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【特別公開!】『仕事文脈vol.25』企画会議・その2(後編)

『仕事文脈』12月発売のvol.25会議第2回、後編です。もう一つの特集「複業」を中心に話し合っていきます。特集それぞれ別のテーマだけど、両方の要素がある、ある面ではつながっている、という企画も出てきました。

参加者:編集チーフ・小沼さん、編集スタッフ・浪花さん、関口さん、丹野さん 発行人・宮川

●全然違う仕事の複業

浪花 複業の方の寄稿で、山本佳奈子さんという方を挙げました。「オフショア」っていうアジアの文芸誌を作ってらっしゃってて。フリーで編集とか執筆の仕事もしつつ、バイトをずっとされてるらしいんですよね。最近もTwitterに、年に3回バイト変えてるとかバイトのことを書かれていて。いろんな仕事を掛け持ちされてると思うんですけど、スキル的な意味で副業してるってよりも、もうちょっとリアルな実感を持って、いろんな仕事をされてるのかなと思って、寄稿で書いてもらえると面白そうです。

小沼 山本さんの寄稿は読んでみたい。つらさもありつつ、「オフショア」のことだったり、自身の発信で何かあれば書いてもらってもいい気はします。

浪花 そうですね、なんか結構自由にテーマを投げてもいいのかなっていうのと、『仕事文脈』と姿勢的にも合いそうなきがします。

小沼 ライターさんって、文筆だけで食べてる人ばっかりじゃないなっていう印象はあって。それこそ和田静香さんも、もともとはパン屋さんとかで最低賃金で働かれてたって書いていたし、若い世代でも全然いるだろうなって思います。いるけど、あんまりそれを表に出さない人も多い。山本さんみたいにSNSとかで言っててっていう方に書いてもらえるのは、山本さん個人の話でありつつ、山本さんだけの話じゃないようなものが滲んでくるんじゃないかなっていう感じがします。

関口 元々Webメディアでずっとこの「オフショア」をやってて、それをWebから紙の方に移すという形で数年前からやり始めてるので、メディアの編集者としての歴は長いはずですね。

浪花 そうですね。ずっと続けている仕事としては多分編集者、ライターで、プラスでバイトなのかな。どういう仕事かわかんないですけど、車を運転するバイトを始めたみたいなことをブログで書かれていたので、全然関係ない仕事もいろいろしてるんじゃないかなと思って。その辺を書いてもらってたら面白いんじゃないかなと思ってます。

●集まるのが辛くなる?

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