クリエイティブで連帯、反戦/木村りべか、塩澤安澄、山口法子、Super-KIKI(仕事文脈vol.24)後編
デモやスタンディング、SNS上でのアクションなど、オフライン・オンライン問わずさまざまな場面でパレスチナへの連帯や反戦を示す取り組みが続いている。そんななか、イラストや漫画、刺しゅう、パッチワークなど、ものづくりとともにアクションを起こす人も増えたように感じる。今回ごく一部ではあるが、自らの表現方法で反戦を訴え、その声を広げようと取り組むクリエイター4名に参加してもらった。メッセージを波及させ、連帯を可視化させるクリエイティブの力をあらためて考えたい。(取材:浪花朱音)
Questions
ガザでの虐殺など、昨今の情勢に対しどのようなものを制作されましたか?
デザインや形式、販売・配布方法などはどのように決められましたか?
作る際に意識されたこと、参考にしたものがあれば教えてください。
作ったことで、なにか反響・影響はありましたか?
個人書店と共同でアクション。声を上げるきっかけを目指して/山口法子さん(絵描き)
1)①最初にナツメ書店さんとポスターの取り組みをスタートした時の1枚目のポスター。
②ポスターのお取り扱い店が約50店あり、多くは個人書店さんなので「しおり」を作り裏側にパレスチナへの連帯行動のQRコードを印刷しました。
ポスターをご購入いただいた方へ、さらに行動へと繋げて欲しいという願いでナツメ書店さんと制作しました。
現在は幅広く配布してくださる方を募集して、お送りしています。
2)昨年の11月にガザで起きていることに対して何かしなければと「All children in Palestine are our children」という言葉とともに絵を連作で描き始めました。その後ナツメ書店さんと相談して、一緒にアクションを起こそうとポスターの取り組みを始めました。全国の個人書店さんなどで販売いただき、原画も希望店へお送りしています。今年に入って、さらに停戦のために行動する方を増やしたいという思いから「しおり」を制作。裏に「パレスチナへの連帯行動」をまとめたQRコードを印刷し、現在は広く配ってくださる方を募集してお送りしています。
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