【特別編】公開!『仕事文脈vol.19』企画会議・その1
『仕事文脈』次号vol.19は11月下旬発売、現在取材・編集真っ最中です。特集を決める企画会議を、7月中旬に行いました。コロナ禍になって4回目の発行となる今回、いよいよ五輪直前、感染急拡大の中、東京と関西を結んで話し合った模様を、数回に分けてお届けします!
(参加者:発行人・宮川、特集班チーフのライター・小沼さん、今回から参加、連vol.16まで連載していたライター・浪花さん)
いろんな人がゲリラ的に野菜を作っているのが目について
宮川:今回「グレー」というのが気になる、ということになりまして。辻本さんとちょっと話してたのは、私が友人と野菜畑をやっているんだけど、民間とか自治体が貸してるのじゃなくて、川沿いでなんとなく畑やってるエリアがあって。うちは一応地主さんがいるんだけど、他の人はどうしてるのかよくわからないグレーな場所。土手があってその下なんだけど、土手は国土交通省かな?が管轄みたいで、何ヶ月に一回草刈ってきれいにしてるんですよ。でも土手の下は管理の手は入ってなくって。でもみんなめっちゃ本格的にやってるんです(笑)
浪花:へ〜、すごい。
宮川:まあそんなこんなで、いろんな人がゲリラ的に野菜を作っているのが目について。「汽水空港」という鳥取の本屋さんは、結構大きいところを「ターミナル2」って名付けてもっとどんどんやってきたいって。『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』のヤマコンさんは沖縄に移住して、そこらへんにオクラを撒いたりしてるって言ってた。「生活綴方」という横浜の本屋さんは、古い物件の庭のところを農園にしていろんな人が関わってZINEを作ったりしてました。
浪花:おもしろい。
宮川:ちゃんと借りてとかじゃなくて、結構適当な感じで始めてるっていう。自分と似たり寄ったりだから目に入ったのかもしれないけど、でもきっといるだろうなって。コロナでベランダ菜園始めた人は増えたみたいだし。
小沼:これって野菜が多いんですか?
宮川:なんか野菜が多いですね。お花をきれいに育てるとかじゃなくって。
小沼:海外で勝手に花を植えるみたいなのってありますよね。なんかでみたような気がするな。
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