの研究費が300万円程度という低予算。
そのため、実験装置も手作りせざるをえない状況だった。
その部品の調達もなかなか大変だったらしい。

青色発光ダイオードは、基盤となるサファイアと「窒化ガリウム」を固着させることがネックだった。
天野さんは元旦以外の毎日、研究室にこもり、試行錯誤。
1,500回以上の実験が繰り返された。
その様子から天野さんの研究室は、「不夜城」と呼ばれたほどだった。

この番組の再放送が1月14日(火曜)にある。
NHK 「アカデミア」      15:05から15:35
もし、時間があったら見てほしい。
今、私達が薄型テレビや便利なスマホを使えるのもこの研究が不可欠だった。


https://www.meijo-u.ac.jp/nobel-prize/akasaki-amano.html
https://www.nhk.jp/p/ts/XW1RWRY45R/episode/te/P19R3LR9VL/
https://www.youtube.com/watch?v=GkS3YVwupq4

#青色発光ダイオード   #天野浩   #赤崎教授   #ノーベル賞

#アカデミア    #名古屋大学         #名城大学

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